昨日の春うららに 敬川の桜を見に行った。
まだまだ蕾も固く、開花までもう少し日にちがかかるかな。
この桜は、3年前亡くなられて木馬に毎日来てくれていた 同級生のMさんが、「町内のみんなで植えた、あと何年かしたら、きっとこのあたりは桜の名所になる。」といっていたのに、この桜を見ずして逝ってしまわれた、その敬川沿いの堤防です。
このMさんのことを思い出すとき、西行の「老木は花もあわれなり いまいくたびか 春にあうべき」という短歌を思い出す。
老木のみならず、この年になると、老木だけじゃなくて、来年また桜の季節に咲き誇る桜を見ることが出来るかどうかわからないものね。
坂の上のIさんが、仕事で仁摩に行ったからと、仁摩の宅野の海岸の写真を写して来てくれた。今日は午後から雨はやんだものの、曇りでおまけに黄砂でガスっていたので、綺麗な海が収められなくてといいながら・・・
このつたないブレンド日記が、毎日更新出来るということは 私に繋がりがある方々みんなに支えられ 毎日覗いてくださり、エールを送ってくださるからです。本当に 改めて感謝です。
ありがとうございます。日本海はどこでもホント綺麗ですよね。お魚も美味しいし、これでお隣の国からの漂流物がなければ最高なんですがね。
さて、統一地方選挙は知事選につぎ、県議選の告示が明日に迫った。今回は、島根に限りだけど、無投票が、5地区(安来、仁多、邑智、浜田、鹿足。)らしい。
保守王国の我が島根に現職女性県議(勿論知事もだけど・・)一人もいない。
私は 自分を普通の日本人だと思っているが、選挙の時期になるとうん?なんだか違う、妙に冷めてる自分というか、マニアックになりきれない自分がいることに気づくのだ。
選挙になると、選挙にまつわる全ての事柄が、他人事のように奇怪、滑稽なものに思えてくるのだ。(選挙速報を見るのは好きだが・・)
日ごろお付き合いがない人までも、まるで親戚かなにかのように近づいてきたり、頭を下げたりしてお願いされる。平生の付き合いや、知り合いに一票を投じる、それが田舎の選挙の常識、イデオロギーも、マニフェストもそんなものは関係ない。
田舎は特に、自分の一票が ごまめの歯軋りにしか思えない事が多いのに気づき、選挙に行っても行かなくても、この世の中が変わりゃーせん、と思えるのだ。
してみると 政治の世界では、色気も洒落っ気も、やる気もない人が、スターになれるというこの事実、まったくもって不思議だ。
よくなって欲しい、そう思ってその候補者の意欲に賛同して 一票を投じる事が出来る候補者は今のところ見あらたない。
けど、国民の義務ですから選挙には行きます。
雨、のち曇り 17℃