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乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

夏の案内活動 8月20日(土)

2016年08月20日 | 乙女高原案内人
乙女高原案内人による「夏休みの全土曜日に交代でガイドをしよう」活動の第4日目です。
レポートは依田さんです。

乙女高原、柳平周辺の天気予報は一日中雨、小田原も小雨、でも大降りは無いと思い6時半小田原出発、9時山梨市通過の時道路は乾いていました。9時半乙女高原到着、小雨に変わっていました。いつも高原に来る林道では車やバイクに会うのですが、今日は一台も会いません、天気予報を見て「今日は山に行くのはやめよう」こんな状況のようです。それでも、案内人の内藤さん、井上さん、芳賀さんは3人のお孫さんを連れて参加してくれました。

 私達がここに着く前に、駐車場には一台の車が止まっていました。高原を見ると2人の姿がありました。今日の高原のお客さんはこの2人だけでした。高原から戻ってきたときお話をしました。茅ヶ崎より乙女高原に7月に初めて来たそうです、すばらしい草花が観察できたので、再度観察に来たそうです。シカ柵で高原を囲っての1年目の夏、「いい年、いい時季に来ましたね、サクラスミレ、レンゲツツジの時季にもお出かけ下さい」そんなやり取りをしました。雨は小雨で降ったり止んだりです、お客さんも来ないので内藤さん井上さん三枝子が高原に出かけて行きました。私も8月6日の観察会報告書にこの感動を書いています。11時過ぎ、高原に出てみました、今日の観察感想です。

*ロッジから見てもあまり変わったようには見えませんが、高原の中央にハンゴンソウの大群落が良く見える、近くで見ると少し背が低いようだ。

*柵の中に入ると高原の景色は一変します。入り口近くのススキは昨年と同様背が高いが、昨年までは花を探して見つけていましたが、今年はススキを分けなくてもたくさんの花が目に飛び込んできます。

*入口以外の遊歩道では、ススキもあまり気にならなくなりました。ススキの一株が小さくなった?背丈が低くなった?周りの花が強くなってきているのかな。

*シロバナノカワラナデシコがたくさん見られました。

*日当たりのよい湿地が好きなウメバチソウ、双眼鏡がなかったので限定はできないが、過去に水が流れて深くえぐれた所、ツツジのコースから15mぐらいの所に10株前後が見えました。

*5-6年前に試験的に作ったシカ柵の内部ではオミナエシが所せましと咲いていました。

*乙女高原の自然を守ってくれた皆さん、またシカ柵に携わっていただいた、市長さん、県職、市職、総ての皆さんありがとうございます。今年まだ乙女高原に来ていない方、今月中に変化した高原に足を運んでください。

*[刈り取り実験]も今後良い結果をもたらしてくれると確信できるようになりました。

*来年の夏が期待で心一杯です。

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