おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

社長イスの反乱。 さよなら…。

2007-07-07 16:22:24 | 我思う、故に書くなりよ。
愛用のイスはその使命を終える…。

メーカーから代替のイスが届き、くやしいけれど「さよなら」を言わねば…。

代替のイスは、メーカーの好意で「どれでもいい…」とは言われていたのだが、明らかに高価すぎるのも気が引けるし、デザインも違うし、かと言って「オープンプライス」じゃあ、値段から比較するってのもさっぱり判らないし、あれこれ悩んだのだが、サイズ的に似たモノで、怪我しそうも無いモノを選んでみたのだ。

まぁ、愛用していたものとは違って、社長イスっぽい感じは無くなってしまったが、同じモノが無ければ他から選ぶしかないワケで、スポーツタイプの車のシートみたいなのを選んでみたが、これはこれで良い感じ…。ロッキングの機構が愛用のイスとは違うので、ロッキングした時のショックはマイルドではないのだが、それゆえ、足を撃たれる事も無いって事らしい…。座面の下の機構部分はなんだか貧相にも見えるんだけれども、この辺が『高級』ってのも無いみたいなので…。

診断書と請求書を愛用のイスと同時に送付するので、実費の支払いが終われば今回の事件は終了である…。

単純に壊れただけなら文句も言わずに、買い換えていたかもしれないが、怪我するような壊れ方だし、それも「いきなり」で「あんまり」なものだからねぇ…。

無下に対応を拒絶される事も無く、丁寧に対応して頂いたメーカーさんには感謝である。壊れたイスは調査の上、製造メーカーに報告して今後の製品にフィードバックされるようだし、同じ様な被害者がこれからも出てしまうんじゃ、困ったもんだし…。

でも、幾つ売れたのだか知らないが、知らずに座っている人もまだいるんじゃないかと思うので、写真見て「おなじ…」な人は十分に気をつけて欲しい。数年間愛用しているならば、怪我を受けない様に、慎重に点検くらいはしておいた方が良いと思う。

特に、リクライニングと言うか、『ロッキングの強度調節ノブ』を触った覚えがある方は要注意である。おじたんは1度目の経験があるので、全く触る事無く使っていたが、ブッ飛んだので、あまり関係無いが、強めに設定してたりすると、後で述べる『磨耗』が早く進みそうな気が…。

予兆として考えられるのは、脚ベースから生えている『シリンダー』や『シリンダーカバー』あたりに真っ黒な煤みたいな粉末が発生したらヤバイんじゃないかと考えている。実際、ブッ飛んだ時には同時にこの煤の粉末が飛び散り、カーペットが汚れた上に、汚れが落ちないと来たもんだ…。

基本的には工場で組み立てられて、パーツとして『座受け』って事になっているので、ユーザーの手の入らない部分ではあるのだが、極悪なスプリングで結構な力がかかっている部分の材質が違うために、使っている間に、内部で『受け』に相当する部分が磨耗してこの煤の粉末が発生するみたい。こうなると『暴発』と『射出』はサドンデス…だと思う。磨耗の進行は受け部分の破砕に繋がり、極悪なスプリングは圧縮から解放されるんだから。おっかいねぇ…。

あ、点検と言っても、暴発して壊れない限り、この部分を見る方法も無いのか…。
煤が出たらダメって話だね…これ。まぁ、座面の下に脚をおかずに伸ばしておけば、直撃は免れるから…。

さて、射撃されちった足の方は、見た目は普通の足に戻っているが、まだ体重をかけると変に痛みが走ったりもするんだけれど、いたわりつつ痛みが消えるのを待つ他に方法も無いらしいので、仕方が無いな…。

しかしながら、実に残念である。革の風合いといい、体になじんだ跡といい、突然の暴発さえ無かったら、いつまでも使っていたかったイスだったのだ。ヘタって来たクッションの入れ替えをどうしようかとも考えていたくらいなので、機構上の暴発が無ければ、まだまだ使えていたハズなんだけれど…。

って言うか、そんな構造のイスで良かったのか? 思いっきりヤバイ気もするが、マジで怪我するタイムボカンなイスはマズイよねぇ…。いつとは言えないが、いずれはこうなる…ってのもなぁ…。久々に泣く位に『痛い』し…。

まぁ、あんのんと座って無いで、たまにはイスの下も恐る恐る覗いておいた方が良いと思うんである…。


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