毎月我が家のポストに届くものがあります♪
それはこれ♪
「aff(あふ)」と言って、農林水産省が発行している情報&広報誌で・・・
農業や林業、水産業などの第1次産業に関しての情報が満載♪
*ちなみに、「aff」の意味は「agriculture(農業)」「 forestry(林業)」「fisheries
(漁業)」の頭文字をとったもの。
そしてこの「aff」の目的は、「消費者」と「農林水産業関係者」と「農林水産省」を結びつけると言うもので・・・
一消費者にしか過ぎない私にもわかりやすく、「へ~~っ!」って驚くような楽しい内容が
いっぱいです♪
ポストに入っているのを見つけると、毎回ワクワク♪
で、今月号の特集は「野菜をめぐる新しい動き」
植物(野菜)工場についてです。
私が初めてこの植物工場の存在を知ったのは、かれこれ5年ほど前のこと。
ベジフルの勉強会で「キューピー工場」(そう!あのマヨネーズの)を見学しに行った時の
ことでした。
(キューピー(株)では独自に開発した植物工場がありました)
土を全く使用せず、建物内で人工光を使って栽培されるお野菜(この時はレタスでした)
穴のあいたプレートのようなものにレタスが植えられていて、プレートの表には青々とした
レタスが生えているけれど・・・
その裏側には、根っこが「うらめしや~~」のお岩さんの髪の毛のように、むき出しに垂れ下がっていました。
で、この植物工場の利点はと言うと・・・
・温度、光、養液などの環境条件を管理できるため、天候に左右されることなく(台風だって
ないですもんね)一年中安定して生産できるということ。
*素晴らしい!だって、今の農業では天候によって生産量や味まで変わってしまうんだ
もの。
・無菌室で育てているため、農薬を使用することがなく、安心であるということ。
*うんうん!みんな農薬を敵視しているものね。
・農薬や土を使わないのでキレイなため、洗わずに使うことが出来るということ。
(濡れていないので、サンドイッチやハンバーガーに使うのに最適とのこと)
*ほんと!ほんと!虫がついているのはイヤだし、泥だってイヤだものね。
そして、高齢者や障害者の雇用にもつながるんだとか。
*確かに!確かに!農業は大変だからって継ぐ人がいないから、将来は生産者さんが
いなくなっちゃうかもしれないし。
色々な問題が解決する!って今話題の植物工場。
平成21年4月現在では、全国に50か所もこの植物工場があるそうです。
これからもますます増えるかも♪
でも・・・・・・・
でも・・・・・・・
本当に本当に・・・
これでいいのかな~?
ある意味、工業製品だから、技術革新で劇的に値段が下がってくるだろうけど、
そしたら、葉物を作る農家なんかいなくなるよ。
国は、農家を増やそうとしてるくせに、植物工場も推進してるんだもん。
場当たり的と言うか、将来のビジョンがわからん。
企業側も色々と自己正当化する理由をつけるけど、
しょせんは金儲けだもんなぁ。
別に金儲けを批判するつもりもないけど。
日本は太古からの農耕民族だし、これからどんなに技術が進もうが、農業っていう職業はなくならないと思う。たとえ、農業者人口が減っても完全にはなくならない。
技術の進歩って言うのはすごいね。
これからは、何を農家が自分達のセールスポイントか考えて、もの作りから営業、販売までしないといけない。本当に頭が悪くては出来ない商売だね(笑)
「引退したら農業がしたい」と言った、ハトヤマさん。
仮に野菜工場が近年爆発的に増えて、普通の百姓が減ったとして。
きっと、クワ持って畑にでないで、工場作ってしまうんだろうね(笑)
スーツきて百姓するにはそのほうがいい。
もっともっと言って!もっともっと語ってよ!
消費者も(国もだけれど)生産の現場を何も知らないのよ。
以前の私がそうだったからよくわかる。
でもとっても知りたがっているのも事実なの。
確かに色々な消費者がいると思うけれど、私みたいないい消費者もいっぱいいると思う(笑)
仲良しになろうよ~!
あっ!私たちはもう仲良しだった(笑)