ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

PGダブルオーライザー サンプルレポート(最終回)

2009年12月05日 | サンプルレポートシリーズ
 いよいよ今回で「PGダブルオーライザー サンプルレポート」も最終回となります。今回はダブルオーライザーへの合体と、初回購入特典のスタンドベースについてをお送りします。

 まずは合体から。

 オーライザーのサイドバインダーを取り外します。




 機体後半部を折り畳みます。


 ダブルオーガンダムのバックパックには、黄色い丸で囲った接続用軸と、ピンク色の丸で囲ったフック状のパーツで固定します。


 ダブルオーガンダムのバックパックのカバーを開け、ポリキャップを露出させます。


 フック状のパーツをバックパックに引っ掛けます。このパーツのおかげで、バックパックとオーライザーとの一体感があります。

 サイドバインダーの接続部を、オーライザー本体への接続用モードからダブルオーガンダムのGNドライヴ基部への接続用モードに変形させます。矢印の順番で見てください。

                                              ↓

 ジョイント部分を回転させるのは1/144HGキットなどと同様ですが、GNドライヴ基部との接続用アームを展開するところが異なります。



 接続用アームの板状突起を、GNドライブ基部の溝に差し込みます。
 *サイドバインダーを取り外す時は、2本の接続用アームを同時に溝から外すようにしましょう。接続用アームと、アームの基部の可動軸にはやや強度的な不安があるため、余計な負荷を掛けないようにするのが良いと思います。


 ダブルオーライザー合体後に額に浮かぶ文字を再現するために、シールが用意されています。

 ダブルオーライザー、合体完了です。


 これだけ大きくて重いものを背中に背負うので、前傾姿勢を取らせないと自立できないと思っていたのですが…


 前傾姿勢にしなくても、自立可能です。予想以上に重量バランスは良いです。GNソードⅢを持たせると、さらに重量バランスが良くなって立たせやすくなるはずです。


 オーライザーの機体全部を背中に背負うのではなく、サイドバインダーを肩の左右に取り付けることによって重量を分散しているのが効いているのかもしれませんねぇ。


 フル武装状態のダブルオーライザー。格好良いです! 撮影中は、転倒する心配はありませんでした。

 HGキットや1/100キットには無かった可動機構! GNドライヴ基部が回転することにより、バインダーの角度を変えることができます。


 手に武器を持たせるなどして重量バランスを工夫すれば、バインダーを後ろに跳ね上げた状態でも立たせることができます。

 次は初回購入特典のスタンドベースです。

 台座部分。「MG Ex-Sガンダム」や「PGスカイグラスパー」に付属するスタンドの台座部分と共通かもしれません。


 支持アーム(長)を構成するランナーです。


 短い方の支持アームを構成するランナーです。右上の方に写っているパーツは、GNソードⅢを装備したオーライザーを取り付ける場合に使用します。


 ネームプレートを模したシールが付属します。金属光沢があり、高級感が漂います。
 

 長い方のアームにダブルオーガンダム、短い方のアームにオーライザーを取り付ける場合の状態です。


 こちらはダブルオーライザー合体後や、ダブルオーガンダムまたはオーライザー単体で飾る場合の状態です。

 大きくて重いPGダブルオーライザーですが、スタンドベースがあると安心していろいろなポーズを取らせられます。




 長い方のスタンドの、機体へ接続部は、差し替え式で角度を調節できます。ライザーソードを装備した場合、肩関節部の保持力が耐えられない場合がありますが、姿勢の取らせ方を工夫すれば、保持できる場合があります。


 ダブルオーライザー合体後のポーズ。胸のダクト部分が左右に開閉可能なのはどういう意味があるのかと、長いこと考えていたのですが、こういうポーズを取らせた時に効果があるのかもしれません。 



 かなり前傾させた飛行姿勢でも大丈夫です。


 「刹那・F・セイエイ」と「沙慈・クロスロード」の立ちポーズフィギュアも付属しています。小さいですが良く似ています。


 ダブルオーガンダムとオーライザーの2機をスタンドに取り付けた状態。オーライザー側のスタンド(短い方)の基部は可動式なのですが、保持力にやや不安があります。ゆるい場合は可動軸に瞬間接着剤をコーティングするなどして、保持力を向上させると良いでしょう


 「機動戦士ガンダム」30周年の年末を飾るにふさわしい、超大作キットです。完成するとものすごい迫力です。とにかく格好良い!
 可動部分は丈夫に出来ているのですが、大きくて重いので、ポーズを取らせるにはコツが要ります。組み立ての途中で、どの部分がどれぐらいの保持力で、どれぐらいの可動範囲なのかを把握しておいた方が良いです。可動軸には肉抜き穴が設けられているため、強度に不安を感じる方はプラ板などで補強すると良いと思います。
 また、内部フレームを見る場合や別売りの「カラークリアボディ」に換装する場合には装甲を取り外す必要があります。組み立て中に「ここの装甲は外しにくいかもしれない」と思うところは、はめ込みピンなどを削ったりして、ちょうど良い具合に調節した方が良いと思います(どこが外しにくいかは、あまり覚えていません。セラフィーさん、ごめんなさい。肩の装甲と、頭のアンテナ周辺が分解しにくかったのは記憶に残っているのですが…)。

 筆者の場合、ゲート処理をしなくても組み立てには10時間以上を要しましたが(パーツ写真の撮影時間を含む)、高額なキットですので、読者の皆様はさらに時間を掛けて丁寧に作ってくださいね!

 このサンプルレポートでも、たくさんの読者の皆様がいろんな国から見に来てくださいました。ありがとうございます!
 なお、筆者はキットの組み立てからかなり時間が経っていますので、組み立て中の記憶が薄れてきています。具体的な質問にはお答えできませんので、ご了承ください。m(- -)m