おじたん。的ぶろぐ生活。

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灯油ランプ。 届いたニャー。

2009-01-27 19:14:57 | にゃーのある生活。
…ニャー届きました…。

レトロな276の紙袋にくるまれて、替え芯2本がついて…。
簡単な日本語の説明書が付いてましたが、保証書なんてのは無いみたい…。

…世間では「銀にゃー」と呼ぶそうです。赤ければ「赤にゃー」。青ければ「青にゃー」。にゃー、と平仮名表記が慣例らしいですな…。正式には276ベイビースペシャルと言い、ハリケーン・ランタンではなく、ストーム・ランタンとメーカーでは呼称しているようです。意味は変わらないと思うのですけど。

で、銀にゃーですが、まぁ、こんなもんでしょう。もうちっと、メッキが美しいかと思っていたのですが、一応は均一にメッキしといたからな…たぶん…って感じ。鏡面仕上げ…ではなく、単なるスズメッキですので、素材の状態に左右されてます。あまり大きな期待をしていると、がっかりだよ…って感じもしますが、実用レベルなんでしょう。これ見ちゃうと、塗装されたモデルも欲しくなりますな…。

構造的には怪しい赤い灯油ランプと基本的には同じ様な作りですが、さすがにかっちりと作ってあるのが判ります。変な隙間とか、妙な遊びが見当たらないですな…。素手で触っても手指が切れて血まみれになるなんて事は無さそうな処理がしてある感じになだらかです。

適度な重さはありますが、素材がブリキっぽいので、重いからどーのこーの…って事は無いでしょう。その代わり、凹むんじゃないかな、この素材は。

グラスチムニーと呼ばれるガラスのほやは、さすがにきれいですねぇ…。ひずみとかゆがみも無いし、ガラスに気泡が入ってたりもしてません。比較対象が得体の知れない灯油ランプですので、その差も大きいのですが、実験器具なんかのガラス製品を思い浮かべる感じに美しいです。少々残念なのは、上端と下端の処理が違う事。上端はきれいにふちが丸めてありますが、下端はバッサリと切っただけになっており、うかつに触ると切れちゃうな、手指が…。後でちょいと丸めておくか…。

少々の事では割れたりもしないそうな感じはしますが、落とせば割れるそうですので、掃除の時には注意だな…。

『 W.GERMANY 』

本体にそう浮き出てます(笑)。金型を変えてないんですな…。グラスチムニーにはGERMANY となってますし、バーナーの裏もそうなってるので、本体だけ冷戦時代をひきずってるんですな…。

早速、灯油を入れて、点火と行きたいのですが、その前に芯の頭を丸めておかないと…。きれいな炎になってくれず、煤が出たりもするので、芯の角をハサミでチョキチョキです。

では…点火…。

んまぁ、きれいな炎だこと。明るさは怪しい赤い灯油ランプとさして変わらないですな…。それもそのハズ、芯の規格が同一なので、炎の大きさ自体は変わらないのでしょう。煤が出るちょい前まで炎を大きくしても、大差無かったです。グラスチムニーの大きさが全然違い、怪しい方が大きいので、少しばかり明るさの広がりは広いですけれど…。ちょいと太めのろうそくが数本…な感じの明るさなので、暗いと感じる人もいるでしょうなぁ。

以前、炎の安定する仕組みについてちょいと書きましたが…間違っておりました。

暖められた空気を両脇のパイプを通して…って方法を「ホットブラスト」と言い、古いタイプのモデルではそうした仕組みになっていましたが、現在のほとんどが周囲の空気をパイプを通して…と言う「コールドブラスト」となっているそうです。にゃーに関して言えば、現在は276しか作っていないので、コールドブラストって事ですな。

怪しい赤いランプは276のパクリみたいなもんですから、コールドブラストって事ですね。パクリにしては炎も安定して平べったいので、なかなかですが。

うーん…。この由緒正しいのはいいなぁ…。

シンプルなだけにしっかりとした作りが満足のいく逸品だと思います。過剰に期待すると、メッキに関してはがっかりな部分も見えますけど、実用本位のベースモデルとしては十分じゃないかな。その辺がカラー塗装モデルでは隠されている様にも思えるので(厚く塗られている感じを写真で見る限りは受ける…)、好みが合えばアリでしょう。

にゃ~…と言うほどはカワイクはありませんが、このにゃーは気に入りました。





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