ウィトラの眼

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平成20年版 情報通信白書

2009-07-27 10:40:46 | Weblog
図表1-2-4-5 米国の情報通信資本ストックの推移

ウィトラコメント: アメリカの同様のストックの変化です。総額のカーブは似たようなものになっていますが、内容にはかなり違いがあります。まず赤線で描かれた民間の総資産における情報通信ストック比率です。アメリカでは日本よりはるかに高く、2006年で8%を超えています。
また内訳も、コンピュータ39%、ソフトウェア、31%、通信機30%となっており、通信機器の比率がはるかに日本より高くなっています。
どうも、アメリカでは減価償却費を実際の耐用年数に合わせて変えているのだが(通信機器が一番長く、次がコンピュータ、そしてソフトが短い)、日本では一律になっているのが原因ではないかと思います。事実だとすると、日本の通信オペレータは税金面で相当に優遇されていることになります。

絶対金額も日本とアメリカでは桁が違いますね。

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