過剰摂取のわけ。

　なんか　ここに来て季節も政界も足踏みしている感じ。
季節は決して後戻りしないけど、ただ今の時というものに心残りがあるように、時々振り返っては足踏みする。
　年度末を迎えるというのに政界は有効な知恵もでず、行ったりきたり、私は思うんだけど、福田首相ってねじれ現象を全然わかってないんじゃないかと。
最終的に衆議院で三分の二という数を行使しさえすれば、いざという時は何とかなると。そう思って何の手立てもせず、のんびりと構えているんじゃないかと。
それじゃ困るのよね、でもこれで四月から少しの間でも　ガソリンが安くなるのよね、ちょぼちょぼ継いでおこう。
しかしナンですね、小沢さんと福田さんって同じ穴の狢だからって、なんかよくわからないまま　もやもやと、ボケとツッコミをやっているような気がするんですけど。

早く国民の「もやもや」解決してくれ～。切なる国民の声です。

　さて、ここからは何時もの食べる話。
仕事から帰ると、唯一の楽しみは風呂上りの一杯。濡れ髪にタオル巻いてまるで親父状態。
今となってはこれしか楽しみがないというのは、考えてみると悲しいよね。

親不孝の私は何やかやと文句を言うが、それにもめげず、というか「我が子ゆえ仕方あんめぇ」と諦めの境地でか、安光姫が、いつもお酒の肴を作って待っていてくれる。
昔、大昔、餃子屋をしていた話はいつだか書いた。
で今日は餃子を作っていてくれた。なんか、形がいいのよね、悔しいけど私はこのようには出来ない。

お風呂に浸かって鼻歌歌っている間、焼いてる音と共に、微かに漂ういいにおい。
しかし、安光姫は食糧難の戦争時代を経験しているからか、なんでも量が多い。
「焼きようが、多いよ。もう少し食べたいなくらいが丁度いいのよ、あとは寝るだけなんだから、だから太るのよ。」「残せばいいよ。足りないのは嫌なのよ。」
いつもこの会話。

そりゃ私だって　自制心があれば「これだけ！」と決め残しますよ、しかしビールと一緒に、本を読みながらつまむと、気がついたらなくなっているんです。まるで何かに取り疲れたように、ひたすら箸ですくって餃子のタレの入った小皿につけると、一度に二個くらい口に入れる、次にビール、また餃子、連続三つ目あたりから、気持ちの底がヒリヒリしてくると、もう自制心なんかどこ吹く風、次にビールを口にする時、過剰摂取、過剰摂取と本能が警告する。それを無意識に片手で振り払う仕草をする。しかし全く危険な味だ。
半分残つもりだった、しかし、う～ん　１つくらいなら、まだ八個しか食べてない、もう１つくらいなら、いやいやそんな不埒な事考えてはいけない、しかし本能は口をあけている。迷い箸はいけないと　おばあちゃんは昔私に厳しく行った。なら迷わずもう１つ。
ああぁ・・斯くしてお皿は空なのです。

だからいったでしょう！始めから無ければ、こんな自制心との葛藤も無いのです！
体脂肪との葛藤もないのです。


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