今年になってやっと 、本当にやっと サンコー観光で温泉つきドライブが実現してうれしい。やはり、何もかも忘れて、気心の知れた家族と出かける自然見の旅は、癒される。
朝からもの凄くいいお天気、温か、最高のドライブ日和。
今日は、梅の花が満開だと聞いた、湯来町のユメックスというマツダの下請工場の敷地内にある梅の里に行くことにした。
国道191号線を大田川沿いに行く。
透明な水の中に散在する岩々の間を縫って流れる、大田川の水面は春の陽を浴びて それはまるで 龍のうろこのようにギンギンと銀色に輝き、見ていたら目が痛いくらいに光って見えた。
山々は 新緑にはまだ早かったが、♪つぼみもみーんな膨らんで、はよ咲きたーいと待っている状態になっていたが、三角の形をした杉山の杉は、たっぷりと茶色の花粉をため重たそうに頭を下げていて、時々その花粉がまるで 山火事のように黄色い煙を山肌に吹きかけていた。
「わぁ これがスギ花粉よね。」私は秋の花粉症だから、無責任な事を言う。春は大丈夫なのだ。
楽しくドライブしながら ユメックスに着いた。広い敷地内は800本の梅の花が満開だった。
今年はどこもかしこも 季節の巡りが早いようで、もう少し遅ければ また無念の梅の花見だったろう。
梅園の行き止まりは大田川の堤防で、桜の木がたくさんあったので、桜の時もきっと綺麗だろうなと思った。
白熊のような犬を二匹も連れた御夫婦の出会い、おとなしくて綺麗な毛並みで人懐こい犬なので、みんな触ってじゃれていた。
小さな軽自動車で 連れてきておられて、近くの人かな？
帰り 湯来温泉に行き ゆっくりした。
田舎にどっぷりとつかっていながら、こんなこというのは 憚られるが、四季に移り変わる景色を見ながら、露天風呂に浸かるていると、自然と人間が一体となり、青い空や、木々の芽吹きや、木漏れ日、ゴツゴツした岩や、それらをぬって流れるせせらぎに、あぁ 私は自然に愛されているんだなぁ と勝手に思うのです。
五時ごろ帰路につく。
いかに日が長くなったとはいえ 山の夜は早い。
山の背に入って間もないお日様は、手前の山を暗くして、高い山は夕日に輝き コントラストが見事だった。
楽しい温泉ドライブも終わりに近づいたころ、突然風が・・
台風並みの強風に 朝起きたら 屋根が半分ぶっ飛んでいた。
そのうち飛ぶとは思っていたが、もう～ だから異常気象は嫌なのよ。
ジンちゃんにまた儲からない仕事で申し訳ないけどお願いした。
昨日 24℃ 晴れ 夜大風
今日 11℃ 曇り時々晴れ 大風。