幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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もし念力で人を殺せたら?  バルザックの名作「ゴリオ爺さん」

2010-09-06 | 煩悩


フランスの文豪、バルザックの代表作『ゴリオ爺さん』は、

モーム『世界の10大小説』にも選ばれています。

その中にこのような一節があります。


「シナの労大官を、パリから一歩も離れずに、

 ただ念力だけで殺して大金持ちになれると

 したら、さて読者はどうするかと、作者が

 たずねているくだりがあったのを覚えて

 いるかい?」

   ※この、作者とは、ルソーのこと。

          《バルザック著「ゴリオ爺さん」より》


つまりは、

身も知らぬ海外の人物を殺すことによって

大きな利益をえることになり、しかも証拠が残らないとしたら、

あなたはどうしますか?

という問題ですね。


どうでしょう??

ちょっと怖い問題ですよね。

ふつうは「お金を得るために人を殺すなんてとんでもない」

という反応でしょう。


しかし、念力で人を殺すのは、別にお金のためとは限りません。

たとえば、あなたが日々、嫌がらせを誰かに受けているとして、

それが、自分の限界値を超えるとことまで来たとしたら。。。

その害が、自分だけでなく、家族に及ぶとしたら。。。

ある人物がいなくなれば、会社を辞めなくてすとしたら。。。


いろんな場合が考えられますが、

その願い(祈願ともいうべき願い)を叶える力を

あなたがもっていたとしたら。。。



「さるべき業縁のもよおさば、いかなる振る舞いもすべし」

とは歎異抄に出ている言葉。

縁がくれば、どんな振る舞いをもするのが人間ではないか、

このようなことだけは絶対にやらないといいきれない親鸞だ、

と言われています。



自分がそんな人間であることを知ることにより、

人間観が変わり、世界観が変わり、人生観が変わり、

本当になすべきものは何か、のヒントが見えてくるかも

しれません。



本当の自分を知り、

本当の生きる道を知る。


仏教にはそんなことが教えられています。


もう少し知られたい方は、コチラをごらんください。

  ↓↓↓

http://www.shinrankai.or.jp/koza/bukkyo.html
















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