ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

W杯の強敵は?

2006年06月12日 | 四方山話
 白のバラ(エーデルワイズ)
花言葉は「尊敬」

 純白にまさる色はない、雨に打たれても、きらきら太陽に照らされても、いつも変わらぬ、純白。

 どうも私は、心が捻じ曲がっているらしい。綺麗に凛と咲き誇っている花を見るとついこの言葉を思い出してしまう、そして、なんとなく安心してしまう。

『花に嵐のたとえもあるぞ、さよならだけが人生だ!』
以前にも思い出して書いたと思うが、ご存知の方もおおいと思う。

千武陵という詩人の「勧酒」の一節で、井伏鱒二の訳。

“この杯を 受けてくれ
   
   どうぞ 並々つがしておくれ
 
 花に嵐のたとえもあるぞ
   
   「さよなら」 だけが人生だ。

 心のに残る言葉としてのエッセイで、先日亡くなった今村昌平が書いていたのを私もノートに書きとめておいた詩である。

 最近 だんだんと、この詩が心に響くようになり、いつも頭の隅から離れなくなってしまった。特に最後の二行が・・
この詩訳に、潜んでいる闊達さと、自由と豪快さには、到底及びもつかないが、せめて、のんびりと、楽しくこの先 歩んで行きたいと、最近一人酒を飲みながら思う 睡蓮おそのです。

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 W杯ドイツ大会が始まって、本当は一人舞い上がってるはずなんだけど、夜中の試合はどうもダメ。(他の組の試合も見たいのはやまやまなんだけど・・)
起きていられない。困ったもんだ。
どうも私には眠りの神様がのり移っているような・・
じゃ私は眠り姫、素敵な王子様が白馬に乗ってお迎えに来ないと起きられない?
(すいませんいつもバカなロマンばかり追いかけて、還暦も過ぎたと言うのに・・)

 それがなんと、一度涅槃寺にお参りしたら、きっかり朝までおねむの私が、今朝の事、目が覚めた。
揺れている、揺れている、すわ!地震だぁ。(5時1分)
火事になっても、泥棒に入られても、死んでも殺されても目が覚めないだろうと思っていた、わがクローン母娘が、同時に目が覚めた。その母娘が目が覚めたんだからよほど揺れたんだろうね。
テレビを付けたら大分県中部を震源とする地震があり、マグニチュード6.1らしい。
幸い 震度3で被害も何もなかったが、一番大事な睡眠を妨げられたのが、私にとって被害と言えば被害だ。

 サッカーの話から少しそれてしまったが、このたびのW杯はロナウジーニョのための大会だ。ベッカムでも、ロナウドでも、ジダンでもない。

 得意技のエラシコ(ボールをキープしながら、左に行くと見せかけて、右へ行く、あるいはその逆)というフェント的な動きの事。
この動きが私は好きなのだ。以前にもテレビで見たのだが、リフティングしながら、ゴールフェンスの枠に蹴る、それを胸で受けて落とさずに、またリフティングしながら蹴る、それがどこからでも同じ位置に当てる、このある意味動物的な理にかなった動きが、考えるのでなく反射的に、間髪入れず出来てしまうという芸術的な素晴らしさ!
いたずらっ子が、駄々をこねているような可愛い名人芸。

ただ これにお目にかかるには、持病の眠り病を克服せねば、う~ん なにかこの病に効く特効薬はないものか?

それでもさぁ! 今夜の日本対オーストラリア戦(予選リーグ)だけは、見るぞ!応援するぞ!
頑張れ日本!勝て日本!

 朝から興奮気味に、仕事もうわの空の睡蓮おそのです。

晴れ 26℃ 梅雨の晴れ間。