「そうそうあれ咲いたかな?」
暖かくなると気になるご近所の猫柳。
油断していたら もう開ききって本当に猫ちゃんみたいに丸くなっていた。子ネコの毛のようなつやつやした穂から黄色い雄しべが覗いていた。ミツバチマーヤが早速ご馳走に飛び回っていた。(写真をクリックして下さいね。)
早速調べてみた、花言葉を。
「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」
なんだかこれらの言葉にどのように繋がりがあるんだろう。よくわからないが、早春の風物として欠かせない植物。
陽がだんだんと人肌に優しく感じられるころ、大地には少しずつ色が蘇る。鶸(ひわ)色、若草色、黄、玉 子 色、白‥‥。濃いも薄いも精一杯の色味を出そうとしている中、飾り気のない枝に 銀鼠色の花穂をつけているだけの姿は少々地味に過ぎる、が触れてみると暖かく、柔らかく、本当に磨かれた猫の毛みたい。
早春の風物詩として欠かせない植物だよね。
*********************************************
さて。
あなただったらどう対応する?と聞いて回りたいような、シチュェーションに久しぶりに遭遇した。といってもたいしたことじゃない、些細なことなんだけど。
日曜日の午後の事です。
木馬もここまで企業努力をしてきたのだが、こう毎月、材料費の値上がりが続くとやはり多少値上げか、分量を減らすか、二者択一を迫れられて来たのです。
重役会議の結果(といってもイリコさんと二人ですが・・)コーヒーは据え置こう、その分、水道の出しっぱなしや、照明のダウン、等々に配慮して持ちこたえよう。でもパン類や、アレンジ物は多少の値上げを許してもらおうという結論に達した。で メニューの書き換えを 私は毎日のブログの更新とか、その貼り付けの写真撮影とか、たまにはお客さまの相手とか、忙しくしているので、暇を持て余しているトンボをセンスがいいとか、アイディアが素晴らしいとか、煽てあげてお願いした。
レイアウトが出来、金額の間違いなどチェックしていた、1時過ぎ事件(というほどのことでもないが。)は起こったのです。
ほかにお客さんがいなかった。
「こんにちは! ハイこれお土産。」といって年のころなら30代後半くらいの超グラマーな女性が、カウンターに座るやいなや、おコメが入ったビニール袋と温泉津温泉のクッキーを私に差し出したのだ。
私はハイテンションと、早口と、大声に一瞬たじろいだ。
「誰にお土産?初対面のあなたに、お土産貰う理由がない。それに毒でも入っていたら恐いし。」
「そんなことないですよ、ここは綺麗な感じのいい娘さんが昼働いているでしょう?だからお土産です。」
「それなら店違いです、うちは若い娘さんは働いていません。どこか他の店でしょう。」
「いいえ、ここです、木馬です。先ほど電話を貰ってここで落ち合うんです。私は○○館にしようといったら、相手があそこは口が軽いから駄目だ、その点木馬は人のことをあれこれ言わないということで有名だから、木馬で2時に待ち合わせよう。だから間違いではないよ。」(誉められているのかよくわからないが・・)
丁度居合わせたトンボが、うれしそうににたにして、鼻の下を長くして舌なめずりしたのは言うまでもありません。
「ここは確かに口は堅いが、田舎の噂好きの喫茶店とスケールが違う。なにしろネット発信の世界版だよ。」と言いながらあれこれ聞き出した。順序だてて話すと、彼女はバツ2で、最初は出雲大社で巫女のアルバイトをしている時に、九州から修行に来ていた神官と駆け落ちして、福岡の太宰府天満宮に泣き付き 巫女と神官として働らかしてもらい子供を二人もうける。が大分県の日田出身で、福岡の駅前の熱帯魚屋で働いていた男との浮気がばれて、神の逆鱗に触れたかどうかは定かでないけど離婚、子供を二人神官に渡して(子供は物じゃない。)、熱帯魚屋の男と結婚、また子供を二人もうけるけどそれも離婚。
いまは自分の親元の○里町で、子供二人(熱帯魚との間の子供)と暮らしている。
「もう結婚はこりごり、男を利用して生きていく方が気が楽よ。」
年齢は38歳。ふ~ん。
私が聞きだしたんじゃありません、トンボが聞いたんです。
母子手当てを月に4万何がしか貰って、児童手当一人当たり5千円 これは固定給、それで充分生活できる、そのわけは様々な男に貢いでもらってるから。洋服も何もかも自分で買った事がない、とその女性は、大声で、大口を開けて、まくし立てるように喋っている。
私は、自分の心の中に様々な差別意識や偏見があることは認めるが、だからといってそれを顔に出したり、態度にむき出しにするのは大人気なく野暮な事だと思っているはずじゃないか。と心でぶつぶつ言いつつ・・・
でも私は、このような自分の身体を武器に生計を立てているそのことを、初めての人にぺらぺら喋る人間はなんかいやだなぁ、腹がたつなぁ、---と内心はちまちまと葛藤しつつ、表面的には笑いながら トンボとの会話を聞いていた。
昨日のお相手とは朝帰り、次のお相手と2時に木馬で待ち合わせ。
儲からない商売に頭を悩ますより手っ取り早い、女の商売かぁ。生憎私はその武器を持ち合わせてない。
愚かなトンボが「えっちゃん 夕べの彼女の相手は百姓だよ、おコメで現物支給だから。俺だって○○させてもらえりゃ米の10キロや20キロくらい調達するよ。担いでくるよ。」
もう!昔の木賃宿じゃあるまいに。馬鹿なことばかり。
昨日の新聞に出てた朝日川柳が浮かんできた。
わが暮らし総裁いたとて 同じ事
「見ざる言わざる聞かざる」をテーマに木馬の経営に力を注いできたが、口は堅いんです。でもこの手が、この手が、すらすらと、今日の記事にしてしまったのです。いけない私のグローブのような手!
追記
この記事読んだトンボが「えっちゃん グラマーなんて言葉は今死語だよ、今は巨乳、とかFカップとか言うんよ。まぁ 一反木綿にはわからない言葉だけどね。ところで熱帯魚屋との間の子供はクマノミにそっくりらしいよ。」
←今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。クリックお願いできますか?
晴れたり曇ったり 14℃
暖かくなると気になるご近所の猫柳。
油断していたら もう開ききって本当に猫ちゃんみたいに丸くなっていた。子ネコの毛のようなつやつやした穂から黄色い雄しべが覗いていた。ミツバチマーヤが早速ご馳走に飛び回っていた。(写真をクリックして下さいね。)
早速調べてみた、花言葉を。
「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」
なんだかこれらの言葉にどのように繋がりがあるんだろう。よくわからないが、早春の風物として欠かせない植物。
陽がだんだんと人肌に優しく感じられるころ、大地には少しずつ色が蘇る。鶸(ひわ)色、若草色、黄、玉 子 色、白‥‥。濃いも薄いも精一杯の色味を出そうとしている中、飾り気のない枝に 銀鼠色の花穂をつけているだけの姿は少々地味に過ぎる、が触れてみると暖かく、柔らかく、本当に磨かれた猫の毛みたい。
早春の風物詩として欠かせない植物だよね。
*********************************************
さて。
あなただったらどう対応する?と聞いて回りたいような、シチュェーションに久しぶりに遭遇した。といってもたいしたことじゃない、些細なことなんだけど。
日曜日の午後の事です。
木馬もここまで企業努力をしてきたのだが、こう毎月、材料費の値上がりが続くとやはり多少値上げか、分量を減らすか、二者択一を迫れられて来たのです。
重役会議の結果(といってもイリコさんと二人ですが・・)コーヒーは据え置こう、その分、水道の出しっぱなしや、照明のダウン、等々に配慮して持ちこたえよう。でもパン類や、アレンジ物は多少の値上げを許してもらおうという結論に達した。で メニューの書き換えを 私は毎日のブログの更新とか、その貼り付けの写真撮影とか、たまにはお客さまの相手とか、忙しくしているので、暇を持て余しているトンボをセンスがいいとか、アイディアが素晴らしいとか、煽てあげてお願いした。
レイアウトが出来、金額の間違いなどチェックしていた、1時過ぎ事件(というほどのことでもないが。)は起こったのです。
ほかにお客さんがいなかった。
「こんにちは! ハイこれお土産。」といって年のころなら30代後半くらいの超グラマーな女性が、カウンターに座るやいなや、おコメが入ったビニール袋と温泉津温泉のクッキーを私に差し出したのだ。
私はハイテンションと、早口と、大声に一瞬たじろいだ。
「誰にお土産?初対面のあなたに、お土産貰う理由がない。それに毒でも入っていたら恐いし。」
「そんなことないですよ、ここは綺麗な感じのいい娘さんが昼働いているでしょう?だからお土産です。」
「それなら店違いです、うちは若い娘さんは働いていません。どこか他の店でしょう。」
「いいえ、ここです、木馬です。先ほど電話を貰ってここで落ち合うんです。私は○○館にしようといったら、相手があそこは口が軽いから駄目だ、その点木馬は人のことをあれこれ言わないということで有名だから、木馬で2時に待ち合わせよう。だから間違いではないよ。」(誉められているのかよくわからないが・・)
丁度居合わせたトンボが、うれしそうににたにして、鼻の下を長くして舌なめずりしたのは言うまでもありません。
「ここは確かに口は堅いが、田舎の噂好きの喫茶店とスケールが違う。なにしろネット発信の世界版だよ。」と言いながらあれこれ聞き出した。順序だてて話すと、彼女はバツ2で、最初は出雲大社で巫女のアルバイトをしている時に、九州から修行に来ていた神官と駆け落ちして、福岡の太宰府天満宮に泣き付き 巫女と神官として働らかしてもらい子供を二人もうける。が大分県の日田出身で、福岡の駅前の熱帯魚屋で働いていた男との浮気がばれて、神の逆鱗に触れたかどうかは定かでないけど離婚、子供を二人神官に渡して(子供は物じゃない。)、熱帯魚屋の男と結婚、また子供を二人もうけるけどそれも離婚。
いまは自分の親元の○里町で、子供二人(熱帯魚との間の子供)と暮らしている。
「もう結婚はこりごり、男を利用して生きていく方が気が楽よ。」
年齢は38歳。ふ~ん。
私が聞きだしたんじゃありません、トンボが聞いたんです。
母子手当てを月に4万何がしか貰って、児童手当一人当たり5千円 これは固定給、それで充分生活できる、そのわけは様々な男に貢いでもらってるから。洋服も何もかも自分で買った事がない、とその女性は、大声で、大口を開けて、まくし立てるように喋っている。
私は、自分の心の中に様々な差別意識や偏見があることは認めるが、だからといってそれを顔に出したり、態度にむき出しにするのは大人気なく野暮な事だと思っているはずじゃないか。と心でぶつぶつ言いつつ・・・
でも私は、このような自分の身体を武器に生計を立てているそのことを、初めての人にぺらぺら喋る人間はなんかいやだなぁ、腹がたつなぁ、---と内心はちまちまと葛藤しつつ、表面的には笑いながら トンボとの会話を聞いていた。
昨日のお相手とは朝帰り、次のお相手と2時に木馬で待ち合わせ。
儲からない商売に頭を悩ますより手っ取り早い、女の商売かぁ。生憎私はその武器を持ち合わせてない。
愚かなトンボが「えっちゃん 夕べの彼女の相手は百姓だよ、おコメで現物支給だから。俺だって○○させてもらえりゃ米の10キロや20キロくらい調達するよ。担いでくるよ。」
もう!昔の木賃宿じゃあるまいに。馬鹿なことばかり。
昨日の新聞に出てた朝日川柳が浮かんできた。
わが暮らし総裁いたとて 同じ事
「見ざる言わざる聞かざる」をテーマに木馬の経営に力を注いできたが、口は堅いんです。でもこの手が、この手が、すらすらと、今日の記事にしてしまったのです。いけない私のグローブのような手!
追記
この記事読んだトンボが「えっちゃん グラマーなんて言葉は今死語だよ、今は巨乳、とかFカップとか言うんよ。まぁ 一反木綿にはわからない言葉だけどね。ところで熱帯魚屋との間の子供はクマノミにそっくりらしいよ。」
←今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。クリックお願いできますか?
晴れたり曇ったり 14℃
いろんな歩と達が世の中にはいます。
あくせく働いても日々の生活がやっとだったり、対して働いてないのにお金持ちだったり・・へんな世の中です。
私が命を救うための講習に行ってた時に世間では無差別殺人が起こってたようで何とも言い難い世の中ですね。
↑いろんな歩と達が世の中にはいます。
いろんな人達が・・です。
失礼しました。
猫柳は成長が早いので少し見ないと開いてしまいますね。
蜂さんは良く知ってるのですね。
花言葉面白いですね。
そうそう ホント色んな人たちがいますよね。
あっけらかんと思えばそうなのですが、でもね。
考えさせられます。
>私が命を救うための講習に行ってた時に世間では無差別殺人が起こってたようで何とも言い難い世の中ですね。
見るもの聴くのもおぞましい事件が、次から次へと
本当になんともいいがたい世の中です。
<marucoさん>
猫柳 ちょっと暖かくなるとこのように開ききってしまってました。
この銀ネズミ色、綺麗ですよね。
触るのが大好きです。