ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MGガンタンク サンプルレポート(その4)

2009年09月10日 | サンプルレポートシリーズ
 *重要なお知らせ:この記事は発売前にバンダイプロショップ加盟店に店頭展示用として提供されるサンプルキットを組み立てつつ詳細をレポートするものです。多分にネタバレを含みますので、「キットを手に入れて初めて知る感動」を失いたくない方はくれぐれもご覧にならないように、よろしくお願いいたします。
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 *ランナーの写真については「エプロンの人 模型制作日記」の過去ログで大きな画像が見られますので、ぜひ見に行ってくださいね。なお、サンプルには無色透明のプラスチックで成形されたDランナーとEランナーが含まれていますが、これらのランナーはサンプルキット用の特別パーツです。通常商品のMGガンタンクには付属しません。

 今回は車体の組み立てです。二脚歩行型モビルスーツのキットではあまり見られないような、大きなパーツが多く登場します。

 腰(?)の部分と、車体の中央部分の骨格を構成するパーツ群です。

 上の写真の真ん中に1列並んだパーツ5個を組み上げると、下の写真のようなブロックになります。
 
 これだけを見るとどの部分のブロックなのかよく分かりませんが、腰の関節部です。右の写真が腰関節ブロックを横から見た状態で、写真の右側が前側です。


 車体の骨格パーツに腰関節ブロックを組み込んだところです。写真の右側が前側です。


 腰の関節は前後方向に角度を付けることができます。
 写真左:前にかがんだ状態。 写真左:後ろに反った状態。 


 完成した車体中央部の骨格を斜め前から見たところです。


 斜め後ろから見たところ。まだガンタンクの車体とは分かりませんねぇ。


 車体の左右側面のブロックを構成するパーツです。写真は左右共通パーツの片側分です。


 車体前部に装備されるドーザーブレードの可動用アームの部品を車体側面部の下側のパーツに取り付けたところです。



 
 これは車体と走行装置(起動輪や転輪、履帯やサスペンションなど。次回以降の記事で登場します)をつなぐための関節ブロックです。通常の戦車は、車体に走行装置が固定されている場合が多いのですが、MG版デザインのガンタンクは車体と走行装置が別々のブロックに分かれており、走行装置が大きく可動するようになっています。


 車体中央部に関節ブロックを取り付けたところです。


 車体側面部上側のパーツをかぶせて…。


 車体側面部下側のパーツを取り付けます。これで右側の車体側面部骨格が完成しました。


 斜め前から見たところです。


 左側の車体側面部も同様に組み立てました。これで一気にガンタンクの車体らしい形になりましたねぇ。


 後ろから見たところです。


 腰の中央前後の外装と、わき腹のシリンダーを構成するパーツ群です。


 それぞれのパーツを車体に組み付けた状態です。実は小さい方の黄色い丸パーツは、この時点では取り付けないのが正解です(説明書では、もっと後で組み立てるよう指示されています)。理由は後ほど…。



 コア・ブロックとの接続部の土台となる部分と腰関節ブロックの間に可動式のシリンダーが備わります。上体を左右に傾けると、シリンダーが連動可動します。


 これが、小さい方の黄色い丸パーツをまだ取り付けない理由を示した写真です。丸パーツを先に腰ブロックに取り付けてしまうと、丸パーツが引っ掛かって、車体上面の装甲パーツの取り付けを妨げてしまいます。


 車体の上面と底面の装甲を構成するパーツ群です。写真の左下に写っている3個のパーツは、車体前部下側に装備されるドーザーブレードのパーツです。


 車体上面と底面の装甲を車体骨格に取り付けたところです。


 車体前面の丸い部分の装甲は別パーツになっています。



 サンプル用特別パーツの透明装甲を取り付けた状態です。かなり格好良いのですが、車体上面および底面の装甲パーツを破損させずに取り外すのは難しかったです(汗:20分ほど掛かりました…)。



 車体前部下側に装備されたドーザーブレードは、こんな感じに展開可動します。この部分は、説明書には「ドーザー接続基部」と書かれています。牽引用フックを利用して、この部分にさらにブルドーザーのような本格的なドーザーブレードを接続するのかもしれません。

 次回は車体の組み立て・後編と、走行装置の組み立てをお送りします。

 *当ブログとの連動企画として、エプロンさんが9月9日分の模型制作日記でMGガンタンクの可動機構について、動画で説明してくれています♪ 写真や文章では説明しきれない「動き」が、動画ではよく分かりますので、ぜひ見に行ってくださいね!

 *コジロウさんからのご質問「120ミリ低反動キャノン砲の砲身ですが、パーティングラインは目立ちますか?」についてですが…
 砲身部のパーティングラインは写真の印象と同様、実物でもかなり薄いです。デザインナイフでごく軽くカンナ掛けして、ペーパー掛けするだけでOKだと思います。ひょっとしたらカンナ掛けの必要も無いかも…。どちらかといえば、ひじ関節や上腕の筒状カバーの方がパーティングラインが目立つので、丁寧にライン消しを行ってくださいね~。