おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

…涼しい話。その3。

2010-07-23 00:55:28 | 我思う、故に書くなりよ。
…幽霊らしきモノが出ると聞いて、伺ったのだが、それらしい感じもなく、時間だけが過ぎて行ったので、結局撤収する事になった…。

送り届けられて、アジトに戻ったのは3時過ぎていたが、程なくしてケータイが鳴る…。今送り届けてくれた知人からだった…。

「ちょっとアンタ! 出たらしいわよ! どーすんのさ!」

…どーすんのって、そもそも何が出たのかも判らないんじゃ…。

「部屋中、コツコツパンパン音がしてるって!」

あ。じゃあ幽霊そのものが出たってワケじゃないらしい…。ん? パンパン?

コツコツは経験があるが、パンパン…ってのは初耳だ。とりあえず…

「幽霊そのものじゃないなら、それほど怖がる事も無いから、CDでも聴きながら寝ちゃうといいんじゃね? 電気消えたりしてないんでしょ? 明るくしておけば、逃げるのも楽だし…」

って事で、やり過ごしてもらう事にはなった。

後日、詳しく話を聞くと…部屋の壁のあちこちから「…コツコツ…コンコン…」な音が鳴り、それが止んだと思ったら「パァーン…パァーン…」と、何かが弾ける様な音が続いたという。…パンパン…と短いモノではなく、余韻が長く残る様な、響く様な音だと言う。手を叩く音よりも甲高いとか…。

これはちょっと珍しい…。そんな音が頻繁に出そうなモノが無かったし、壁を叩いている音とも違う。以前にもそうした音が出たか尋ねると、初めてだと言う。

…火に油を注ぎに行っちゃったのかな…。

おじたん。が知人と帰った後、しばらくは何も無かったのだそうだが、さて寝ようかと思ったらコツコツコンコンが始まって、それが止むとパァーン…だったと言う。

見た限りじゃ変わった事も無かったし、不快な感じも無かったのだが、あのお宅はなんか出るみたい…。

「…何か…って事を確かめるとなると、持久戦になるねぇ…」
「行った時に出ればいいのになぁ…何も無かったモンね。」

…気の毒である…。そのものズバリが出るなら、それもアリだが、そうでもないところが中途半端な…。…お払いとか、そうした信心があるならそれもアリだが、信じる者と書いて「儲」である。得てして意味不明なぼったくりな目に遭う事は見えてもいる…。

「…どーする? 持久戦やるか?」
「それって、どこかに行ってもらえるの?」
「…確かめても居座られたままじゃねぇ…」

幽霊が出たとして、それが確認出来たとしても、その場から立ち去ってもらえるとも限らない。ふいに見たりする事は出来ても、コミュニケーションが取れるなんて事は無かったし、その確証も無い。

「いやいや。何も無かったんだから、お邪魔した時は。」
「音もなかったよねぇ…。」

…為す術も無い3人だが、証拠は出来るだけ残そう…って事になり、幸い仕事でICレコーダーを使っているし、デジカメも持ってるんで、音がしたら録る。見えたら撮る…って事にはした。

転居するにしても、本来ならそうしたくないワケで、理不尽極まりない。ま、そうした証拠があったとして、管理会社とか不動産屋が配慮してくれるかどうかは怪しいんだけれど、ちっとは抵抗しておきたい。

こうした場合、何かを感じる事があったりもする。風が当たる様な感じに似ているが、それとも違う何かが「ぶつかる」感じがあったりする。人によって感じ方は違うが…いい例えなのが「クモの巣に顔から突っ込んじゃった感じ」。

もちろん、クモの巣なんか無いのだが、変な抵抗感を感じたりするのである。何かそれらしいモノが見えているワケではないんだが、そうした「ぶつかる…」って感じがあれば、出てるな…と、思うのだけれどそれも無かった。

さて、どうしたことやら…。


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