おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

缶詰地獄のサバイバル術。

2009-05-07 21:00:03 | 我思う、故に書くなりよ。
車内缶詰め・線路徒歩で、連休明けさんざん…横須賀線トラブル(読売新聞) - goo ニュース

毎度である…。首都圏で最大のインフラはこうも簡単に崩れるので、そうしたトコロを狙うテロリストには大変利用価値が高い。

何かあれば、簡単に長時間止まるし、併設された路線も止まるので、タダでさえ大混乱になるが、物理的にこれを解消する方法がもう無いんである…。長時間止まるし、缶詰も相当なモンだから、このご時世、ウィルス蔓延させるには最適! どこぞのバカがケータイの基地局のケーブル切断して回ってるらしいが、インフラをターゲットにするならもっと最適なのが昔からあるんである…。ま、昔過激派が似た様な事してたけど…。

根本的な解決が無理ってのも凄い事だよな…。ガチガチにダイヤ組んである事に加え、そうした災害とか支障を考慮せずに路線を造ったので、人身事故でも数カ所で起こせば、ほぼまる1日止まるし、おおよそ関係ないだろう路線まで広範囲に波及するトコロがミソだしねぇ…。費用対効果はピカイチなんだな、アレって。

それはそれとして、私も、かつて東海道線で同じ様な目に遭った。

東海道線で支障が起きたわけではなく、併走する路線での事故だったけれど、妙なトコロで缶詰になり、窓を全開にしても換気出来るワケじゃなく、倒れる人もいれば、ゲロまみれな人もいるし、ケンカも始まるし、そのうちには漏らしちゃう人も現れる。トイレのある車両まで移動すら不可能な乗車率。ゲロの臭い、糞尿の臭いに包まれて、タダ座ってるだけで変な汗にまみれ、失神しそうな目に遭うのである…。ひたすらに吐き気をこらえ、お腹が痛くなる事だけは無い様に祈り続けながら…。

電車走らすの諦めて、そうそうに線路でも歩かせてくれたらここまで酷い事にはならないのだが、缶詰を延々と強いられる。かれこれ2時間近くは、そばを別の電車が走る事も無かったワケで、そもそも1カ所止まれば近接は全て止まっている仕組みだし、なぜにここまで缶詰でなければならないのか理解に苦しむが、当然の様にそうした説明もなければ、この事態をどうするのかも説明がない。ピー線の受信出来る受信機持参で状況を把握するほかに方法もないし、かと言ってJRの社用無線聞いたからといって電車が動いたり、解放されたりもしないんである…。「レスキュー中」ってのは「轢死体の片づけ中および警察の現場検証中」ってが判っただけだ。

それでいても、車掌が乗客に殺されたり、電車が焼き討ちに遭ったりしないのは、日本人ってのは偉いな…と思ったんだが、こうしたのは乗客が死なない限り改まったりもしないんだろうなと思ったな…。

そんなこんなが、かれこれ十数年も前の話だから、未だに何ら変わっていない事なのだ。

毎度「お詫び」はあるものの、遅延証明書が配られる程度で、乗客の被った被害には相当する対価もなけりゃ、なんにもありゃしないんである…。それでいて、年に数回かは起きてたりもするし、大臣が社長を呼びつけて怒ったりもしているが、何も変わらないんである…。

被害を被った乗客が徒党を組んで損害賠償するなんて話も無いモンだから不思議なのだが、そうした被害を受けても、そうした訴えを起こさないと言う前提で我々は乗客になっているのだろうか? 詳しくしらんが…。

もう1度、同じ目に遭ったら、遠慮無くケータイから消防や警察に電話して救助を要請すると思う。視界に救急車でも見えない限りは要請し続ける。

充満するゲロの臭いと糞尿の臭いを長時間嗅がされただけで立派にSOSである…。JRがこうした状況になんら解決策を講じないのであれば、消防にレスキュー頼むほかに自身の身を助ける方法も無い…。すこしでも吐き気を催したり、頭痛や過呼吸になったりすれば、立派に病人である。ま、呼んでも来るかどうか知らんが、来なけりゃ来ないでそれも問題だろう…。そうした事でPTSDを発症したとなったら、誰が責任取るんだか…。可能な限りの乗客のケータイで一斉に要請すれば、消防や警察も尋常でない事くらいは気が付くだろう。止まった電車など、もうどうでもいい。待ったところで動く事が保証されてもいないのだから、乗っていた乗客の安全確保が優先されなきゃおかしな話だし。安全という名目で、そこに留まる事を強いられた上での身の危険が起きているんである。

今まで、そうした点をキッチリとさせて来なかったんだな。国鉄と言ういわば「お上」だった上で成り立っているインフラの1つだから、私鉄も横並びな対応しかしていない。事故や故障で止まるのはまだしも、乗っている乗客への対応がお粗末すぎる。そうしたお粗末への対応もまたお粗末なのだから、いい加減、キッチリとさせてやる必要があるんじゃなかろうか。

「文句あるなら乗らなければいい…。」

かつて、東京駅の八重洲口の改札で聞いたおっさん駅員の言葉。猛烈な缶詰を強いられたどこぞのおじさんが抗議していたんだが、そんなおじさんが数人だけでなく、うじゃうじゃ。当然この後は罵声と怒声が飛び交ったが、遅れた時間を少しでも取り返すためにはその場から離れなければならなかったのが残念だ。近かったら逮捕覚悟でもブン殴ってると思う。

缶詰にされる事で味わう地獄を、鉄道事業者が知らないワケではあるまい。だとしたら、改善策も立てられると思うが、そうした事はさておかれたまま、ほとんどされていない。ならば、乗客はどう身を守ればいいのか? 考えて、実行する時期に来ているんではなかろうか? ほとんど止まっている線路にどれだけの危険があるのか? 別の要因が付随して起きれば、誰もが電車から飛び出すだろうし、そうせざるを得ないのだから、やはりキチンと考えておかねばならないんである…。

無賃乗車ってのも昨今じゃムズカシイワケで、我々は運賃を払って乗車している。乗客として、怒る時はキッチリと怒り、その対価を弁済させるべき事態だという事を思い知らせてやらねば、改善策も生まれて来ないんだろう。きっとこの先も…。


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2 Comments

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文句あるからJR東日本に乗らない (くもすけ)
2009-05-10 18:27:34
私はJR東日本の整備不良故障多発に嫌気がさし、何年間も全く利用していません。
JR東日本に乗るのをボイコットすることが、自分の身を守るためになります。
JR東日本の長時間缶詰は何度も聞いたが、私鉄・地下鉄では聞きません。
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出来れば…。 (おじたん。)
2009-05-10 19:08:22
コメントありがとうございます。
そうした選択が出来れば良いんですが、通勤だと定期の関係でルートが限られたりもしますので…かなり辛酸なめてます。
なんとかならないんですかねぇ…。つくづく…。
また、ごひいきに、よろしくお願いします。
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