毎日 しつこいようですが、冬に逆戻りの江津です。
昨日 隣のおやじさんが、小雪舞う中 波積の岩龍寺の滝と、千畳渓の滝の写真を撮影に行ったということで写真を提供してくれました。(いつもありがとうございます。)
トンボが写真がうまくなりたいなら、おやじさんの弟子になって、写真撮影について行け!と言いますが、私は雑木林を掻き分け、道なき道をクマや猪の足跡や、動物の糞を踏まないように気配りをしてまで 写真撮影に行きたくありません。
長靴はいて 機材を背負って行くのは か弱い私には無理です。(誰が?)
それにしても改めて言うのもなんですが日本はいいですね。雪の滝も、新緑の滝も、せみ時雨に木漏れ日の滝も、紅葉の滝も 全て絵になる。最近生態系が可笑しくなってきているとは言っても、やはり自然が作り出す美しい色彩美に心癒される。
さて 話しは飛びまくりますが、突然下世話な話。今日のカウンターです。
お客さんそっちのけで、丁度頂き物のお料理で 干し大根のハリハリ炒めをしていた時だった。
「いやー久しぶりにスイミングで思い切り泳いだけど気持ちいいね。」トンボが言った。
「スイミングに行くのはいいが、トンボもしなびてない?」と言ったら、
「俺のあそこは干し大根かいな?それならプールで湯戻ししたら多少は膨れるだろうか?どう思うかね。確かめて見る?」
カウンターで大笑いをしたあと、今度は急に 難しい話になる。
トンボが新聞広げて読みながら言った。
「えっちゃん どう思うかね、この記事。東京、京都に豪華な迎賓館があるのに 何でサミットの開催地の公募に市町村が必死になるんだろうね。日本で開催するたびに箱物を建てて、莫大な税金を投入し、そのあとにっちもさっちもいかん様になる。迎賓館を使えばいいんよ、税金の無駄使いだと思わん?」
政治的センスなど皆無に等しい私だが同感だ。
大好きな作家の山本周五郎の言葉だと思う。
「人間は貧しさに耐えることはできるが、屈辱を忍ぶということは困難なものです」
政治家の国会での居眠りは(毎度のことなので)許せても、政務調査費の収支報告書の領収書 不要や、差別発言を忍ぶには困難だ、許せない。
暖冬の気候は許せても、春二番の猛突風で屋根が飛ぶのを忍ぶのは困難だ、許せない。
そこへ 大阪帰りのリルじゃなかった、ジンちゃん がやってきた。
「もう少し見積もり待ってね。アレ?トンボちゃん休み?」
「いえ今日はこれから医療関係にお仕事です。」
「いいねぇ トンボちゃんみたいにストレスのない気楽な生活が出来たらいいね。これって人間の理想だと思わん?」私に振るジンちゃん。
「トンボは中実がないし ノー天気だからつまらん、ある意味スリルのない生活はボケも早いはず。」といったらトンボ曰く。
「俺は、植木等かね、(気楽な家業と来たもんだ!が言いたいのだと思う。)最近押さえたら中実がすぐ出るんよ、よう食べるけぇ 中実がつまり過ぎているんだろうか?」
と口笛を吹き鳴らしながら帰っていきました。まったくもう!
曇り 時々晴れ 5℃