乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

4月17日のヤマアカガエル産卵調査

2022年04月17日 | モニタリング調査

※参加された角田さんがレポートを書いてくださいました。

 また、角田さんは調査の様子を動画編集し、ユーチューブに投稿してくださいました。

➝ https://youtu.be/0JG2FlttOrI

 

 集合場所の道の駅(花かげの郷まきおか)に集まったのは5名(内、子供1名)で、車3台に分乗し、杣口経由で乙女高原に向けて出発しました。乙女高原に行く途中の杣口金桜神社鳥居付近はしだれ桜が満開で、その先の産卵調査地杣口林道入口は前回同様産卵なし。すぐ山の上は山桜が咲き誇り観察日和でしたが、天気予報では午後から雨の予報、雨を心配しながら今年第2回目のカエルの産卵調査を行いました。

通称カエル池で産卵調査を行いました。前回の卵塊が小さな池にオタマジャクシとなり泳いでいました。南斜面ではエイザンスミレ、マルバスミレ、アカネスミレ等が咲いていました。また、ミソザザイ、シジュウカラ等が鳴いていました。

 焼山峠で前回卵塊が有った所に立ち寄りました。新しい卵が40腹確認出来ました。すぐ横の池には7腹、奥の湿地で4腹、確認しました。まだ、標高が高いのでふ化していませんでした。

 焼山峠から乙女高原へ向かう途中にある木道の湿地帯で産卵調査を行うことにしました。行く途中の道路脇斜面には少し雪が残っていましたが、湿地帯には雪は有りませんでした。木道の調査地点へ進み周辺を探すと、前回5腹の卵塊の他新しく4腹確認しました。まだふ化していませんでした。

 産卵調査地点の谷地坊主エリアは、道路から谷地坊主の近くまで下りて足元に注意しながら卵塊を探しましたら、前回確認出来なかったが、今回は5腹確認出来ました。木橋の近くではクリンソウの葉がたくさん芽吹いていました。また、アカハラが谷地坊主の中を餌をついばみながら移動していました。

 

 山梨高校元寮跡湿地へ向かいました。前回の観察で卵塊が見つかった場所の近くに新たに3腹確認出来ました、ふ化はしていませんでした。産卵調査終了後、草原内を散策することにしました。

 午後から用事の二人を見送った後、乙女湖湖畔の東屋で昼食後、帰りに落石防止工事予定地の落葉樹林帯に立ち寄りました。ヤマエンゴサク、ニリンソウ、コガネネコノメ、ユリワサビ、フデリンドウ等がたくさん咲いていました。

 最後にヒナスミレの咲く山の神でカタクリ、ヒナスミレを観て帰りました。以前葡萄の木の剪定した枝がたくさん捨てて有った所にも枝が腐り無くなり、ヒナスミレが戻って来ていました。

 日々暖かくなって来ているので乙女高原に咲く花々等、次回のスミレ観察会が楽しみになってきています。

 

※参加した小学校4年生がレポートを書いてくれました。

 

初めに、まきおか道の駅で集合して、おとめ高原に行くと中、五か所の調査地へ行きました。

その中でより心にのこった調査地は、ニか所目と四か所目です。二か所目はなぜ心にのこったかと言うと、カエルのおたまじゃくがいたことと、ヒキガエルのたまごを生まれて初めて見たからです。ヒキガエルのたまごはまるでホースみたいでした。

四か所目はアメンボの成虫とカゲロウの赤ちゃんをつかまえたことと、先生に「あみを持ってきた子は初めてだ」と言われたこと、見れませんでしたがカエルがいたことが心にのこりました。カゲロウの赤ちゃんはおたまじゃくしみたいでした。

今回の調査は、とても楽しかったので、またさんかしたいです。

 

【お父さんのコメント】いつも貴重な経験をさせていただき、ありがとうございます。可能な限りではありますが、また活動に参加させていいただきたいと思います。息子も「また行くー!」と張り切っております。今後ともよろしくお願いいたします。

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