今日は仕事が休みだったのですが、天気が悪いため、ほぼ一日中家でHGUCドライセンの頭部を組み立てたり分解したりしていました。
その結果、モノアイ可動改造に成功しました♪ 試行錯誤を繰り返したため、かなり時間を使ってしまいましたし、ボツになった材料もいくつか出てしまいましたが…(汗)。
ドム系モビルスーツの特徴は十字型のスリットに沿って可動するモノアイです。十字型にモノアイを動かそうとすると、ボールジョイントまたは上下・左右の2軸式の可動部を設ける必要があります。しかし、どちらの場合でも頭部内部に可動のためのスペースを広めに確保しなければなりません。そのため、頭部内部メカを再現させることは難しくなります。
さらに十字型にモノアイを可動させるには、透明なモノアイシールドを取り付けずに完成させるか、可動させるたびに頭部を分解させる必要があります。
頭部内部メカは充実させたいし、透明モノアイシールドは取り付けたい。可動のたびに頭部を分解するのは面倒臭い……というわけで、筆者は見た目と操作性を重視して、上下方向へのモノアイ可動はあきらめることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a5/3ec7a96d2a7d9efe1ead614edfd06825.jpg)
写真は頭部下半分のパーツ「A9」です。首関節のボールジョイントを受ける穴が開いていますが、この穴の少し前方にモノアイの可動軸を差し込むための穴を開けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/35/d01d232a3e5f40b3d627815c3311ff42.jpg)
穴の径は約2.5㎜です。狙い通りの位置に穴を開けるため、最初は1.0mm径のドリルを使用して下穴を開け、細い棒ヤスリを回転させて下穴を2.5㎜まで広げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f3/94398e59aa8b2789b2b78abbad50c589.jpg)
可動軸およびモノアイレンズの基部を兼ねるパーツは、ランナーから削り出しました。HGUCギラ・ズールの「E」ランナーが直径約2.5㎜の丸棒で構成されているため使用しましたが、径が合えばどのキットのものでも良いと思います。
直径2.5㎜を採用した理由は、強度と省スペース性のバランスを考慮した結果です。数日前の夜中にグラフ用紙に頭部内部スペースの図を描き、軸位置や軸の太さ、内部メカのサイズなどを検討していました。しかし、図面と実物のパーツではかなり勝手が違い、図面はあまり参考になりませんでした(汗)。う~ん…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/65/73ac233e32466271aec3089474e7b94d.jpg)
ドライセンのモノアイの動きについてですが、放映当時は左の図のような動きをすると思っていました。上下方向のモノアイレールは前方に向かって伸び、上に移動したモノアイは下向きに、下に移動したモノアイは上向きになる、と…。
しかし、リックドムⅡの設定画で球状に描かれたモノアイ周辺ブロックを見た後は、右の図のような動きなのかもしれないと思うようになりました。
今回の製作では、右の図のような構造と解釈し、球状の頭部内部フレームに十字型のスリットが開いているように見えることを目標にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ce/7fb05411769456b7762c0e0de621b4fd.jpg)
使用したのはコトブキヤ製MSGプラユニットの「マイナスモールドⅣ」です。直径10mmの薄型のものを使いました。これを半円状にカットし、頭部パーツ「A9」「A10」の内側の凹凸に合わせて、干渉する部分を削りました。
この作業は「削ってはパーツに合わせ、様子を見てはまた削り…」の繰り返しで、非常に面倒臭かったです。そのため、途中経過の写真を撮り忘れました(汗)。次回の記事で、その辺について補足したいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/13/637d045ef2aabd35778e259126f9f276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c2/ec5dd047d725c7936e85086226a33645.jpg)
頭部内フレームとモノアイの可動軸が、とりあえずは形になりました。当初、モノアイ可動軸はガタつきを防止するため、T字型にする予定でしたが、上部フレームと干渉するため、L字型になりました。詳しくは次回…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/8d/ea07adf7d9e82196a0c79a8700c1fbac.jpg)
頭部にモノアイ周辺パーツを組み込んだ状態です。現時点ではレンズは取り付けていません(とりあえず、レンズを取り付ける部分をピンク色に塗ってあります)。前回紹介したリックドムⅡと同様、頭部の底からマイナスドライバーでモノアイを左右に動かすことができます。
上下方向のモノアイスリットはダミーです。上下方向の赤い枠がモノアイの可動に全く関係しなくなりましたが、この部分は「ドム系モビルスーツであることを強調するために付けられたパーツ」ということにしました。それでも何らかのディテールアップを施す必要がありそうですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4b/a7f52ccf3ccb5d3c2b9e915ad6ed22c6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/af/7081981418f582d925f5a9cb8b77957f.jpg)
ビニール袋で作ったモノアイシールドをかぶせても、可動に支障はありません。
今回はとりあえず可動部分が形になりましたが、まだまだ内部メカはあっさり味です。次回の記事ではその辺をいじってみようと思います。
その結果、モノアイ可動改造に成功しました♪ 試行錯誤を繰り返したため、かなり時間を使ってしまいましたし、ボツになった材料もいくつか出てしまいましたが…(汗)。
ドム系モビルスーツの特徴は十字型のスリットに沿って可動するモノアイです。十字型にモノアイを動かそうとすると、ボールジョイントまたは上下・左右の2軸式の可動部を設ける必要があります。しかし、どちらの場合でも頭部内部に可動のためのスペースを広めに確保しなければなりません。そのため、頭部内部メカを再現させることは難しくなります。
さらに十字型にモノアイを可動させるには、透明なモノアイシールドを取り付けずに完成させるか、可動させるたびに頭部を分解させる必要があります。
頭部内部メカは充実させたいし、透明モノアイシールドは取り付けたい。可動のたびに頭部を分解するのは面倒臭い……というわけで、筆者は見た目と操作性を重視して、上下方向へのモノアイ可動はあきらめることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a5/3ec7a96d2a7d9efe1ead614edfd06825.jpg)
写真は頭部下半分のパーツ「A9」です。首関節のボールジョイントを受ける穴が開いていますが、この穴の少し前方にモノアイの可動軸を差し込むための穴を開けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ce/460b848716799f60d8661fa057aa224f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/35/d01d232a3e5f40b3d627815c3311ff42.jpg)
穴の径は約2.5㎜です。狙い通りの位置に穴を開けるため、最初は1.0mm径のドリルを使用して下穴を開け、細い棒ヤスリを回転させて下穴を2.5㎜まで広げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/17/4ca16f59bb0b6f632f0eeedcb6ea01e9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f3/94398e59aa8b2789b2b78abbad50c589.jpg)
可動軸およびモノアイレンズの基部を兼ねるパーツは、ランナーから削り出しました。HGUCギラ・ズールの「E」ランナーが直径約2.5㎜の丸棒で構成されているため使用しましたが、径が合えばどのキットのものでも良いと思います。
直径2.5㎜を採用した理由は、強度と省スペース性のバランスを考慮した結果です。数日前の夜中にグラフ用紙に頭部内部スペースの図を描き、軸位置や軸の太さ、内部メカのサイズなどを検討していました。しかし、図面と実物のパーツではかなり勝手が違い、図面はあまり参考になりませんでした(汗)。う~ん…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/65/73ac233e32466271aec3089474e7b94d.jpg)
ドライセンのモノアイの動きについてですが、放映当時は左の図のような動きをすると思っていました。上下方向のモノアイレールは前方に向かって伸び、上に移動したモノアイは下向きに、下に移動したモノアイは上向きになる、と…。
しかし、リックドムⅡの設定画で球状に描かれたモノアイ周辺ブロックを見た後は、右の図のような動きなのかもしれないと思うようになりました。
今回の製作では、右の図のような構造と解釈し、球状の頭部内部フレームに十字型のスリットが開いているように見えることを目標にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/ce/7fb05411769456b7762c0e0de621b4fd.jpg)
使用したのはコトブキヤ製MSGプラユニットの「マイナスモールドⅣ」です。直径10mmの薄型のものを使いました。これを半円状にカットし、頭部パーツ「A9」「A10」の内側の凹凸に合わせて、干渉する部分を削りました。
この作業は「削ってはパーツに合わせ、様子を見てはまた削り…」の繰り返しで、非常に面倒臭かったです。そのため、途中経過の写真を撮り忘れました(汗)。次回の記事で、その辺について補足したいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/13/637d045ef2aabd35778e259126f9f276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c2/ec5dd047d725c7936e85086226a33645.jpg)
頭部内フレームとモノアイの可動軸が、とりあえずは形になりました。当初、モノアイ可動軸はガタつきを防止するため、T字型にする予定でしたが、上部フレームと干渉するため、L字型になりました。詳しくは次回…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e8/e4e80c33e288cc168d4d1344307f22c8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/8d/ea07adf7d9e82196a0c79a8700c1fbac.jpg)
頭部にモノアイ周辺パーツを組み込んだ状態です。現時点ではレンズは取り付けていません(とりあえず、レンズを取り付ける部分をピンク色に塗ってあります)。前回紹介したリックドムⅡと同様、頭部の底からマイナスドライバーでモノアイを左右に動かすことができます。
上下方向のモノアイスリットはダミーです。上下方向の赤い枠がモノアイの可動に全く関係しなくなりましたが、この部分は「ドム系モビルスーツであることを強調するために付けられたパーツ」ということにしました。それでも何らかのディテールアップを施す必要がありそうですねぇ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4b/a7f52ccf3ccb5d3c2b9e915ad6ed22c6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/12/d8707023405101ab564853da164b453f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/af/7081981418f582d925f5a9cb8b77957f.jpg)
ビニール袋で作ったモノアイシールドをかぶせても、可動に支障はありません。
今回はとりあえず可動部分が形になりましたが、まだまだ内部メカはあっさり味です。次回の記事ではその辺をいじってみようと思います。
自分には思いも付かない方法で左右だけとはいえ可動式にしモノアイシールドも両立とは感服です
もう商品化してほしい(涙
「モノアイの動き」についての話も面白かったです。
しかしMGでも細かい作業をHGで自作とはお見事です
ドライセンは買おうかどうか迷っていたんですが、この記事を見て早速買いに走りました。
モノアイの可動軸の作り方、参考にさせていただきます~
毎回毎回、勉強になります。
私はようやく発売された、MG00ライザーの製作に取りかかるつもりです。
TVシリーズ第二期を見ながら、1/100のアリオスガンダムが形になったので、この流れで00ライザーも作れたら良いなぁ…
努力に勝る才能無し!!