おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

MobioNXの復活。

2006-10-10 07:30:14 | 我思う、故に書くなりよ。
ことごとく不調に見舞われた我が家のPCたち…。

パーツもおいそれと買える身分では無いので、何かあると困るんだが、何かした覚えも無く壊れていく…。

んでまぁ、いつもブログを書いているキッチンのVAIOを直したり、サブのSOTECを直したり…と、やれやれな数日が続いている。手持ちのHDDは在庫が切れたので、これ以上壊れられると大変痛い…。

でもまぁ、これらはHDD乗せ換えてCD入れとけばなんとなく直る。そういうもん。その後のアップデートが延々と続くので、嫌気がさしてはくるんだけれど、それ以外に面倒な事はあまり無い…。

そんな最中、壊れて数年…経ったモバイルPCがそのままになっている事に気付き、これをなんとかしてみようかと…。

NECが昔出していたA5サイズのPCで『モビオNX』とか呼ばれていた。そこそこ売れたらしいが、他社のモバイルPCの方が人気があったみたいで、人気はあったのだけれど、マイナーって感じ。発売当初は別のPCを買ったばかりだったので、手を出さなかったのだけれど、数年たって『投売り』『在庫処分』が始まったので買えた次第。

とは言え、小さいだけに出来る事は限られてるし、あって当たり前なUSBが無かったり、スペック的に厳しい時代に入っていたので、PDA的に使って遊んでいたのだが、HDDがあっさり壊れちゃったのでそのままお蔵入りとなっていた。

もっと正しく言えば、購入直後の状態戻す作業が非常に面倒で、純正品の周辺機器とか揃えないと、それすら満足に出来ないんである。まぁ、当時はそんなのが当たり前でもあったワケ。

面倒ながらも、リカバリー作業に何度かトライはしているのだが、CDROMが途中で認識出来なくなったりするもんだし、純正品なんかとっくにディスコン商品だし、もうだめ…な雰囲気が漂っていた。

でもまぁ、今の時代、こんなに小さなパソコンも無いし、あった所で買えもしないんだから、有り合わせでなんとかなるなら面白いかも…と思って、数日間の家宅捜査の末に、揃えられるものは揃えて、再チャレンジ。

とりあえず、壊れたHDDを抜き、使える容量の大きな物と交換。これはまぁ、それほど難しくは無い。次に、外付けCDROMを探して、DOSで使える用にしないと…。まぁ、リカバリーするのに必要なFDが2枚ほどあるのだが、これに細工をしないといかん。細工と言っても、起動FDの記述を変更するんだけれど、これが面倒で、パソコンなんてのは人間が便利で楽に生活していくための道具なのに、なんでこんなに面倒な事しなければならん…。

とか、覚悟を決めてがんばろうと接続したら、なんだかあっさりとそんな苦労をしなくても使える状態になった…。日立の外付けCDROMが実はパナソニックのOEM商品で、同じタイプの物をNECが純正品としていた様子。まぁ、中身は一緒だったのが10年近く経って判明したってコトだな…。あの頃気付いていれば…。

でまぁ、とりあえず、買った直後の状態に戻す事には成功。

だが、OSがWin98なもんだから、本来は調子が良いはずなのに、なんだかかったるそうに動いているんである。かと言って、XPは余ってないし、SEやMe入れても代わり映えしないだろうから、2000を入れてみる事に…。

結果、入らない…。途中でCDROMを受け付けてくれなくなる。

うむむ…。実に難儀だ…。HDDにコピーしても途中でこけるな…。

おお。途中から2000で認識できる外付けCDROMに変えれば良いんじゃ…?

そんなモノまで持っている所が怪しいんだが、パナソニックのドライブと途中交代してやると、2000で使えるスペシャルな情報をよこせ…的なメッセージが出て来て、ここで要求を蹴っても先に進めないんで、FDで入れてやると、先に進んだ…。

おおお。2000のプロが入ったぞ…。かつてない進捗状況…。

MMX200の脳みそに、96MBの引き出ししか無いが、OS自体はなかなか軽く動いている。ネットに繋げられて、メールでもやり取り出来ればそれでいいマシンなので、ワードだのエクセルがビュンビュン動く必要も無い。カードスロットが1つしか無いもんだから、同時にあれこれやるのも結構ツライ。

ジョルナダで720でブログ書くよりは楽かもなぁ…。

昔は、こうした小さいPCも沢山出ていたのだが、PDAの台頭で消えていき、そのPDAも衰退してしまい、小さいとは言ってもかさばるノートPCが主流となってしまった。最近、ケータイと融合したPDAみたいなのが流行ったりもしているが、あまり大きな市場になるとも思えず、またPCが小さくなり始めていたりもするが、それも同じじゃないかと思うが、まったく無くなって消えてしまうのはやはりつまらない。

しめしめ…。こりゃなかなかいいぞ…。予備のバッテリーも補修用のジャンク筐体も見付かったので、暫くはそこそこ楽しめそうだ…。

無線LANも調子よく、せっせとアップデートに勤しんでいるが、非常に安定しているところが味噌だな、これ。

XPも入れてみたが、ライセンスの関係で認証はしてくれないので、実用にはならんが、まぁ、もっさりとは動いた。圧倒的にRAMは足らないのだけれど、そこそこ動いているのには驚く。逆に、98とかSEとかでは苦しい…って感じが時々あるのはなんでかな? 

てなワケで、MB20CUVV4はWindows2000 PROとなって復活。
デジカメのフォト・ストレージにしても良さそうだな。TFT液晶だし。公衆無線LANから転送も可。NTFSにするとハイバネーションしないな…。ちょっと研究の余地はあるな…。

昔は、こうしたPCの『指南書』みたいなサイトがいっぱいあって、参考にしていたのだけれど、それもかなり減ってしまった。まぁ、それが世の流れ…だから致し方ないのだけれど、さびしいなぁ…。でも、昔はそれらを参考にあれこれやっていたつもりだったのだけれど、成し遂げるコトが出来なかった。なんでまた、急にあっさり出来ちゃったのかな? 熟成がPCにも人間にも必要だったりして…。

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