おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

Victor JS-101。その3。

2010-08-14 00:56:52 | おじたん。的便宜耳机評論。
…我がアジトのおチープオーディオに加わった「Victor JS-101」通称『ニッパーくん』について、うだうだと語るコーナー!

先日の「喝!」が効いたのか、連日の高湿度でふやけたのか…ツィーターも調子を取り戻したみたいで、このダンボール然としたトコロからきらびやかな金属音が出て来る…ってのは、理論じゃ判っていても、不思議さがやっぱり漂うんである…。

…良い事ばかりじゃなかった…。

ウーファーのコーンが何故だか片方だけ劣化が進んでいて…指でそおおっ…となでただけで繊維がはらはら…と。…なんだか『酸性紙問題』みたいな感じのモロけ方してんだよなぁ…片側だけが…。

こうなると、後は朽ち果てるまで…って事になるので、オリジナルを失うのはツライところだが、コレクションとしてではなく、実用品としてアジトに迎え入れたワケだから…施しをして長く使えるようにしてやらないと…。

ま、施しと言っても、乾燥すると樹脂っぽくなる塗料をコーン紙に含侵させて、今以上に朽ち果てるのを止める…ってだけ。今回は水性アクリル塗料を…。

この陽気なので、せっかちな向きなら水性で無い方の…って方がよろしいかと思うが、手元に溶剤が無かったんで、水性に…。水で薄められるし、コーン紙への浸透も良かった。だが、乾燥に時間が掛かるのなんの…湿度80%近かったからねぇ…。

ちなみに…塗る…と失敗するくらいにコーン紙が朽ちており、あくまでも染み込ませる…って事で筆を運ばないとダメなんである…。樹脂を含んだ水分が均等に染み込んで…それが乾いて…って事を繰り返すと、塗る…って事をやっても傷まずに塗料が乗るし、色も乗ってくるんである…。間違っても最初からベタベタ…ボタボタ…じゃ、おシャカになっちまう。

施した後の音がどうなるのか? コーンは紙でナンボ…ってスピーカーだろうから、気にはしていたのだけれど、あまり悪い方向のベクトルに結果は向かわなかったみたい。もっと、酷くガッカリなしょっぱい結果を期待していたのだが、そうならずに拍子抜けした感じ…。元が元だから、大差出なかったのかな…。

アンプも…RD-VH7PCだが…いよいよ有名な「右から音が出ない病」を発症してしまったみたいだ…。ま、このモデルのオーナーなら必ずは通る道でもあるみたいなので、対処方法も古くから判明している。

…でも、バラすの面倒なんだなぁ…これ…。

まぁ、そんなこんなも含めてが、おチープ・オーディオ…。総じて楽しめる音が出ていれば、中古だのボロだの、そんなのでイイのだ…。


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