美人音楽家…。タバコ？ うどん？

…いや、拡大して観ていたワケじゃないので…。

鼻からうどんを出している…と、昨日は感想を述べたりしたが、「タバコじゃないのか？」というご指摘を頂いた。

う～ん…言われれば「うどん」にしては太い気もしたなぁ…。そばを食している写真もあった気がするが、うどんを食している写真は無かった感じだし…。

なんせ、不倫旅行の写真アルバムが流出と言う事で大騒ぎにはなっているのだが、偶然に観ていただけなので、不倫らしい写真があった事も記憶に無く、印象に残っているのは「鼻からうどん…」だけなのである。

もうちっと、えげつなくスゲェ、不倫らしい写真でも目に止まれば印象は違っていたかも知れないが、「鼻からうどん…」なのだ。

実際のトコロ、うどんなのかタバコなのか？　写っている当人達に聴かなきゃ判らないが、応えてくれるハズもないだろう…。タバコとしたら、フィルターまで真っ白なタイプになる。

てなワケで、不倫写真が流出で大騒ぎなマリンバ奏者…な感じは記憶に全くなく、鼻からうどんなマリンバ奏者…（と、思わしき人の写真…）という認識で完結しているのである。そうした事から、記事になっていて驚いたんである。

タバコだとすると…ちょっと印象が薄くなってしまう。鼻からうどん…と言う、生活に密着した事象、あるいは芸域までに高められた「ほっしゃん。」の芸としての完成度の高い事象の記憶が相まって、その印象の深さを際立たせてもいる。

そう…。もう「不倫」なんて本来大騒ぎすべきビッグウェーブから外れたトコロに記憶の大部分が移ってしまっているのだ…。この情報の置き換えと言うかすり替えと言うのか、大変興味深い。

まぁなんだ、つまるところ、やはりあれは「うどん」でなければならないのである。少なくとも、おじたん。の脳内では「うどん」で完結していて、それこそが不倫を差し置いて「最高！」なのである。

そこに、写真のおもしろさ、恐ろしさが内包されてもいる…。

文字通り、不倫そのものの写真だけだったら、それほど記憶に残ったのかどうだか？　逆に、鼻からうどんの１枚だけだったら、それほど記憶に残ったのかどうだか？　やんわりと不倫をほのめかす写真の中に、鼻からうどん…が紛れていた事のインパクトを語らずして、この謎は解けまい…。

また、最初から「不倫」という認知で観たのかどうだか？　その辺の関わりも無視は出来ない。確かに、タイトルをしっかりと見ているので「不倫」がテーマとしてある写真である事は十分に認知して観たのだが、観た限りでは直感的に不倫を想像させた写真は無かったワケだし、観た限りじゃ写っている者の関係など判るはずも無い。

…で、鼻からうどん…が記憶に残ったのだ。

タイトルと関係ない写真で記憶に残る…ともなれば、そうした写真を公表した者にとっては残念だったかもしれないが、言い返せば「失敗」でもある。悪意に満ちた意図的な行動の結果が、某有名美人音楽家の不倫ではなく、鼻からうどん…に置き換わってしまうナンセンスのナンセンスさ…。

これも写真の奥深さを表しているのではないかと思うんである…。

誰もが高画質な写真を手軽に撮れて、それを世界に発表出来る今こそ、そうした原点に立ち返り、写真とはなんぞや？　と言う奥深いテーマの深淵にメスを入れるとかナントカ、最もらしい事を暇に任せて書いてたりするだけなんだけれどねぇ…。