おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

チーム・マイナス40数%くらい。

2007-07-10 05:19:38 | 我思う、故に書くなりよ。
ライブアースをちょこっとTVで見た。

普通にライブコンサートだったが、温暖化阻止って事だから、この際「チーム・マイナス6%」って事も調べておくことにしてみた…。

なんたる中途半端な数値…って、当初からの疑問の解消にはならなかったが、この-6%って数字にはあまり深い意味は無いらしく、国家としての日本に割り当てられた数値目標が、1990年度に対して-6%って事なのだが、実際には数十%も既に排出量が増加しており、-6%どころの話じゃなくなっているんである。

で、だいたい…40%くらい減らさないと目標に近付けないので、-6%なんて言う、ちんたらした数字掲げてやっていても全然ダメ…なんであるね。

まぁ、この辺はそもそもの削減割り当てが決まった「京都議定書」の辺りから既に言われており…

「そんなの無駄だからウチはやらんよ…建前としてサインだけしとくわ…」

と言うスタンスの国家もあるんである…。

何もしないよりは良いのは明らかなので、そうした削減に向けての運動はこれからも続くとは思うのだが、温暖化阻止&回復…にまで至るとか、繋がる…ってのは、ほぼ「マユツバ」に近い状態であるらしい…。既に「手遅れ…」と言う話もあるんだが、目に見えて「これがそうだっ!」って事も予想はされているが、果たして本当にそうなのか? どこの誰も経験の無い未知の領域なので、さっぱり…なのが正しいと言う。

そりゃそうだろうな…。地球規模の現象なので、こうだからこうだっ! とか、そーしたらそーなったっ! ってのはおいそれと検証出来たりしないものである…。スーパーコンピューターでのシミュレーションではそうなると予想はされているので、大方、そうなるんじゃなかろうかとは思われているけれども…。

てなワケで、このままでは確実に「焼け石に水スパイラル」が決定なのだけれど、エコエコ…言っている割には実にちんたらしたムーブメントでしかなく、危機感に非常に乏しいのが実情。可及的速やかに、温暖化対策に走らねばならないとしたら、

「チーム・マイナス12000%(ほぼ。そんでもって強制…)」

くらいやらないと、全然ダメ。それでいて、そうした方向に進まないのは、社会が疲弊するとか、経済が混乱するとか、地球の都合ではなく、人間の都合だったりする。
実際にそうなったら、車社会は全滅するだろうし、インフラも立ち行かなくなるし、文化も社会も後退した状態。人口すら何らかの方法で半減しない限りは、目標未達となるんじゃないかな。

つまりは、「とてもやっていけない世界」にでもならないと、元通りにはならない…って程に、我々は地球を痛めつけてしまったんである…。

のんきに歌なんか歌ってる場合じゃ、全然無かったのであるのよ…。

少なくとも、あの条約で期限とされている2012年辺りでなんとかなっている…って事はもう有り得ない状況。

個人的にマイナス12000%を実践するとしたら…

「おまえなんか死んでしまへ…」

って生活を強いられる事になりそうなので、誰もやらないだろう…。呼気に含まれる二酸化炭素すらどうにかしなければならなくなってしまうし、100年、200年前の生活に戻れ…って言われてもなぁ…。

ま、こうした運動がなんとなく続いて欲しいし、続けたい気もするのだけれど、結果としてあまり意味が無かった…って事では非常に困るので、なんとかより効果的なモノへと成長させながら加速していく方法を早いうちに考えないといけないなぁ。

その辺を真剣に考えている、俗に「えらいひと」と呼ばれる人はいるんだろうか?
人任せではいけない運動だが、音頭とり、バンマスはやはり必要である。超大国の元副大統領あたりが頑張っているらしいコトは知っているが、日本じゃどーなんだ?

継続性の乏しい議員とか政治家じゃない人で、そうした人が現れていない事もマイナスではないかと思ったりする…。


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