乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

第22回遊歩道づくり

2021年05月23日 | 遊歩道作り

 このところ、山梨は梅雨のような天気。5月中下旬にこの気候は反則でしょう…と不満たらたら。というのも、先週の遊歩道づくりが雨で延期になってしまい、今日も雨だったらどうしようと思っていたからです。

 ふたを開けてみたら、この日は絶好のボランティア日和。よかったです、いい天気で。おかげさまで、エゾハルゼミの大合唱をBGMに作業がはかどりました。

 この日はとにかく「来た人から作業を始める」ということだったので、受付やロープの縛り方練習場の準備をしたら、作業に入りました。市(観光課)の担当の方々も県(峡東林務環境事務所・県有林課)の担当の方々も勢ぞろいしてくださいました。ロータリークラブの皆さんも来てくださいました。親子連れも何組か。おかげさまで、とてもにぎやかになりました。結局、総勢35人でした。

 

 作業は、まず、杭がグラグラしていないか確認し、グラグラしていたら「かけや」で打ち直し、交換が必要だったら、新しい杭に変えて、打ち込みます。そしたら、ロープを延ばして、端から杭に縛り付けていきます。杭に穴を開けてロープを通すとかではなく、単純に杭に縛り付けるのが乙女流。「とっくり結び」という結び方です。これだと半年たっても、ロープがゆるむことはありません。ロープや杭を運ぶのが結構めんどくさいです…というか、いちいちロッジまで取りに行かなければならないので、その往復、結構歩くんですよね。本当にご苦労様でした。

 ある程度ロープ張りが終わったら、ロープに植物の解説カードや 現在地入り地図、「虫や花を採らないでね」看板、「ロープの中に入らないでね」看板を付けました。看板といっても、パソコンでプリントアウトしたものをラミネートし、パンチ穴を開けた手作り品です。これを小さな結束バンドで付けていきます。一人でやっていたら、「手伝いましょうか」と声をかけてくださる方がいたので、本当に助かりました。途中から、子どもたちも手伝ってくれたので、ますます助かりました。一昨年くらいまでは、みんなでやるロープ張りの作業が終わった後、「残り勉強」みたいに、一人で付けてまわっていたので、本当にいい時代になりました(笑)

 

 

 みんなの作業が終わったので「終わりの会」をやって、きりをつけました。市の角田課長の司会で、ファンクラブ角田代表世話人がお礼のあいさつをし、三枝代表世話人が諸連絡を行い、今年の遊歩道づくりが無事、終了しました。皆さんのおかげで、草原の中に遊歩道が張り巡らされ、草原の植物たちを守りながら、多くの方に自然を楽しんでもらえるようになりました。

 さて、皆さんが作業しているその間、雨宮さんは車をロッジの玄関前に付けていしたので、?と思っていましたが、分かりました。なんと、雨宮さんはボロボロになってきた百葉箱の屋根の新しいのを作ってきてくださり、交換しようというのです!! 車から屋根を下ろし、古い屋根を下ろして交換。金具で取り付け、白いペンキを塗って・・・。10年にも渡って乙女高原の1時間おきの気温が計れているのも雨宮さんのおかげです。おかげさまで今後もしばらくは大丈夫そうです。

 

 

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