ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/100アカツキガンダム(その1)

2007年03月28日 | SEED・DESTINY
 今回から1/100アカツキガンダムの製作に入ります。ビニール袋からランナーを出してみると、モノスゴい輝き具合に圧倒されます。なんというか、お正月か五月の節句向きです(笑)。
 ではさっそく行きます。

 先日、パーツのメッキの具合をチェックしていた時には気付かなかったのですが、左側頭部のパーツには「ORB-01 Alba」の文字がモールドされています。「ホビージャパン」の作例を見て文字の存在に気付き、ライターさんがデカールか何かで文字を再現したのかなぁと思いましたが、説明書の写真を見ると完成見本写真にも文字が入っています。ひょっとしてモールドかなと思ってパーツを見てみると…

 メッキかクリアーイエローのコーティングで文字が半分以上埋まっているではありませんか! OTL
 スミ入れ可能なのは「Alba」の「ba」だけです。メッキかクリアー塗料で埋まっている部分を彫ってみようかと思いましたが、失敗する可能性が非常に高いので、シールで再現することにしました。


 手持ちのシールの中から「E.F.SPACE FORCE」「RAH-KAIRAM」の文字(Hi-ニューガンダム製作時に使わなかったモノ)を1文字ずつ切り抜きました。「F」を「l」に、「R」を「b」に、「P」を「a」に、「R」を「B」に、それぞれ加工して貼り付けましたが、「Alba」の「ba」の辺りが汚くなってしまいました(泣)。
 スミ入れならものの数秒で終わってしまう作業に、30分も掛かってしまいました。あー疲れた。
 シールを貼った部分は、保護の目的でマニキュアのトップコートを軽く塗ってあります。

 目とクマドリ部分のパーツ(A29)の、目の周りをガンダムマーカー「SEEDダークブルー」で塗り、乾かしている間に目のシールを自作します。キット付属のシールでは目が大き過ぎますし、メッキに輝きに負けてしまうので、「ラピーテープ」のブルーを切り抜いて作ります。

 適当な剥離紙(筆者はビデオテープのラベルシールの剥離紙をよく使っています)の上にラピーテープを適当に貼り、パーツの目のモールドを参考に切り抜きました。キット付属シールよりもやや小さく、精悍な感じを狙ってみました。
 片方の目が出来たら、反対側の目を切り抜きます。まず、先に作った目のシールを、2つ折りにしたマスキングテープに貼ります(上の写真の状態。マスキングテープは粘着面を内側にして折り、裏表とも粘着ではない面にしておきます)。
 次に、マスキングテープの裏に大きめに切ったラピーテープを貼り、目のシールを貼った面を上にして、目のシールに沿ってマスキングテープと裏側のラピーテープを切り落とします。

 デザインナイフの刃を引いて切るのではなく、「ブチッ」と上から押して切るようにします。目の全ての辺が切れたら、マスキングテープからゆっくりと両方の目のシールをはがし(デザインナイフの刃先を使いましょう。爪ではがそうとしてもなかなかハガレませんよ~)、剥離紙の上に貼って待機させます。
 こうすることによって左右鏡対称の目のシールを切り抜くことが出来ます。この方法は、マスキングテープを使うのがミソです。以前は両面テープの剥離紙を使っていましたが、両面テープの剥離紙は表面がスベスベなので、ナイフで目のシールを押し切る時に「ヌルッ」とラピーテープが滑ってしまい、誤差が出てくるんです。そこでマスキングテープに替えました。切り終わった目のシールをはがすのが難しいですが…(汗)。
 それでも左右の目に多少の誤差は生じています。剥離紙の上に両目のシールを並べて、よく見比べながらナイフで切り、微調整します。切り終わったらパーツに貼り込みます。


 アンテナの先端裏側には、安全対策のための突起が付いています(写真右側)。

 ニッパーでこの突起を切り取り、アンテナ裏面をヤスリで削ってアンテナ先端をシャーぷにするのですが、メッキのハゲが怖いので、あんまりできませんでした。
 ヤスリを掛けた裏面は、耐水ペーパーでならしてから「ガンダムゴールド」で塗りました。ラピーテープのゴールドを貼っても良いのですが、「ガンダムゴールド」を塗る方が楽なので…(笑)。裏側なので、あまり目立ちませんし…。


 ヘルメットやアンテナを顔面に組み付けて、頭部完成です。メッキへの指紋付着防止用に手袋を買いましたが、組み立て時にはやっぱり素手の方が作業しやすいですねぇ。素手で組み立てて、組み上がったら手袋をはめてメッキ表面の指紋をぬぐい落とすと良いと思います。ただし、シールを貼った部分は手袋で触ると手袋の繊維がシールの粘着材に付いてしまいますので、極力触らないようにしましょう。

 トサカのカメラは目と同様、ラピーテープを切り抜いて貼っています。目は小さめに作ったつもりですが、完成後に見てみるとまだ大きいです。ホンマはビークラフト版設定画みたいな小さい目にしたかったのですが、このバランスではまるでノーベルガンダムです。カガリ搭乗時にはちょうど良いかもしれませんが、ネオ搭乗時にはやや幼い顔立ちに見えてしまいますねぇ…。

 上の画像を加工してみました。ネオ乗機の場合、これぐらいの目の大きさがちょうど良いと思うのですが、どうでしょうねぇ…?

 アンテナの額の部分の2本あるV字モールドは、恐る恐る「ガンダムマーカースミ入れ用ブラック」でスミ入れしようとしたところ、案の定クリアーイエローコーティングの塗料が溶けてきました。仕方なく「SEEDダークブルー」を面相筆で塗りましたが、汚い仕上がりになってしまいました(泣)。
 メッキにスミ入れ用マーカーでスミ入れするのは厳禁ですよ~!