ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

R3 1/48 SPTレイズナー(その11)

2006年10月01日 | ガンプラ以外
 ビーッ! ビーッ!(警告音)
 《アラーム・メッセージ! 当機ノ接地性ノ悪サハ、足部関節ノ改修ダケデハ改善サレズ!状況好転ノ見込ミナシ!》

 「どういうことだ! レイ!?」

 ……前回、足首関節を削って可動範囲の拡大を行ったのですが、フクラハギ(?)の部分を取り付けてみると再び可動範囲が狭くなってしまうことが判明しました(困)。
 模型雑誌でテストショットが公開された時、「やたらスネとフクラハギの間にすき間が開いてるなぁ。テストショットやからはめ込みがユルいんやなぁ」と思っていたのですが、製品版でもしっかりすき間が開いてしまう! しかも2ミリぐらい!!

 足首の可動範囲を広げたところで、フクラハギ内側(水色の部分)のブロックに足首関節がぶつかってしまうんですねぇ(大汗)。で、耐え切れなくなったフクラハギが外れそうになる、と。キットの可動範囲のままでも開くようです。

 とりあえず、フクラハギ内側、水色のパーツを、裏側のグレーのパーツごと削ってみましたが、ほとんど効果はありませんでした。
 前回拡大した可動範囲に対応するには、やはりフクラハギの裏側を2ミリほど削る必要があるようです。

 足首関節を改造しようかとも思いましたが、すでにフクラハギを削ってしまったので、さらに削ることにしました。

 右がフクラハギ裏側のパーツを一部切り欠いた状態。この作業の前にフクラハギ上側の下端を削っていますので、フクラハギ全体の長さが1ミリほど減っています。
 あまり見えない場所なので、裏側がからっぽになった状態のままにしてありますが、パテで埋めるなりジャンクパーツを貼り付けたり、グレーに塗っておくなりした方が良いでしょう。


 表から見た状態。右側が加工後です。この写真を撮った後、さらに削り込みました。キットのパーツそのままの状態から、合計で2ミリほど削り込んであります。これぐらい↓


 設定とは形状が変わってしまいましたが、もともとアレンジしまくりのキットですので、たいして影響はないと思います。


 スネの外装を全て取り付けた状態。これでようやく足首を内側に曲げてもフクラハギがスネから離れないようになりました。

 ところで、このスネを見て思うのですが、どうやらこのR3レイズナーでは強化型と通常レイズナーのプロポーションの差が小さくのではないか、と。ランナーのパーツ配置を見てみると、スネの部分はフクラハギの開閉する装甲とバーニア類を変更するだけにとどまりそうなのです。
 通常レイズナーと強化型レイズナーの設定画を見比べてみると、スネのプロポーションが明らかに違います。内側フクラハギ(水色の部分)の長さが、通常レイズナーでは短く、足首の関節部が丸見えになっているのに対して、強化型レイズナーではフクラハギの下の方が長くなっているのです。これは描かれた時期による違いというより、明らかに変化をつける意図があったのだと思います。
 この部分と、長くなった肩アーマーや肩のバーニアにより、強化型レイズナーはずいぶん直線的な、長い感じのプロポーションになっています。対して通常レイズナーはコロコロッとした感じです。

 でも、アニメで動いているレイズナーには、このような変化はありませんでした。最終回の強化型レイズナーを見てみると、それ以前のレイズナーとの違いは耳の部分と胸のバーニア、あとナックルショットぐらいしか分かりませんでした。
 R3レイズナーはアニメ劇中ののイメージを尊重しているので、開閉する装甲だけを変更する方式は正解なんでしょうねぇ。コストも抑えられますし。
 

 キットは約8頭身なのですが、大河原設定版のような頭でっかちに撮れた写真があるので載せておきます。

 カメラって、不思議ですねぇ…(笑)。後ろに写っているのは「オレンジX」のボトルです。HGUCの大型モビルスーツか、MGガンダムF91ぐらいの大きさのボトルです。こうやって見ると大きいキットですねぇ。

 ああ、同じ作業をもう片方の脚にもやらないと…(汗)。左の手首もまだやし…(汗)。では今日はこの辺で……。