おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

毎度おなじみのいじめで自殺で謝罪でございます 2。

2006-10-31 16:09:59 | 我思う、故に書くなりよ。
学校側、いじめとの関連認める 岐阜中2自殺(朝日新聞) - goo ニュース

うむぅ…。
学校の校長はとりあえず『いじめ』を否定すると何か良いコトがあるのだろうか?

例えば、年金の支給額が増えるとか、現役を退いた後でも一定の収入が得られるような「天下り的」な職が約束されるとか…。まさかなぁ…。

それにしても、遺族の前では認めておきながら、プレスを通した発表となると、それらを否定するってパターンが決まっているのは何故なのだろうか?

そうした『対応』を規定した『マニュアル』でもあるんだろうか?

そうした対応に終始すると…

『日本で一番信頼のおけない校長』

として名と顔を広く知られるのはもちろん、当然『バッシング』の対象にもなるワケだけれど、自虐趣味でも無い限り、そうしたコトを望む人もいないと思われ…。

その辺がもの凄く不可解なのだが、どこの校長も同じなのである。

何にせよ、学校の『校長』と言う役職は簡単にはなれない。学校の先生は数多いが、その中から選ばれるワケで、それなりの学歴と実績が伴わなければ選ばれない仕組みなのであるらしい。(と、平教師で退役した人から聞いている…。)

まぁ、それなりに人生経験も豊富だし、学校と言う『仕組み』ってのも熟知していなければならないし、可はあっても不可はあってはならなかったりもするんだろうから、そうした人間がどーして『ホンモノの馬鹿』に豹変するのかが最大の『謎』なのである。

人生経験が豊富…って中で、新聞も読むだろうし、ニュースも見るだろうし、インターネットもするだろう…。何をどう話して、どう行動したら、『不信』に繋がるかなんてのは、当然、判っているだろうし、それがどういう『事態』に繋がるかも判るハズなのであるが、全国一律に『ホンモノの馬鹿』になっている…。

何か、こうした同じ動きをするには、元になるモノが無いとムズカシイ。しかも、校長個人の尊厳さえ関わってくるコトだから、よほどのモノでも無ければ、強いても無理なんじゃないかと思うのだが、北海道でも九州でも岐阜でも福島でも同じ…。

ひょっとして、保険会社とかコンサルタント会社とか、リスクを減らすための方策としてこうした一定の行動規範みたいなモノがあるんじゃなかろうか…。それにしてもお粗末だが…。

まぁ、ゆくゆくは裁判沙汰になるであろうコトは予想されるワケだから、そうした面に及んで指導を受けている可能性も全く無いワケではなかろうが、交通事故なんかじゃ非が明らかであっても先に謝罪はするな…と言う保険会社もあったりする。先に謝罪した後に保険会社に連絡すると、担当員は相当にイヤな顔してたり…。うかつにベラベラしゃべられると困る…ってのもあるので、箝口令が敷かれたりもするが、九州あたりじゃこの戦術らしい。校長をマスコミから守るガード役の教員がいたりするし、なんらかの組織で考慮しているコトは明らかだけれど…。

それであったとしても、結果は相当お粗末なモノに終始するのだから、プロが指南…ってのもやはり変な話かな…。じゃあナゼ?

いじめが実際に行われて、自殺者が出て、明らかに非があっても『学校』に非が無いと押し通した場合、どこの誰が『得』をするのか? 

学校の成り立ちに因って変わってくるが、市立なら市、町立なら町と、役所がやってるワケなので、得をするとすればそうしたトコロだと思うが、組織を考えると、市長や助役なんてトップはあまり直接関係ない。あるとすれば『教育委員会』だろう。

すると、現場の最上位監督者としての校長は、校長個人の尊厳すらボロボロにしてまでも、教育委員会ってものを守る義務があるのかどうか? 校長を歴任した後に教育委員会入りするためのプラチナ・チケットがこうした行動によって評価されるのだろうか?

福島県のいじめ事件ではそうした雰囲気も伺える。被害者は未だに『意識不明』で、学校生活とはほど遠い生活を余儀なくされているが、部活動でいじめられた末に重大な事件の犠牲者になってしまった。ここでは、特定の学校、校長、教育委員会、委員長…って点が見事に連鎖しており、その不自然さは度々取り上げられたりもしているが、非を認めていない方向に変化はあまり無い…。むしろ、被害者が生存している限り、不謹慎な例えだけれど、完結はしていない。突っ込みどころ満載な事例が現在も進行しているカタチなのである。

そんなこんなを考えると、やはり『教育委員会』ってトコロに絡む特殊な利権の問題はあると睨んだ方が良さそうだと思う。

そうした特殊な利権はこうした事件や事故で公にされつつあるのだが、公になっていないトコロでも当然として『ある』と考えて差し支えないだろう。やはり、その人選にもっと注視していかねば、市民としては失格かもしれない。特殊な利権だけに、その壁は当然として『厚い』だろうなぁ。組織でやってんだし…。

そんなトコロを突っ込んで是正なりしていく機関があるのかどうか? 昨今の国会中継を見ていると、どうも文科省はそれに該当している様でしていない風な話がやりとりされている。文科省と言えば『お上』なのだけれど『故意に履修不足卒業なんか出来るわけねーだろ…事件』などでも、強権発動する仕組みすら持たないコトが明らかで、指針と助言…って情けない手段しか持ち得ていないのであるね。

そうした隙間を突けば『教育委員会やりたい放題ひゃっほー♪』な世界がめくるめくコトもなんだか判ったりする。お上すら不可侵な世界であってもおかしくは無いのだ。

その辺をマジで『構造改革』しないと、ダメなんだろう。自ら命を絶ったり、健全な肉体を徹底的に不健全なモノへと余儀なくされたりした子供の為にも、そうした改革、いや、組織や構造にメスをズブズブと入れて行かなきゃダメな時期に来ているんだと考えなければなるまい…。

その為にも、まずだな、事件に関係する教員や校長などの…

『体調不良による病気としての雲隠れ…』

を阻止せねばならない。パワハラで教員を自殺に追い込んだ『校長』なんか、引きずり出してナンボの話だろ。そんなの認めちゃってる段階で『身内に甘い』『身内を庇う』って言われている通り『特殊な利権の恩恵』でしかないんであるのよな。

してみると、『学校』ってダメだな…。つくづく…。


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