ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

本の整理

2007年03月18日 | 私ごと

 

 定休日の今日 我が家の屋根の応急修理もほぼ終わり、何とか風雨に耐えられるようになった。(しかし時間の問題じゃ。)

というわけで、お掃除に取り掛かる。本箱の埃を払うべく 叩きで、パタパタやっていたら、目に付くのは懐かしい本の数々。
屋根?この言葉に敏感になっている私が見つけたのは 「屋根裏の散歩者」江戸川乱歩著。

取り出して埃を叩き カバーをはずす。座り込んで読んでしまった。(いや~面白かった。)

思い起こせは 数十年前、少女そのは、小林少年に初恋をしていた。う~ん 待ってよ、赤銅鈴之助だったかな?う~ん 違う まぼろし探偵だったかな?
鉄腕アトムも、そしてアナクロ感覚一杯の坊主頭に学生服のイガグリ君も なんかっていうと、何とか原で果し合いなんだぞ!血判を押した「果たし状」だったよね、
悪がき@テッちゃん! 
こういうことを書くと 突然子供のころに返る少女そのです。

父親は自分が見たいために 私に少女漫画雑誌を買ってくれずに冒険王とか、漫画王とかばかり買ってきたのだ。その影響で いたいけな ワカメちゃん頭の少女そのの心をかき乱す、少年漫画のヒーロー達よ。

赤銅鈴之助の真空切りの構えをする時の「キッ!」と言う顔忘れられないよ。裏のダイダイの木の下で 陰に隠れてひそかに練習をしていた。けどダイダイの実は落ちなかった、修行が足りん!と思ったりして。

そして 小林少年の「怪人二十面相」シリーズ。読みあさった。鼻水すすりながら、縁側で暗くなって字が見えなくなるまで、読みあさった、黄金の日々よ。いま一度~・・懐かしい。

 とにかく小林少年が好きだった、のぼせていた。どれくらいのぼせていたかと言うと  悪漢にさらわれた時 団員バッチを何メートル置きかに落として、自分の居場所を探す時の目印にするとこ(何巻だったか忘れたけど。)このアイデアには子供心に感動をして、一度悪漢にさらわれて実験してみたいと思っていた。いつだか、妹相手に私がいなくなったら、小枝にリボンを結んでおくから 探す時の目安にしてね。」といったら本など全然読まない妹は、何のことだかわからずに「うん」といってた。それくらいのぼせていた。

東京には本当に明智小五郎の探偵事務所があるものだと信じていたし、夜など 母の実家に行くとトイレが下駄を履いて別棟に行かなければならなかったので、もしかして 怪人二十面相が飛び出してくるんじゃないかと、期待と不安に身をこわばらせていたのである。

お掃除の話しから、とんでもないところに飛び火してしまったが、そういうわけでお掃除は簡単に済ませて、午後からまたサンコー観光で温泉に行ってきます。


本の整理をしだしたらいつも遅々として進まない私です。

晴れ 9℃