ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

3周年特別企画・モデラーのための「実物大ガンダム」写真集(最終回)

2009年08月25日 | 臨時ニュース・その他
 「実物大ガンダム」は、アニメのシンプルなガンダムを再現したものではなく、架空の兵器としてのリアル感を追求した造形になっています。そのため、機体各所には実在の戦闘機などに見られる注意書きのマーキングが施されています。

 これはお台場・潮風公園の展示会場で販売されているマーキングステッカー(400円)です。何かに貼り付ける用途以外に、モデラーにとっては資料的価値があります。愛車に貼っているという方もいらっしゃるでしょうね。


 頭部付近のアップです。各部にある細長い銀色のパーツの近くには「MANUAL RELEASE」と書かれています。おそらくこれらの銀色のパーツは、機体のフレームに固定されている装甲を、整備時や修理時に手動で解除するためのレバーだと思います。
 大きめの楕円形の銀色パーツが何なのかは、よく分かりませんでした。「NITOROGEN」と書かれたマークが近くにあるため、窒素が関係しているパーツだと思うのですが…。


 30分おきに行われるイベントでは、最後にガンダムが空を見上げる場合があります。その時だけ、あご下の首関節が見られるんですよ♪


 ひじ関節を横から見たところです。「HG RX-78-2ガンダムver.G30th」のキットでは、ひじ関節後ろの白い装甲が再現されていませんが、プラ板などで作ってみても良いと思います。その場合、ひじを曲げると関節パーツ(A32)と装甲が干渉する可能性があるのですが…(汗)。


 ひじ関節前側のアップです。関節部は意外と色数が多いことが分かります。茶色く見える部分は、キットの説明書ではカッパー(銅色)で塗るように指示されていますが、ウッドブラウンなどの茶色をつや消しで塗った方が、さらにスケール感が出ると思います。 


 ランドセル側面のダクト周辺の写真です。


 右手のアップ写真です。左手は握り拳ですが、右手は軽く開いた状態になっています。指の関節部が細かく作り込まれていますねぇ♪


 キットでは可動機構やアクションベースへの取り付け穴を設けるために省略されていますが、股関節の下側は複雑な形状になっています。


 後ろから見たところです。関節部の形状が分かりやすくなるよう、写真の色調を明るめに調整してあります。


 ひざ関節を横から見た写真です。関節部に人や物が挟まれる事故を防ぐため、「DANGER(危険)」の赤いマーキングが貼られています。こういった危険な部位には赤いマーキングが多いですねぇ。
 銀色の丸いパーツは、オイル注入口の蓋でしょうか?


 最後に全身像です。当ブログには残念ながら画像を拡大表示する機能がありません。申し訳ございません。m(- -)m その代わり、画面に配置できる範囲内で、できるだけ大きな画像を掲載しました。



 近くで見ると「PGガンダム」のように骨太に見える「実物大ガンダム」ですが、やや離れた場所から撮った写真を見ると「MGガンダムver.1.0」のようにスリムに見えます。

 それにしても格好良い! この「実物大ガンダム」のおかげで、筆者はRX-78ガンダムの格好良さを再確認することができました。絶妙な造形の像だと思います。
 展示期間はあとわずかとなりましたが、今後も何らかの機会に展示されれば良いのにと思います。一人でも多くの方に、実物を近くで見てほしいです。
 10年後のガンダム40周年には、「実物大ガンダム」の隣に「実物大ザク」が並ぶことを願いながら、「モデラーのための『実物大ガンダム』写真集」を終了いたします。載せきれていない写真がまだまだありますが、それは別の機会に…。