MGグフver2.0の製作記事、今回は頭部の組み立てです。
頭部を構成するパーツ群です。2層構造の動力パイプがあるため、首を含めた頭部のパーツ数は40個を超えます。
写真左:昔はザク・グフ系モビルスーツの頭部は左右に分割されていました。1/144グフカスタム以降のキットではザク・グフ系MSの頭部は上下に分割されることが多かったのですが、このキットではなんと前後に分割されています。グフの頭部はザクと比べると丸みが強い形状になっていますが、それに対応するための分割方法だと思います。
頭部前後の合わせ目は目立たないように工夫されていますので、無理して合わせ目を消す必要は無いと思うのですが、パーティングラインは目立つ位置にあります(矢印で示した部分)。写真を撮った後、耐水ペーパーを掛けてラインを消しておきました。
写真右:モノアイシールドの透明パーツは、ランナーにつながっているゲート部分の太さが左右で異なります。写真の向きで見た場合の左側が細く、右側が太くなっています。先に左側・細い方をニッパーで切ってから、右の太いゲートを切ると、パーツの破損(ゲート部分へ余計な力が掛かって、パーツのゲート近くがひび割れてしまう)を抑えることができると思います。
首には胴体との接続用ポリキャップと、上下方向へのスイング用関節、そしてモノアイ連動可動用の歯車が備わっています。ザクver2.0と同じ構造です。
写真左:前々回の記事で作ったモノアイを頭部に組み込むための準備に掛かります。用意したのはコトブキヤさんのディテールアップ用パーツ「丸モールドⅢ」です。適当な大きさ・形状のものを選んで、モノアイレンズとキットの歯車パーツを接続するのに使います。
写真右:円盤の周囲にミゾが彫られているタイプのもの(直径5ミリ)を選びました。パーツを選ぶ時は、自作したモノアイレンズと丸モールドを重ねた状態でキットのモノアイパーツとほぼ同じ高さ(というか長さというか厚み?)かそれ以下になるように注意します。キットのモノアイよりも長くなってしまうと、モノアイがモノアイシールドに干渉して動かなくなります(汗)。
作業自体はザクの時とほぼ同じです。モノアイの基部パーツ(E11)のはめ込みピンの太さと同じ径の穴を丸モールドに開け、E11に丸モールドをはめ込みます。E11のはめ込みピンの位置がやや低いため、丸モールドに開ける穴の位置もやや下にずらしておきました。
E11を頭部内部フレームに組み込み、モノアイの作動チェックをします。あと、モノアイがモノアイスリットに対してどのぐらいの高さになっているのかもチェックします。モノアイの上下位置は、表情を大きく左右しますからねぇ。
丸モールドにモノアイレンズを貼り付けます。
写真左:外装を取り付けた頭部です。
写真右:口というか鼻というか、顔正面のダクト部分の底はパイプ受けのパーツの裏側が露出します。あまり見えないところですが、念のためパイプ受けパーツのパーティングラインを消しておきました。
写真左:動力パイプのパーツは、コマ切れのパイプ部分と芯の部分が別のランナーに成形されています。両者が一体成形だったザクと比べると組み立ての手間は少し増えますが、それほど問題は無いでしょう。
写真右:動力パイプの芯となるパーツに付いているガイド用の棒にパイプを13個差し込んだ状態です。この状態でゲート処理をすることができます。
写真左:各パイプのゲートをデザインナイフで切り取り、パイプに耐水ペーパーを巻き付けてクルクルと回し、パイプのパーティングラインを消しました。パイプにはパーティングラインを消す手間を省くためのディテールが入っています。これがけっこう良い感じなのですが、以前作ったザクと合わせるため、やむを得ずラインを消しました。
写真右:各パイプを移動します。パイプの向きや間隔が左右で同じようになるまで、じっくり調整すると良いです。
グフ頭部の完成です。大きくうねった動力パイプ、長く下に伸びたダクト、モノアイスリット周辺の面構成など、従来のグフキット以上に「グフらしさ」が追求された造形になっています。う~ん、男前!
ザクver2.0との比較。
グフver1.0のバリエーションキットであるグフカスタムとの比較。グフカスタムは動力パイプのうねりがおとなしいデザインですので、グフver1.0と2.0の単純比較というわけには行かないのが残念です(汗)。
頭部を胸部に取り付けた状態です。まさに「これぞグフ!」といった感じですねぇ。押し出しが強いのに下品にならない絶妙なバランスだと思います。格好良いぞ!!
*コジロウさん、Busterbeamさん、うみんちゅさん、さんだゆうさん、ギリアンさん、チョコさん、エム太郎さん、Nさん、蒼いうさぎさん、コメントありがとうございます!m(- -)m
うみんちゅさん:実はあのランバ・ラル、写真写りがたまたま良かっただけで、かなり適当塗りなんですよ~(汗)。
チョコさん:はじめまして! 実はモノアイネタではないのですが、ラインストーンを使ったネタが待機中です♪ お楽しみに!
エム太郎さん:MGエクシアは筆者も楽しみにしていますので、製作記事もやりたいと思っています。
Nさん:はじめまして! 劇場版エヴァの製作記事へはこちらからお入りください。(その3)以前の記事は、上記のページのいちばん下の「前ページ」をクリックすると出てきますよ~♪
蒼いうさぎさん:はじめまして! 同じノンシンナーモデラー同士、頑張りましょうね。 クワガタの長いブシドーアヘッド、格好良いですねぇ♪
頭部を構成するパーツ群です。2層構造の動力パイプがあるため、首を含めた頭部のパーツ数は40個を超えます。
写真左:昔はザク・グフ系モビルスーツの頭部は左右に分割されていました。1/144グフカスタム以降のキットではザク・グフ系MSの頭部は上下に分割されることが多かったのですが、このキットではなんと前後に分割されています。グフの頭部はザクと比べると丸みが強い形状になっていますが、それに対応するための分割方法だと思います。
頭部前後の合わせ目は目立たないように工夫されていますので、無理して合わせ目を消す必要は無いと思うのですが、パーティングラインは目立つ位置にあります(矢印で示した部分)。写真を撮った後、耐水ペーパーを掛けてラインを消しておきました。
写真右:モノアイシールドの透明パーツは、ランナーにつながっているゲート部分の太さが左右で異なります。写真の向きで見た場合の左側が細く、右側が太くなっています。先に左側・細い方をニッパーで切ってから、右の太いゲートを切ると、パーツの破損(ゲート部分へ余計な力が掛かって、パーツのゲート近くがひび割れてしまう)を抑えることができると思います。
首には胴体との接続用ポリキャップと、上下方向へのスイング用関節、そしてモノアイ連動可動用の歯車が備わっています。ザクver2.0と同じ構造です。
写真左:前々回の記事で作ったモノアイを頭部に組み込むための準備に掛かります。用意したのはコトブキヤさんのディテールアップ用パーツ「丸モールドⅢ」です。適当な大きさ・形状のものを選んで、モノアイレンズとキットの歯車パーツを接続するのに使います。
写真右:円盤の周囲にミゾが彫られているタイプのもの(直径5ミリ)を選びました。パーツを選ぶ時は、自作したモノアイレンズと丸モールドを重ねた状態でキットのモノアイパーツとほぼ同じ高さ(というか長さというか厚み?)かそれ以下になるように注意します。キットのモノアイよりも長くなってしまうと、モノアイがモノアイシールドに干渉して動かなくなります(汗)。
作業自体はザクの時とほぼ同じです。モノアイの基部パーツ(E11)のはめ込みピンの太さと同じ径の穴を丸モールドに開け、E11に丸モールドをはめ込みます。E11のはめ込みピンの位置がやや低いため、丸モールドに開ける穴の位置もやや下にずらしておきました。
E11を頭部内部フレームに組み込み、モノアイの作動チェックをします。あと、モノアイがモノアイスリットに対してどのぐらいの高さになっているのかもチェックします。モノアイの上下位置は、表情を大きく左右しますからねぇ。
丸モールドにモノアイレンズを貼り付けます。
写真左:外装を取り付けた頭部です。
写真右:口というか鼻というか、顔正面のダクト部分の底はパイプ受けのパーツの裏側が露出します。あまり見えないところですが、念のためパイプ受けパーツのパーティングラインを消しておきました。
写真左:動力パイプのパーツは、コマ切れのパイプ部分と芯の部分が別のランナーに成形されています。両者が一体成形だったザクと比べると組み立ての手間は少し増えますが、それほど問題は無いでしょう。
写真右:動力パイプの芯となるパーツに付いているガイド用の棒にパイプを13個差し込んだ状態です。この状態でゲート処理をすることができます。
写真左:各パイプのゲートをデザインナイフで切り取り、パイプに耐水ペーパーを巻き付けてクルクルと回し、パイプのパーティングラインを消しました。パイプにはパーティングラインを消す手間を省くためのディテールが入っています。これがけっこう良い感じなのですが、以前作ったザクと合わせるため、やむを得ずラインを消しました。
写真右:各パイプを移動します。パイプの向きや間隔が左右で同じようになるまで、じっくり調整すると良いです。
グフ頭部の完成です。大きくうねった動力パイプ、長く下に伸びたダクト、モノアイスリット周辺の面構成など、従来のグフキット以上に「グフらしさ」が追求された造形になっています。う~ん、男前!
ザクver2.0との比較。
グフver1.0のバリエーションキットであるグフカスタムとの比較。グフカスタムは動力パイプのうねりがおとなしいデザインですので、グフver1.0と2.0の単純比較というわけには行かないのが残念です(汗)。
頭部を胸部に取り付けた状態です。まさに「これぞグフ!」といった感じですねぇ。押し出しが強いのに下品にならない絶妙なバランスだと思います。格好良いぞ!!
*コジロウさん、Busterbeamさん、うみんちゅさん、さんだゆうさん、ギリアンさん、チョコさん、エム太郎さん、Nさん、蒼いうさぎさん、コメントありがとうございます!m(- -)m
うみんちゅさん:実はあのランバ・ラル、写真写りがたまたま良かっただけで、かなり適当塗りなんですよ~(汗)。
チョコさん:はじめまして! 実はモノアイネタではないのですが、ラインストーンを使ったネタが待機中です♪ お楽しみに!
エム太郎さん:MGエクシアは筆者も楽しみにしていますので、製作記事もやりたいと思っています。
Nさん:はじめまして! 劇場版エヴァの製作記事へはこちらからお入りください。(その3)以前の記事は、上記のページのいちばん下の「前ページ」をクリックすると出てきますよ~♪
蒼いうさぎさん:はじめまして! 同じノンシンナーモデラー同士、頑張りましょうね。 クワガタの長いブシドーアヘッド、格好良いですねぇ♪