乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

有志による草刈り・その1

2021年11月06日 | 草刈りボランティア

 11月6日、6時に起きて、コンビニに寄って、乙女高原へ。いい天気です。ロッジの前の芝生のようなところは、霜が降りて真っ白。ベンチやテーブルの上も真っ白でした。

今日は「今年の草刈り・その1」です。「何人来てくれるかなあ」とウキウキしながら準備を始めようと、ロッジの玄関を開けようとしたら・・・、新しい頑丈な鍵!!  先日の乙女高原連絡会議で、ロッジ内に置かせていただいていたファンクラブの備品がなくなっていた(盗難にあった?)ことを報告したら、さっそく市の職員の方が付けてくれたものでした。中のものが出せないので、仕方がなく、草原に入って、遊歩道のロープを外しにかかりました。ちょうど雨宮さんが来てくださり、ロッジ庭に杭を打って、ロープ整理の準備を始められたので、そこに外したロープを運びました。先日から痛み始めた五十肩には、ちょっときつかったです。

 

 有志が少しずつ集まってきてくださいました。全部で20人でした。受付を済ませ、作業の説明書と作業手袋、お茶ペットボトルをお渡し、来た順に仕事に取り掛かっていただきました。

 今日は「ロープの運び出しとその整理」と「ロッジとトイレのそうじ」が最優先課題です。ロープを外して、巻いて、ロッジまで運びます。何往復もすると、結構な運動量です。運ばれたロープを2本の杭を使ってまき直し、倉庫にしまいます。遊歩道全部のロープを外すので、相当な量になります。最初は雨宮さん一人でしたが、仕事の進み具合で、自然と人が多くなったり、少なくなったりしてくださいました。乙女高原の活動では、このようにお一人お一人がまわりの様子を見て、自律的に動いてくださるので、とても助かります。

 

 ロッジはずっと休館のままですが、時々風を入れないと、建物が傷んでしまいます。ロッジの雨戸を開け、ホールの掃除をしました。外にあるバイオ・トイレと昔ながらの「ぼっとん」トイレの掃除もしました。

 

 これらの仕事のめどがついたら、草刈りと、遊歩道への刈り草の敷き入れです。すでに一部、県の事業によって草刈りされているエリアがありましたので、そこの草を熊手を使ったりして集めて、ビニールシートに載せて、くるむようにして運びます。

運んだら、刈り草が遊歩道に直角になるように敷いていきます。そうしないと、春先、遊歩道を歩いた時に滑りやすくなってしまいます。一番遠くだと、湿地の木橋まで刈り草を運んで敷きました。

ここは遊歩道が周りの地面より低くなっていました。ここに敷き入れることによって土が流れるのを防ぐことができます。アスファルト駐車場からすぐに下りていた遊歩道跡にもたくさんの草を入れました。ここは急な坂道なので、上部の土砂が流されてしまい、谷のようになってしまったところです。県の事業で板を階段状に並べてくれましたが、それでも土壌流失は止まりませんでした。土地の高低差を「読んで」遊歩道のルートを決めるのはとても大事なことだと教わりました。今はこの遊歩道は閉じて、もっと高低差が少ないところから、斜めに下りるような遊歩道ルートに変更しています。

 

 12時近くになったので、いったんロッジに集まりました。おかげさまで、ロープ外し・ロープ整理・ロッジそうじ・トイレそうじとも終了しました。みんなで記念写真を撮ったのですが、本当なら、草の刈り取り跡に移動して写真を撮りたかったのですが、みんな疲れていて、あまり動きたくなく、ロッジの看板前で写真を撮りました。お昼を食べながら、午後の仕事の段取りを付けました。

 午前の4つの仕事の次の優先順位の仕事は「遊歩道への刈り草の敷き入れ」です。すでに午前中にも取り掛かっていますが、できるだけ作業のしにくい、森の中や坂の上を優先してやりたいと考えました。例年、どうしても「やりにくい」ところは「後回し」にされ、しまいには「やり残して」しまう傾向があったからです。ちょうど刈り払い機を持っている方が5人いらしたので、5つのグループに分かれて、できるだけ作業のしにくい遊歩道への刈り草の敷き入れをすることにしました。

刈り払い機の方には、その近くで草を刈っていただき、草を供給していただくことにしました。先ほども書きましたが、刈った草を集めてビニールシートに載せ、遊歩道に運んで、敷き入れる作業って、けっこうな重労働です。皆さん、本当によくやってくださっているなと思いました。皆さん、筋肉痛にならないといいのですが・・・。ちなみに、自分は翌日、筋肉痛でした(笑)。

 

 高原の晩秋の2時というと、もう日が陰ってきたなと感じる時間帯です。2時半ころにはきりをつけ、作業を終了としました。続きは23日です。中途半端で終わりはしましたが、それでも、今年は湿地の木橋からシカ柵入口まで、途切れることなく草を敷き詰めることができました。大きな成果です。

 集まった人たちで車座になり、代表世話人の角田さんのお礼の言葉を聞いて、解散しました。

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