おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

どんと焼き。

2014-01-14 01:35:18 | 我思う、故に書くなりよ。
一昨日かな? 散歩兼リハビリの途中で見た光景。

田んぼの真ん中あたりで、なにやら少し大きな焚き火をしていたらしく…それにしちゃあ、人の数が多く…焼き芋でも焼いて愉しんで…な会でも行われているんだと…。

んで…昨日、やはりリハビリ兼散歩をしながらうろうろすると…道祖神が正月のお飾りで埋まっているのを見付け…

「ああ。左義長だったか…。」

…と、気付いた次第。いわゆる「どんと焼き」「どんど焼」なんて言われる日だったのであるね…。

おじたん。が、幼少の頃(中学生くらいまでかなぁ…)には、地区でもこうした行事が行われていて、木の枝の先に米粉で作られたお団子を刺して集まり、年末年始に使われた「お飾り」を焚き木にして焚き火となった火にかざして焼いて食べる…って事をやっていた。

何時の頃からかは判らないが…そうした行事は行われなくなり、行事を取り仕切る地区のご老人が天に召されちゃったから…とかが理由だとも聞いたが、実際は「ダイオキシン問題」ってのがあって、こうした行事だけでなく、勝手に焚き火しちゃいけなくなったからだとも言われている…。

たまたま見掛けたので、そうした団子を焼いて…ってシーンは見なかったが、おそらくはそうした民間信仰に基づいている儀式が…ってことになるんだろう。

ほとんど見掛ける事が無くなってしまった行事だけれど…意外にも近所に残っていた事がうれしい。まぁ、地区が違うので参加するのがどうなのか定かじゃないが…単に焚き火して…って事でもないだろうから、それなりに儀式としての作法とか進行とかもあるんじゃなかろうかと…。

そうした事が、一切合切切り捨てられて、何も残らない…って事がとても寂しい。

来年は頃合を見計らって、取材しておこうかと思ったりする。「左義長」自体は全国的なもので、珍しくも無い…って事も事実だけれど、地方ごと、地区ごとに様式が異なっていたり、中には「お祭り」って規模のものも行われているとも聞いたので、小さな集まりであっても記録に残しておけば…って事にもなるんじゃないかな。


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