おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

121+242=363。

2009-02-16 21:59:05 | おじたん。的便宜耳机評論。
…ウェストボロウ…ですな…。傷みの少ない左側ですけど…。

知人であるところの、たまに似非クーパーでやって来て、あまりお風呂に入らない事を来る度に自慢するが、それほど臭いわけでもない『妄想の貴公子』が大事に使っていた363なのですが、オークションに出す寸前に外装がボロボロになってしまったので高値も期待出来ない上に、やたらと重いのでなにかと面倒な事になってしまうので…

…おじたんのところで余生を過ごす事にしましたとさ…。

何故にこんな良いモノを使っていたのか知らんが…BOSE好きな人にはたまらないモノでもあったと思います。

121ってフルレンジ・スピーカーに、それようにチューンされたウーファーの242をくつけて出たのが363でして、ウェストボロウってシリーズにありました。今はもう無いと言うか、ここまでしなくても良くなった…ってことでしょうか。今でもシリーズは残っていて、125だっけ? あれなんかちょっとだけおいくら万円しますけど、良かったです。

鳴らし切らないだろう…とは思いつつも、我が家のケンウッドのアレ…別名ソーテックのアレ…とも言いますが、そんなのに繋いで聴いてみると…

…いいですなぁ…。しみじみ…いいですなぁ…。

それまでが101MMとLS-VH7ですから、全然いいですなぁ…。上に乗ってる121だけ鳴らすと、101と変わらない気もしたのですが…時間をおいて聞き比べると、121だけでも満足な感じですし、242と合わせてとなると、豊かな低音はそれほど不自然でも無いし、満遍なく良い感じ…ですなぁ…。

一番の違いは、「なんとなく鳴っている…」って感じではなく「鳴らしている…」って感じでしょうか。「聴き流す…」ってのではなく「ちゃんと聴け…」って音が出ちゃってる感じ。それでいて、どこかトゲのある感じもしないってのは、バランス良いって事でしょうか。

まったく、おいくら万円したんだか知りませんけど、いいですなぁ…。当初、鳴らし切らない…と思っていたケンウッドのアレでも、まる1日FMを流し続けていたら、落ち着いたんでしょうか、従来より少しだけボリュームアップするだけで満足のいく音を出してくれております。スパシーボなプラシーボ効果かも知れませんが、耳が慣れた…ってのとはちょっと違う感じですので…。

音に関しては傷む部分が少ない作りですが、外装は惜しい…。硬質な樹脂が剥がれてしまうので、べろべろ…ならなんとかなりそうですが、パキパキペキポキ…な無惨な事になっております。劣化が進んでくれないと剥がすにも剥がせないワケで、とりあえずヒドイ方は全部剥がして、あらたに軟質な樹脂シートをそれらしく貼って、木目調ではありながらもなんとなくレザー調…な風に仕上げておきました。

242の方には傷みが見られないので、121の方はなんとか左右とも同じ調子に仕上げたいのですけれどねぇ…。隙間でもあれば溶剤流し込んで剥がせるんですけれど…。

まぁ、システム的には不釣り合いなスピーカーではありますけれど、おいくら万円するだけの事はあるわけで、10数年経っていても、より、それらしい音が聴ける様になりましたな。

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