おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

焼き鳥が美味しかった件。

2016-09-25 14:36:17 | 我思う、故に書くなりよ。
…買い物ついでに、屋台の焼き鳥を買って食べた。

まぁ、肉類はあまり食さなくなり、専ら野菜中心の生活になってしまったが、鶏肉はちょくちょく食べる。
脂肪分が少ないところの胸肉とかだが、これはまぁ焼いても煮てもあまり味が変わらず、ジューシーとかではなく、どちらかと言えばボソボソな食感。

肉は何を食べても悪くはないが、なるべく血液によろしい影響となって現れてくれる事を期待しているから鶏肉に絞ったのだが、ふいにお買い物先の駐車場の屋台で焼き鳥が売られており、お昼時ってこともあって、買ってみた。

自分で焼くのではなく、スーパーのパックでもなく、レンジでチン…でもない、炭火で炙られて、丁度良い加減で手渡される焼き鳥を食べるなんて、いったい何年振りなんだろう…。

会社員していた頃は、ちょくちょく飲み屋にも行っていたし、鳥専門店なんてのも訪れたりしていたが、そうした生活から離れてからは、そうした食事からも離れている。

遠い昔に友人と焼き鳥屋でしっかり食べた記憶が残っているが…それ以来だとすると、ゆうに十数年は経っている。

3本以上は1本100円になる…と言うので、4本頼んだ。モモ、つくね、ねぎま、ぼんじり。
どれもを塩で焼いてもらう。タレは好まない。

「昼からつまみですかぃ?」

全部塩を頼んだので、酒のつまみと思われたらしい。

「んいや、塩の方が鶏の味がわかると思って…」

正直なところ、タレだっていい気がする。自分としては塩を軽くふってくれただけの方が判り易いだけ。選んだのも、既に串に刺されて焼く用意の出来たものばかりである。

番号札をもらい、焼きあがるのを待つ。丁寧に焼くのが見られるのも良い。

手渡された焼き鳥を持って、近くの神社の境内でお昼ご飯とする…。主食焼き鳥、副菜焼き鳥。焼き鳥だけ。

何の塩か知らないが、食塩とは違う塩味が鶏の油と混ざって舌に染みていく。この塩加減。舌に刺さらない塩味と脂の旨味。

「…んめえな、これ…」

レンジでチン…じゃ、こうにはならない。乾燥気味にカリッとした外側を噛み破ると、中のジューシーが旨味と共に口に広がる。

どれもが美味しい。無造作に並べて焼かれただけって話もあるが、素材の美味しさ、焼きの美味しさ、どちらもが欠けちゃこうにはならない。

スーパーとホームセンターが一緒になった駐車場の角で、こうも美味しい焼き鳥に会えるとは…少々感激したが、いつもならこうした屋台を避けていた事を思い出した。

決して、不衛生だとか、そうした理由で避けていたのではなく、本来の目的ではないからってだけである。今日を例えると、ここには作業靴と防水スプレーを求めてやって来たので、焼き鳥は目的に無い。

…もうちょっと、寄り道してもよかったのかな…。

寄り道ばかりも困るが、もうちょっと寄り道していれば、もうちょっと美味しい物に出会えてたんだろうな…。
そうは思ったが、先を急ぐ理由もある。だが、のんびりと焼き鳥を味わう時間がこんな最中にあってもいいと思った。


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