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今日は太宰治・生誕100年目の誕生日 男と女 映画「人間失格」

2009-06-19 | 雑学
今日は何の日かご存知でしょうか?

太宰 治(だざい おさむ明治42年(1909年)6月19日 - 昭和23年(1948年)6月13日)はが生まれた日であり、遺体が見つかった日でもあります。
しかも今年はちょうど生誕100年に当たります。

太宰治は1933年より小説の発表を始め、1935年に「逆行」が第1回芥川賞候補となり
ますが、最後まで芥川賞は取れませんでした。

主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『斜陽』『人間失格』など。
諧謔的、破滅的な作風で、坂口安吾、石川淳などともに新戯作派、無頼派とも称されました。大学時代より自殺未遂、心中未遂を繰り返し、最後は1948年玉川上水にて山崎富栄
とともに入水自殺しました。

今年は生誕100年を記念していくつも映画化されるようです。
その一つ「人間失格」(監督荒戸源次郎)の製作発表が18日、都内のホテルで
行われました。主演は生田斗真


太宰が男女の違いについてイロイロ語っており、
これがなかなか面白いです。

よく「月とスッポン」とかいって、まったく違うことをたとえで表現しますが
太宰は、男と女は「○と○ほど、ちがう」と書いています。
さて、何と何ほど違うのでしょう?



「女人創造」という本に書かれています。

答えは





「馬と火鉢ほど、ちがう」

でした。

こう書かれてますね

「男と女はちがうものである。
 それこそ、馬と火鉢ほど、ちがう。
 思いにふける人たちは、
 これに気がつくこと、甚だおそい」


また、こうも書いています。

「僕はね、人類、猿類、などと動物上の区別の仕方は、
 あれは間違いだと思っている。
 男類、女類、猿類、とこう来なくちゃいけない。
 全然、種族がちがうのだ。
 からだがちがっているのと同様に、
 その思考の方法も、会話の意味も、
 匂い、音、風景などに対する反応の仕方も、
 まるっきり違っているのだ。

 女のからだにならない限り、絶対に男類には
 理解できない不思議な世界に女というものは
 平然と住んでいるのだ」

             (女類)



いやはや、

男と女の 間には 深くて暗い 川がある

誰も渡れぬ 川なれど エンヤコラ 今夜も 舟を出す

  「黒の舟唄」



生田斗真が太宰治、森田剛が中原中也 - goo 映画
生田斗真が太宰治、森田剛が中原中也 - goo 映画

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