おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

\210フライパン。

2007-01-10 05:39:08 | 我思う、故に書くなりよ。
所用の帰りに、小鍋を買おうとダイソーに寄る…。

小鍋と言っても、料理に使うのではなく、火鉢で使う「火起こし」を入れる「台十能」ってモノの代用に。本当なら銅製とかね、ちゃんとしたモノの方が趣が深いのだけれど、要は火事にならなきゃいいだけなので…。

でまぁ、使っている火起こしにピッタリなアルミの小鍋が見付かったので、めでたし。

ついでに色々と物色すると、鋳鉄の小さいフライパンが¥210。Lサイズの卵を1個、目玉焼きにするのに丁度良い感じの大きさ。手に取って見ると、ズシリ…と重い。

愛用している「健康鍋」と同じ仲間で、もっと大きなモノはキャンプなんかでマストアイテムとなりつつある「ダッジオーブン」となる。まぁ、フタも無いし、少々深めのフライパンみたいだけれど、¥210なりの大きさしかないので、作る料理も限られてしまうが、面白そうだから買ってみる。

家に戻り、儀式を…。カッコよく言うと「シーズニング」なのだが、使用前に焼かないとイケナイ。空焼きして、その後に油を染み込ませると言う表面処理をしないと、本来の性能を発揮しないモノなのである。鉄製のフライパンや中華鍋等と一緒。

鋳鉄の出来具合や焼き加減にもよるみたいだけれど、1度で良い場合もあれば、幾度か繰り返さないとダメな場合もあり、油で湿った感じに黒くなれば良いんだが、¥210は3度目でやっと灰色から黒に変わった。

こーしておくと、汚れも簡単に落ちるし、油の膜もそうそう簡単に取れちゃうコトもなくなって、使い込めば使い込むだけ、イイ感じにお料理してくれるんである。ちなみに、付いている油が肝になるので、使用後にいちいち洗剤で洗ったりはしてはイケナイ。お湯と亀の子たわしでゴシゴシ…が基本となる。また、ちょっと火にかけて水分を飛ばして、少量の油を塗っておくのも基本。焦げちゃったら、お湯で煮てしまうと焦げも取れちゃう。

書いているとなんだか面倒臭い様だが、実際には面倒臭い。フッ素加工のフライパンが主流になっている現在では、同じ様に洗ってしまって、赤錆だらけで捨てられてしまう運命がほとんどだと思われるが、良い加減で使い込んでいくと同時に火加減をマスターすると、手放せなくなる調理器具だったりするので、面倒臭さを楽しみながら、美味しく料理を頂くって趣味性の高いモノと考えて頂きたい。

でまぁ、そんなこんなをして、やっと目玉焼きを作るコトに…。

一度熱くなったら、しばらく熱いゼ…ってのが鋳鉄の性格。じわじわ熱くして、落した油の流れ具合とかで頃合を見計らって卵を落したりするらしいが、鋳鉄って言ってもいろいろあるし、大きさにも因るので、トライ&エラーで覚えるしかない。

まぁ、自分で食うんだし、いいや…。

ジリジリといい音で焼けていく卵。油も按配良く、こびり付かずにパリパリのトロトロでやめておく…。

へへへ。うまいや…。

欲を言えば、20cmくらいの大きさのが欲しい気もするが、さすがに\210ってワケには行かないだろうねぇ…。\3000くらいしちゃうもんねぇ…、ダッジオーブンの仲間として売られているのは。まぁ、\210でもちゃんと楽しめるので、これはなかなか面白い。

ホットケーキなんか、独り占めするのに好都合な大きさだな…。うひひ…。鋳鉄製のフタが是非とも欲しいトコロだけど、アルミのしか無かったのが残念。と言うか、先日来た時にはこんなの無かったし…。健康鍋と同様、大事に使うんである…。


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