アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

首の皮一枚…

2021年01月03日 | Weblog
    高齢者が冬季に注意しなければならないのは、「脱水症」だという。確かに、水分摂取量が極端に減っています。あと、私が身をもって危ないと感じるのは、「ウインターブルー(冬季鬱病)」です。
 寒いので、体が動かない。気分が落ち込む。さらに、鏡を見ようものなら、皺だらけの自分が映っている…もう、奈落…。なぬ?「髪も大変なことになっているんだろう」って?そ、そこに触れると、自虐ネタになりますから…。

  いつぞやは、私の顔の上をハエが歩いておりまして、なかなか飛び立たない。おかしくて微笑んだところ…なんと、たまたまハエの足が1本、私の顔の皺に落ちた!おかしくて笑ったもんだから、皺に捕らえられハエが飛び立てない。ハエは、必死で逃げようと羽をばたつかせましたが、私の笑いは、大笑いに変化したためハエの足はさらに深みにハマった。
 顔の皺でハエを捕まえた男…地球人類77億人の中でも、そう多くはないでしょう。日本でも20~30人ぐらいしかいないかも。
 冬季はハエがいないので、顔の皺でハエを捕まえることはできない。冬に笑い皺でハエを捕らえられたら、「ウインターブルー」を解消できるほど笑えるのですがね。
 
 さて、ウインターブルー…
 数年前、「箱根駅伝」と背中に文字が入ったグラウンドコートを入手。で、自慢げにそれを着用し、小田原の鈴廣という蒲鉾屋さんの前で応援しました。
 そのグラウンドコートのファスナーを途中まで上げて車に乗り込みまして…運転しながらファスナーを一番上まで上げようとしたそのとき!
 「イテテテテッ!」
 私の首の皮は、皺々(しわしわ)でたるんでいるものですから…ファスナーが首の皮を食い込んでしまったのです。強く引き上げたり、下ろしたりすると、首の皮がちぎれ、大量に出血する!
 なんとか車を停め、助手席のカミサンに助けを求めました。カミサンとて、首の皮をファスナーに食い込ませた運転手を助けた経験などあるはずもない。
  30秒後…出血することなく、ファスナーから首の皮が救出されました。

 で、最近は…フリース、ブルゾンなど首までファスナーを上げる衣服の場合…しょっちゅう、「首の皮を食い込んでしまう」ようになっています。痛いですよ。でも、今のところ「首の皮がちぎれる」という事態にはなっておりませんで。
 こんなことをしているうちにウインターが去ってくれると…ブルーを意識せずに過ごせるのですがね。う~ん、結局、自虐ネタであったか…。

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