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ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MG Hi-ニューガンダム(その1)

2007年03月05日 | Z・ZZ・センチネル・逆シャア・UC
 MG Hi-ニューガンダムの製作に入りますが、説明書を見てみるとMGストフリとの共通点が非常に多いことが分かります。ということは、「例のアレ」に悩まされる可能性が高いです。例のアレとは、そう、「同じモノが何個も…」です。
 フィン・ファンネルのパーツは6機分、モノによっては12個あります。ガンダム本体を先に作ってからフィン・ファンネルを組もうとすると、「同じモノを何個も」作るということのしんどさが増幅するような気がするので、先にフィン・ファンネルを片付けてしまいます。食事の中で嫌いな物を先に食べると、好きなモノが後でゆっくり美味しく食べられるということで…。
 

 ファンネルのパーツは6機全てが同じパーツ構成になっています。何機かごとに作り分ける(←よく似たパーツを見分ける必要がありますねぇ)という手間が掛からないので、6機分のパーツを全てランナーから一気に切り取ってしまいました。
 写真の右側にあるオレンジ色の物体は、姉が折り紙で折った「つのこうばこ」です。細かいパーツをなくさないで済むので重宝しています。グレー成型の細かいパーツは4種類ありますが、すぐに見分けが付きますので、まとめて入れています。
 この後、ゲート処理をまとめて行い、組み立てをする「ひとり流れ作業」で6機全て組んでしまおうと思いましたが、とりあえず2機分だけ作りました。もう若くないせいか、気合いで全部作ってしまうというパワーがなくなってきています(泣)。

 フィン・ファンネルの可動機構はMGニューガンダムとほぼ同じですが、ノーマルニューガンダムにはあったファンネル同士の連結用ジョイントが無いためにやや簡略化されています。ノーマルのファンネルはジョイント部分を2機ごとに(だったかな?)作り分ける必要がありました…。
 

 「コ」の字型に変形する機体の真ん中のブロックに「互」の字に似たABS樹脂製のスプリングパーツを組み込むところなんか、ノーマルのファンネルとまったく同じです。
 真ん中のブロックの両側に付く可動ヒンジのパーツは、複雑な形状のためパーツ2個を組み合わせるようになっていますが、合わせ目が片側に寄った状態になっています。説明書では、真ん中のブロックにヒンジを組み込む際には、ヒンジの合わせ目を片側に寄せるようになっていますが(写真では右側)、片方のヒンジを逆向きに付けても良いのではと思います。分かりにくい説明ですが…(汗)。


 フィン・ファンネル、とりあえず2機完成です。組み立ては特に難しい所は無く、パーツの向きを間違えることがないように工夫されています。
 特に内側にモールドが集中していて、スミ入れをすると引き立ちますが、モールドが浅いのでスミ入れ後にはみ出した部分を拭き取ろうとすると、必要な部分まで拭き取ってしまいます(特に真ん中のブロックの「出渕穴:小さい丸穴が何個か固めて開けてあるディテール」が…:汗)。
 めんどうでも、「スミ入れ用」のマーカー(筆者はコピックモデラーの0.03ミリを使用)で丁寧に描き込んでやった方がキレイに仕上がると思います。


 フィン・ファンネルの攻撃形態(写真左)と収納形態(写真右)です。磁場形成用のアームを曲げると、内部のスプリングがヒンジのミゾに入って「カチッ!」とロックされるのが分かります。各形態できちんとロックされるのがうれしいところです。


 ノーマルのファンネルでは、メインスラスターが角型のノズルでしたが、これまた「出渕穴」になっています。右側の青いパーツは、ファンネル機動状態を演出する炎のエフェクトパーツです。MGストフリ(フルバーストモード)でも同様のパーツが付属していましたが、今回のパーツの方が立体的というか筒状になっています。
 写真真ん中のパーツはファンネルと炎と接続するためのアダプターです。MGストフリ同様、透明ソフトプラ棒を差し込めるようになっています。


 フィン・ファンネル用エフェクトパーツその2、メガ粒子を収束する磁場のエフェクトパーツです。オレンジ色のグラデーションが入った透明塩ビシートにスパークの光のようなパターンがプリントされています。裏と表でツヤありの面とツヤ無しの面を使い分けることができるようになっています。多少反っていても不良品ではなく、問題なく使えます。


 エフェクトパーツを取り付けたフィン・ファンネルです。エフェクトパーツは両方とも実に良く出来ていて、「お~、飛んでる飛んでる!」「お~、なんかスパークしてる!」と、見ていてうれしくなります(笑)。


 透明ソフトプラ棒に攻撃形態のフィン・ファンネルを取り付けた状態ですが、透明ソフトプラ棒があまり写ってませんねぇ(汗)。指先は写ってるのに…。磁場のエフェクトパーツは、スパークのパターンがいろいろありますので、それぞれのファンネルに2枚のパーツを取り付ける時に違うパターンのモノを2枚ずつ付けてやると良いでしょう。

 筆者のフィン・ファンネルはまだあと4機残ってます。本体を作る合間にでも作ろうかなぁ…。 
 
 

MG Hi-ニューガンダム(その0)

2007年03月03日 | Z・ZZ・センチネル・逆シャア・UC
 MG Hi-ニューガンダムは、出渕氏によって新たに「公式設定画」として描かれた画稿を元に設計されています。イラストやガレージキット、模型雑誌の作例として登場した従来のHi-ニューガンダムとは別物といって良いほどプロポーションが違います。ノーマルのニューガンダムを大幅にボリュームアップしたような重モビルスーツ的な従来のモノとは逆に、ノーマルニューガンダムをシェイプアップした感じになっています。機体サイズも一回り小さくなっていますねぇ。

 また、カラーリングも「白/紫」から「白/青」になぜか変更されています。フィン・ファンネルのエアブラシが無ければ表現しにくい塗装パターンも変更されています。まさに従来のHi-ニューガンダムとは別物です。
 しかし、今後は「公式設定画」版のHi-ニューガンダムが主流となっていくのでしょうねぇ。

 さて、当ブログの方針である「お手軽に、極力ノンシンナーで」という方向で製作しようとすると、MGのプロポーションから従来版のプロポーションに改造するというのは至難の業です。たぶん、従来版のプロポーションに改造しようとすると、外装パーツは芯にしかならないと予想できます。
 そこで、筆者は違う方向で行くことにしました。
 「公式設定画」版のデザインを見てみると、ニューガンダムだけでなく、「ガンダムNT-1 アレックス」のデザインの要素も感じられるのです。カラーリング、腰フロントアーマーのディテール、右前腕のバルカン砲、背中の装備品を外した状態のバックパック(背中とバックパックの幅が同じで、メインスラスターノズルが2基)、シールドのデザインなどなど…。
 アレックスと新設定版のHI-ニューガンダムを見比べてみると、最初の「アムロ専用(?)」ガンダムとして建造されたアレックスがもしアムロの手に渡っていたら…という「IF」なストーリーを妄想してしまいます。ここからは妄想モードに突入です。
 
 0079年末、サイクロプス隊の作戦が全て失敗し(サイクロプス隊の皆さんには申し訳ないですが:汗)、連邦初のニュータイプとして覚醒したアムロ・レイ少尉のもとに新型のガンダムがもたらされた。RX-78-2の性能ではすでにレイ少尉の能力には追従しきれず、ジオンの新型機軍の前に苦戦を強いられるようになった矢先のことである。
 新型ガンダムであるNT-1、通称「アレックス」はレイ少尉の実戦データを元に開発されており、機体のカラーリングはレイ少尉のイメージに合わせたものとなっていた(ここで旧作オープニングの、アムロのパイロットスーツがブルーであることを利用する:笑)。
 アレックスは期待以上の働きを見せ、数日間の搭乗であったがアムロ・レイはこの機体に信頼を寄せる。そして終戦…。

 0093年、シャア・アズナブルの反乱時に、新たにニュータイプ専用ガンダムの建造が始まった。機体の設計にはアムロ・レイ大尉も参画、かつての愛機「アレックス」のデータも大いに参考にされたと言われている…。

 ……オッサン、妄想しすぎや! とりあえず、上記のオレ設定で考えたカラーリング案がこれです。

 青白だけでモノトーンのようななっている設定も良いのですが、ちょっと寂しい気がしたので、赤と黄色(もしくはゴールド)を配置してみました。ホンマは胸の白い部分も青くしたいんですけど、難しいかも…。あと、ユニコーンマークはノーマルのニューガンダムのモノに変更するかもしれません。
 さて、どうしましょうかねぇ…。

 ところで、昨日書き忘れましたが、ミドリさんに新情報「HGUCアッガイ」の画像が上がっています。うぉー! 楽しみ~!!