おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

6万5千人の人質。

2007-06-08 04:33:27 | 我思う、故に書くなりよ。
介護保険の巣食い方のお手本ってコトだなぁ…。

あんまり法律でがんじがらめに…ってのも問題だけれど、あまりにも『ザル』でも困るので、こうした企業体が参入出来ない様に法整備を進めるのも当たり前だと思う。

それでも、コムスンのサービスを頼りに生きている人が6万5千人もいるのも現実で、悪質だからとはしごを外すと、いきなり6万5千人が困る…ってコトになるらしい…。準備さえ出来れば、それほど困った事にはならないだろうと言われてもいるが、そうなるであろう…と言う不安を『武器』に、うまいこと『人質』を取っただけのコトはあるな…。

そうした企業体が介護と言う人の心をも扱うサービスに顔を出しているコト自体が問題で、どこぞの知事さんもキッパリ言ってたな、認めない…って。最もなコトだが、現実に人質を取られている以上、相応の用意で望まないと痛いコトになってしまう。

コムスンの人が悪いってワケではなく、コムスンを含めてグループの上の人間とその取り巻きが『悪い』ってのを、誰もが知っていて非難している事がせめてもの救いじゃないだろうか。たぶん、車椅子すら押して歩いたコトの無い連中なんだと思うよ、悪い奴等は…。誰だよ、こんな姑息な野郎に勲章やっちまったのは…。グッドウィルから金貰ってる政治家がいるとしたら、今頃ヒーヒーなんだろうなぁ…。

人質の安全を第一に考えて、こうした企業を排斥出来る様に、誰もが『介護』ってコトを考えて行かなきゃならないのがホントのトコロなのだけれど、人任せ、企業任せ、行政任せ…って感じが強いってのも、ザルの目をくぐられる土壌を産んでしまうのではないかと思うんである…。

キツイ、汚い、臭い、眠れない、恥ずかしい…それら全部が『介護』。だが、誰もが必要とされる時期が遅かれ早かれやってくる。身内の面倒だって、仕方ない…と思うコトも正直あったりするのだが、それらをサポートしてもらう対価を保険からまかなうシステムが介護保険。現実には対価じゃ計り知れないモノがあるのだけれど、それは人と人との心だったり、楽しい、待ち遠しい、信頼ってモノだってある。

だからこそ、机上の空論で、人の心をも含めた部分をないがしろにされた今回の事件に誰もが怒るんである。

そうした怒りに鈍いならば、やっぱり名士であろうともそれは『エセ』だろうし、ストレートに『退場』が最も相応しいだろうなぁ…。法律はどうあれ、人として許しちゃいけない連中だし、見過ごしていい話じゃ無い。

人の心をも踏みにじった胡散臭い企業の名前を冠した球場も、考え直した方が後々良いと思うけど、やっぱり『道徳』よりは『金』なのかなぁ…。


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しらす丼。 | TOP | 悪い連中の会見。 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。