ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

緊急特別企画:1/100 ダブルオーガンダム サンプル品レポート(その3)

2008年11月16日 | 臨時ニュース・その他
 1/100ダブルオーガンダム・サンプル品レポート、腕の部です。

 頭と胴体を組み立ててしまえば、残りの腕・脚・武器類はほとんどが左右共通パーツになっています。手の甲とGNドライヴ支持アームの青い板はパッと見では分かりにくい左右の違いがありますので、パーツの裏側に小さく部品番号を書いておき、全てのパーツをランナーから切り離してしまいました(ポリキャップ以外)。この後、全パーツのゲート処理を一気に済ませました。「パーツを1個ずつ切り離してはゲート処理…」よりも確実に早くなると思うのですが、パーツの紛失や組み間違いの危険性がありますので、あまりオススメできません(汗)。

 右腕の全パーツです。前腕の手首近く、GNコンデンサーの反対側の丸いパーツは左右共通化のおかげで別パーツになっています。塗り分けに便利ですねぇ。グレーで成型されていればもっと良かったのですが…(笑)。

 腕の構造はHGキットに似たものになっています。

 
 HGとの大きな違いは肩の胴体側との接続部にポリキャップが入ったことと、手首の取り付け部がボールジョイントではなくなった点です。
 GNコンデンサーの部分にはクリアーパーツを取り付ける前にキット付属のシールを貼っています。クリアーパーツの外周部が緑色に光っているように見えますが、これはクリアーパーツの裏側のフチをガンダムマーカー「ガンダムメタグリーン」で塗っておいたからです。
 

 
 写真左:ひじ関節はHGキットと同じぐらいの角度まで曲がります。
 写真右:ひじ関節は2重関節になっています。下側の関節部はわずかですが回転させることができます。

 
 手首パーツは武器保持用と握り拳の2種類が付属します。握り拳は側面(?)の握り込まれた指まで再現された素晴らしい出来です。

 残念なのは前腕との接続部がボールジョイントになっていない点です。前腕の青い部分を可動させつつ手首をボールジョイント接続にするのは、PC-116ポリキャップでは無理だったようです(実は他のキットで手首用に使われているポリキャップ「J」は、このキットでは別の場所に使用されています)。
 他の部分が良く動くだけに、この部分だけポーズ付けの自由度がやや低くなっているのが惜しいと思います(あと、平手も付属していればなぁと思うのですが…)。


 胸側の肩付け根関節は前後方向だけでなく上方向にも可動します。肩のGNドライヴが無ければ、腕はここまで上げられます。


 肩関節付け根部分の前後方向への可動範囲はこれぐらいです。

 次回は脚の部をお送りします。

緊急特別企画:1/100 ダブルオーガンダム サンプル品レポート(その2)

2008年11月16日 | 臨時ニュース・その他
 1/100 ダブルオーガンダム、サンプル品レポートの続きです。

 *注意:この記事は発売前のキットのサンプル品を組み立てつつ詳細をレポートするものです。多分にネタバレを含みますので、「キットを手に入れて初めて知る感動」を失いたくない方はくれぐれもご覧にならないように、よろしくお願いいたします。m(- -)m

 腰のパーツ分割はこんな感じです。


 
 写真左:ここで気になるのが腹と腰のフレーム部分が一体になっていることです。現在のガンプラでは水陸両用MSの一部やザク系MSなど、デザイン的に無理があるもの以外はほとんどのキットが腹と腰の境界部分で回転する(またはそれ以上の動きをする)ようになっているのですが、このキットはこの部分が固定されています。オーライザー合体時の重量対策なのか、組み立てやすさ向上のためなのか、理由は定かではありません。
 一応、写真の上の方に見えるポリキャップによって、胸との境界部分(人間でいうとアバラの下ぐらい?)で回るようになっています。
 
 ここで出てくるのが前回の記事でチラッと書いた電飾の話です。頭部に電飾を仕込むなら、大きな空洞の開いたこの腹~腰のパーツを活かして電池ボックスにすることもできるのではないかと…。写真の中央近くにある巨大なはめ込み用ダボを削り落せば、単5乾電池ぐらいは入りそうです。
 
 写真右:腹~腰は左右のフレームでポリキャップや股関節軸を挟み込み、ウエスト下段の赤いパーツをはめ込むというシンプルな組み立て工程です。腰の左右にはサイドアーマー可動用のポリ製ボールジョイントを差し込むようになっています。股関節軸の取り付け部には可動ギミックはありません。


 腰後ろのアーマーには可動式のサーベルラックが設けられています。 

 
 腰フロントアーマーはポリキャップで前方に少しだけスイング可動できます。腰後ろアーマーは固定式です。


 胸と腹との境目の回転部分の可動範囲はこれぐらいです。思ったより回ります。でも、やっぱり腰部分で回る方が自然でしょうねぇ。そこで…


 腰フロントアーマーを左右に、サイドアーマーを前後に傾けて、腰周りに「なんとなく動いている感じ」を出してみました。これならキットの可動部をそのまま活かしているので、すぐに試すことができます。
 

 
 実際に腰が回っているわけではありませんが、目の錯覚によって腰がひねっているように見えると思います。そう見えるかなぁ、見えるといいなぁ…どうでしょう?

 うう、思ったより話が長くなってしまいました。今回は腕まで進むつもりだったのですが…。

 次回に続きます…。