いいたかないけど、あ!いけない、いけない、これは昨日の書き出しだった。けどホント寒い。
♪春は名のみの 風の寒さよ~、を実感している昨今、新聞休刊日で非常に寂しい思いをしている私です。
坂の上のIさんが、「杏の花が満開だよ。」と教えてくれたので、午後よりデジカメ片手に テクテク、きょろきょろ、ぽくぽく と歩いて行って見る。散歩の距離だから・・。
途中 国道の歩道のアスファルトの裂け目に、タンポポが黄色い花をつけているのを見つけた。お~! まさしくこれぞ ど根性タンポポだ。
その内 和木と嘉久志の境界になってる、春谷川沿いに桃色の杏の木が。
咲いてる、咲いてる。首が痛くなるほど上を見つめて、カメラを両手で持ち上げて数枚撮る。
それにしても、花だけ見たら杏と、桃と、桜と、区別がつき難いよね。
咲く早さによって、杏の次が 桃 桃の次が桜だと思う。いずれにしても冬の厳しさをじーっと耐えて、暖かい春の日差しを受けて一気に咲き始める、この瞬間はやはり、四季のある日本はいいなぁ と思う。
区別がつきにくい花といえば、他にもたくさんあるだろうけど、さし当たって思いつくのは 木蓮とこぶし、芙蓉と槿(むくげ)、
並んで咲いていれば多分区別はつくだろうが、それぞれ別の場所でしかも、咲き乱れるとなると、う~ん?これはどっちだっけ?としばらく考えて首をひねってしまうのだ。
しかし なんだかんだといっても、もうすぐ桜は咲く。昨年の無念を晴らさねばならないから、お天気予報や、開花予報が気になる。
そんな中 先日桜の開花予想が気象庁から発表されたが、桜前線は南から北へ、紅葉前線は北から南へと、方向音痴の私はついこの前までこのように思い込んでいたが、どうやら違いに気づいた、人生終焉に近づいたころになって。
花芽は、冬の寒さがないと、発育が悪い。したがって開花も暖冬が顕著だった南の地方の方が遅れるらしいのだ。
ここのところの冬に逆戻り現象で、桜の花芽は正常に花を咲かせる準備を始めたかもしれない。
曇り 時々晴れ 8℃ 風が冷たい。