ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

表彰状の重み。

2006年06月09日 | 木馬の事
 バラに寄せて・・・

どうしたらこんなに、 
  きらきら生きられますか?

少し時間を下さい。

考えてみたいのです。

自分の心で 自分の言葉で・・

ありがとうといえる生き方を・・

きらきらうれしい 生き方を・・

           クレナイ

昨日に続き湧永庭園のバラ。
隣の親父さんの写真です。(クリックして下さい。)

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 少し前の日曜日、松江で県のマスターズの水泳大会が、あった。当然トンボもエントリーしたらしい。
さて、その翌日。

どうだった?
「なにが?」
大会の結果よ
「どうでもいいだろう、そんな事。」そして・・
「俺の口から優勝しただの、大会新記録出しただのなんてそんなこと言えんよ。
参加する事に意義があるんだけぇごちゃごちゃ言うんじゃないよ。新聞にその内出るよ、カッコイイとか、トンボはたいしたもんだとか、ブログに書いたりするんじゃないよ。」

 今日になっておろかなトンボは、なんだか筒のようなものを背中に抱えてもじもじ・・

なにそれ?」わかっていたけど聞いてあげた。
「まぁ 俺はどうでもいいんだけど、この前気にしていたから。見る?」筒の中からおもむろにもったいぶって出した物は、表彰状だった。(全然気になんて、してませんけど・・)

 一緒にスイミングに行っているFさんの奥さんが言ってたように、大会新記録を出して優勝したんだって・・

それがどうしたの?毎日何も考えずに泳いでりゃ、新記録がでない方がおかしいよ。プロテイン飲みながら、老体に鞭打って・・他にすることないの?
 「えっちゃんは、俺が有名になって、脚光を浴びたらやきもち焼いて、谷底につき落とす発言をするんよ。俺を独り占めしたい気持ちはわかるけど・・」(相変わらずバカなんじゃない?)

 そんなことはありません。同じ仲間が、世の脚光を浴びて、頑張ってる姿はシニアの埃じゃなくて誇りです。

 そうは言うものの 私など自慢じゃないが、今まで生きてきて表彰なんてされた事がない。
そう言ったら、「そんなことないよ、ほらいつか、無事故無違反30年の時 表彰状もらったじゃない?」とイリコさんが言った。
「そうだ、そうだったよね、でもあの時、無事故表彰ならびに粗品進呈と案内状に書いてあったから、粗品なんだろうと楽しみにして貰いに行ったら、賞状を入れる筒だったよね。おまけに口さがない常連に『見つかってないだけで、しょっちゅうぶっけたり、当てたりしてるじゃない?』と言われてどこかにしまい込んだよね。」
それでもイリコさんが一生懸命さがしてくれた。

 その時の賞状は見つからなかったが、こんな表賞状が出てきた。

公衆電話が当店に置いてあった時、綺麗に管理してくれましたという感謝状。
今は撤去されてなくなってしまったけど・・

 これも表彰状だぁ。
でもこうしてみると、近頃の表彰状には威厳がないね。

日本人の国民性なんだろうか?なんでも表彰してもらいたがる。
たとえば、あともう一期勤めたら、表彰してもらえるから、やめられない。市会議員も、県会議員も、国会議員も・・異口同音にこうおっしゃる。
町のためじゃなく、県の為じゃなく、国の為じゃなく、我と我が身の表彰状の為に。

あっ・・でも決して私が表彰状がないから、僻んで言っているのではありません。


雨 霧雨  午後3時ごろから晴れ 22℃ 薄ら寒い。