おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

漢のプリン。

2005-11-26 07:30:47 | 我思う、故に書くなりよ。
コンビニ行くと、こうしたデザートだのスイーツだのってのはチープでありながらもグッ…と来る物があったりする。

なぜだか、突然として無性にこうしたものが「喰いテーっ!」と言う精神状態に陥るコトがあって、以前は冷やしモノスイーツの「ソルべ」だったり、「冷却水」だったりしたのだが、歩いて1分でコンビニ…だった頃とは違い、最近じゃあ「プリン」が定番になっている。

まぁ、これも結構な種類が並んではいるが、「喰いテーっ!」って欲求を満たすにはチマチマしたのは選んでられない。「ガツンっ!」っと、喰い応えのシッカリとあるモノを「むさぼる…」って漢(おとこ…)をここで示さねばイケナイのだ。

それにふさわしいラインナップが揃っているのもコンビニならではだと思う。最近じゃ「BIG」とか「デカデカ」なんてのが増えて来て嬉しい限り。最近CMでメジャーになりつつある「とろとろとろーり…」なんてのも、実は結構以前からビッグなのが出ており、私の必須アイテムとなって久しい。

詳しいコトは知らんが、その走りとなって現れたのは「明治プリン 超BIG」だったかに思う。200gと言う大きさはシッカリと食べ応えのあるものであり、また、その味はオーソドックスではあるものの、「はずせない」味。デザートとして食するには時としてヘビーではあるが、漢たる者、このヘビーを味わわねば何を味わうと言うのか。

スイーツなどと言う、軟弱な地盤に殴り込みを掛けた偉大な先駆者に続き、少ないが同志が現れつつある現状を静かに見守ってきたのであるが、今日も得体の知れない欲望に侵され、新たなる同士を捕獲してきた。

森永の「でかでかプリン(ココア)」である。ちなみに、とっくに発売されており、いまさら…ではあるが、ココアは見た事が無かったのである。

なぜかニワトリが「デケー」とハバタキ、大満足の「240g」。とどめは「そびえたつおいしさ!」。カップの側面には目盛りが記してあり、あたかも空きカップの再利用をしてくれと言わんばかりのデザイン。心憎い…。

好みによるが、普通のプリンの方が良かったと言うのが正直な感想ではあるが、むさぼる様に喰いまくれ…と、心から堪能出来たコトは言うまでも無いだろう。否、言うべきだ。

ちなみに、ぷっちんプリンとは違い、皿の上に「そびえ立たせる」様には作っていない。感じとしては「小さなバケツプリン」である。だが、そこはひるむ事無く、ピンバイスを底にあてがい、皿の上で

「ぼよぉ~ん…」

と妖しく身悶えする褐色のその姿を眺めて楽しむのも良かろう。

寒く、暗い深夜に徒歩15分かけてコンビニを訪れ、客も絶えた店内のほかの商品に目もくれず、おもむろにデカプリンだけを両手で2~3個鷲づかみにし、レジへ向かい、眠気と暖房のまどろみにうつつを抜かしている店員にグッ! っと差し出し、「目を覚ましやがれっ!」くらいな勢いで小銭を払い、レシートと商品を受け取ると一目散に店を出る…。

そして、寒さと暗さの中、おもむろにシールを剥がし、小さなプラスチックのスプーンで2~3回刻みを入れると、一気に「ズルッ…ズゴゴゴzzzz…」。

漢だろ…。カロリーだの、糖尿だの、気にせずに一気に喉越しを楽しめ。これこそが漢の楽しみ、悦楽なのだ。

さすがに、「とろとろ…」の方は上にとろとろのクリームがしっかりと乗っているので、テクニックが必要となってくる。ビッグサイズならではだろう。上級者の楽しみだ。人によっては強烈な攪拌を行って一気飲みなんてのもあるだろうが、これはイタダケナイ。素直に缶入りのプリンドリンクでやって欲しい。この大きさと量を楽しむのが「漢」だからな。

いっそのコト、子供の砂遊びに使う様な大きさの「ミニ・バケツプリン」が500円のワンコインで楽しめる様にでもなれば、漢っぷりに磨きがかかると信じて他ならないのだが、自作する以外に望めないだろうな…。

漢たる者、デカプリン伝説に目覚めよ! 食い倒れてプリンの寝げろにまみれてしまへ! 軟弱なこの世界にガッツと根性を魅せつけようではないか! さぁ、小銭を硬く握り締め、お近くのコンビニへ走れっ! 漢をお互い、磨こうぜ! 

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