いよいよHGUCのザクⅡ改が発売となるわけですが、ザクⅡ改、いやザクFZといえば旧キットも出来が良かったですねぇ。というより「ポケットの中の戦争」シリーズ全体が、前のシリーズである「逆襲のシャア」シリーズや「ガンダムセンチネル」シリーズに比べると一気に近代化した内容のキットになっていました。
当時高校生だった筆者は「ホビージャパン」誌に掲載された「ポケットの中の戦争」キット第1弾のズゴックEの写真を見て驚きました。塗装しなくてもアニメの設定カラーがかなりのレベルまで再現されている色分け、モノアイはクリアーパーツ、専用ポリキャップによる広範囲な可動(股関節にボールジョイント式ポリキャップが採用されたのはこのズゴックEが最初だったと思います)、設定画のイメージに極めて近いプロポーション…。
「今までのガンプラとぜんぜん違う…!」
さらに驚いたのはGMコマンドです。目にあたるゴーグルと額のメインカメラが一体でクリアーパーツ化され、コクピットハッチやシールドまでパーツ分割&成型色で色分けされています。しかも足の裏まで再現! 大きなポリキャップが関節ブロックにまるごと使われているため関節部の塗装はできませんが、実に豪華な内容のキットでした。しかも価格は500円! 総合的に見て現在のHGUC GMコマンドと比べてもそれほど劣らない名キットだと思います。1/144スケールで手の甲と指とが色分けされたのもこのキットが最初だったと思います。
ザクFZは動力パイプをポリで成型し、ポリキャップの色を黄土色にすることによって成型色の色数を増やすことに成功しています。コクピットハッチの赤は再現されていませんでしたが、パチ組みでも満足度の高い色分けになっていました。筆者はこのキットが好きで、模型雑誌の作例を参考に頭の幅詰めをしたり(モノアイシールドには写真のフィルムを使用するのが定番でしたねぇ)足首の接地性を高めるために当時発売されて間もないウェーブさんの「Bジョイント」で足首関節を増やしたりしていました。
また旧ドイツ軍のフリッツヘルメットを被ったようなデザインの「Bタイプ」頭部も付属していたのですが、この頭部を押井守監督の実写作品「赤い眼鏡」や「ケルベロス」に登場する装甲服「プロテクトギア」に似た顔に改造したこともありました(1/60パトレイバーシリーズのブロッケンの105㎜カノン砲を改造したマシンガンを持たせていました)。
主役メカ(?)のガンダムNT-1「アレックス」とライバルメカ(?)のケンプファーはそれぞれチョバムアーマーの着脱や武装のフル装備を再現した、遊べるキットでしたが、アーマーや武装類を充実させた分、モビルスーツ本体の出来の方はややツラい(特にケンプファー。アレックスは良く出来ていたのですが、GMコマンドと比べると…:汗)ものでしたねぇ。ちょっと残念…。
「ポケットの中の戦争」シリーズのキットで忘れてはならないのがカッコ良い箱絵と充実した内容の説明書ですねぇ。個人的に最も印象に残っているのは開田裕治氏によるハイゴッグの箱絵です。ジム寒冷地仕様の頭を地面に押し付けているポーズはまるで怪獣映画のワンシーンのようです♪ ケンプファーの箱絵も怪獣映画っぽいですねぇ。
説明書のカラー面には各モビルスーツの機体解説がイラスト入りで掲載されていたのですが、設定画の横にその機体のバリエーションのイラストが添えられていました。このイラストは確か「ガンダム00」のメカデザイナーのどなたかによるものだと思います(違ったかな?)。
説明書の裏面には「おたよりくださ~い!」と呼びかけるモビルスーツのイラストや「『ポケットの中の戦争』シリーズはまだまだ続きます!」というワクワクするような文章が入っていたのも思い出に残っています。
このシリーズはケチで有名な筆者としては珍しく全アイテムを購入してしまうぐらい好きなシリーズでした(GMコマンドやザクFZ、リックドムⅡにいたっては複数買いも…)。夏ごろに発売される予定のHGUCケンプファーが登場すれば、旧「ポケットの中の戦争」シリーズのキットは完全に過去のものになってしまうかもしれません。しかし、このシリーズの魅力は現在でも決して色褪せてはいないと思います。
…とかなんとか言いながら、やっぱり新作キットを作るのは楽しみです。というわけで明日からHGUCザクⅡ改の製作記事をお送りします♪
当時高校生だった筆者は「ホビージャパン」誌に掲載された「ポケットの中の戦争」キット第1弾のズゴックEの写真を見て驚きました。塗装しなくてもアニメの設定カラーがかなりのレベルまで再現されている色分け、モノアイはクリアーパーツ、専用ポリキャップによる広範囲な可動(股関節にボールジョイント式ポリキャップが採用されたのはこのズゴックEが最初だったと思います)、設定画のイメージに極めて近いプロポーション…。
「今までのガンプラとぜんぜん違う…!」
さらに驚いたのはGMコマンドです。目にあたるゴーグルと額のメインカメラが一体でクリアーパーツ化され、コクピットハッチやシールドまでパーツ分割&成型色で色分けされています。しかも足の裏まで再現! 大きなポリキャップが関節ブロックにまるごと使われているため関節部の塗装はできませんが、実に豪華な内容のキットでした。しかも価格は500円! 総合的に見て現在のHGUC GMコマンドと比べてもそれほど劣らない名キットだと思います。1/144スケールで手の甲と指とが色分けされたのもこのキットが最初だったと思います。
ザクFZは動力パイプをポリで成型し、ポリキャップの色を黄土色にすることによって成型色の色数を増やすことに成功しています。コクピットハッチの赤は再現されていませんでしたが、パチ組みでも満足度の高い色分けになっていました。筆者はこのキットが好きで、模型雑誌の作例を参考に頭の幅詰めをしたり(モノアイシールドには写真のフィルムを使用するのが定番でしたねぇ)足首の接地性を高めるために当時発売されて間もないウェーブさんの「Bジョイント」で足首関節を増やしたりしていました。
また旧ドイツ軍のフリッツヘルメットを被ったようなデザインの「Bタイプ」頭部も付属していたのですが、この頭部を押井守監督の実写作品「赤い眼鏡」や「ケルベロス」に登場する装甲服「プロテクトギア」に似た顔に改造したこともありました(1/60パトレイバーシリーズのブロッケンの105㎜カノン砲を改造したマシンガンを持たせていました)。
主役メカ(?)のガンダムNT-1「アレックス」とライバルメカ(?)のケンプファーはそれぞれチョバムアーマーの着脱や武装のフル装備を再現した、遊べるキットでしたが、アーマーや武装類を充実させた分、モビルスーツ本体の出来の方はややツラい(特にケンプファー。アレックスは良く出来ていたのですが、GMコマンドと比べると…:汗)ものでしたねぇ。ちょっと残念…。
「ポケットの中の戦争」シリーズのキットで忘れてはならないのがカッコ良い箱絵と充実した内容の説明書ですねぇ。個人的に最も印象に残っているのは開田裕治氏によるハイゴッグの箱絵です。ジム寒冷地仕様の頭を地面に押し付けているポーズはまるで怪獣映画のワンシーンのようです♪ ケンプファーの箱絵も怪獣映画っぽいですねぇ。
説明書のカラー面には各モビルスーツの機体解説がイラスト入りで掲載されていたのですが、設定画の横にその機体のバリエーションのイラストが添えられていました。このイラストは確か「ガンダム00」のメカデザイナーのどなたかによるものだと思います(違ったかな?)。
説明書の裏面には「おたよりくださ~い!」と呼びかけるモビルスーツのイラストや「『ポケットの中の戦争』シリーズはまだまだ続きます!」というワクワクするような文章が入っていたのも思い出に残っています。
このシリーズはケチで有名な筆者としては珍しく全アイテムを購入してしまうぐらい好きなシリーズでした(GMコマンドやザクFZ、リックドムⅡにいたっては複数買いも…)。夏ごろに発売される予定のHGUCケンプファーが登場すれば、旧「ポケットの中の戦争」シリーズのキットは完全に過去のものになってしまうかもしれません。しかし、このシリーズの魅力は現在でも決して色褪せてはいないと思います。
…とかなんとか言いながら、やっぱり新作キットを作るのは楽しみです。というわけで明日からHGUCザクⅡ改の製作記事をお送りします♪
懐かしいな…実は初めて買ったガンダムのガンプラが旧キットのNT-1アレックスガンダムだったんですよ…。
確かに旧キットの0080シリーズは、未だにカッコ良いですね。
当時寒冷地ジムと量産型ガンキャノンとジムスナイパーⅡが発売されませんでしたが…。
まあ序盤でハイゴックに倒された寒冷地ジムはともかくガンキャノンのジムスナイパーⅡは、出てきた瞬間にケンプファーに撃墜されましたからね…(笑)
ジムスナイパーⅡなんか30秒位しか映っていないし…(泣)。
後はHGUCでケンプファーとジムスナイパーⅡがでたら…。
実はジムスナイパーⅡ好きなんですがHGUCで出る可能性ないだろうな。
旧80シリーズは確かに当時としては出来のいいものでしたが、MSV的な機体を模型化し、解説書にも遊びがあるのにキット自体にそういう楽しみ方の余地がない感じだったのが不満でした。ほかのキットのパーツと組み合わせて、というような遊びが(デザインのせいもあるけど)できないシリーズだったんですよね。この辺の最新版の一年戦争解釈と蓄積された一年戦争見識とのせめぎ合いはマスターグレード誕生を経て今もHGUCで続いている気がします。
ザクⅡ改のプロポーション、僕的には問題ありません。むしろHGUCの路線に合っていると思います。
MGガンダムVer.2は個人的に購買意欲がわきません。Ver.KaのようにVer.YYとしてならありだと思うのですが...
他のMGと並べられないガンダムをVer.2としてしまうセンス、さすがバンダイ。これってアリなんですかねえ?Gアーマーが開発中のようですが、期待薄。あくまで個人の意見です。
なんと、シールがモノアイとレール部分だけ!?ですw
値段も安くて可動範囲も広く、ネットのあちこちで批判されているプロポーションを除けばまさに完璧だと思います。
自分もうみんちゅさん同様、プロポーションに大問題を抱えたこのキットをどう料理していくか楽しみです♪
開田裕治氏のボックスアートも最高でした♪
取説のイラストがパッケージと違うものっていうのも印象深かった~
新しいFZ楽しみです。頑張って下さいネ♪
今回ほぼほぼコンプリートされるので、これからHGUCを作っていくのも楽しみですよ♪
かめっちさんがネット上で批判されているザク改をどのように料理するのか楽しみにしていますね♪
OVA自体は観たんですが、この頃の私は、ガンプラには疎遠になってまして…。
ザクII改の製作記事楽しみにしてますね。
HGUCででるザクFZ型は旧キットのほうがごつくていいな~…HGUCのはスラッとしてかっこいいけど…
まぁいいとして、OVAのアニメでもMSの戦闘こそ少ないものの神作品といっていい出来栄えですしね☆
腕がもげたけど、コードが数本つながってて自分に弾があたってしまう寒ジムとか!(説明ヘタだなぁ…