オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

前野隆司&由佐美加子『無意識がわかれば人生が変わる』

2021-10-28 | おすすめ本

前野隆司さんと由佐美加子さんの対談本『無意識がわかれば人生が変わる』を読みました。
由佐さんは「メンタルモデル」という人間の根幹にある無自覚な信念を4つに分類して初めて紹介した人。
この本は、由佐さんと前野隆司さんという慶應義塾大学で教授をされている方が対談という形で出されたという本です。


由佐さんと天外伺朗さんとの共著『メンタルモデル』は以前に読んだのですが、そのユニークな視点に驚くとともに自分自身と向き合うための手引き書としても有効活用させてもらっています。


人生っていろんな出来事が起こるけれど、結局自分の人生はすべては自分というフィルターで認知されている。
視力2.0と視力0.1の人に見える世界が違うように、フィルターが違えば同じ出来事を体験してもその捉え方は変わり、そこからの動きも変わるので人生は180度違うものになることもある。


今の人生を「生きにくい」と感じる理由は、結局は自分が作り出した「怖れという魔物」と自分が戦い続けているから。魔物から守ろうとして作り上げた城壁はどんどん高くどんどん険しくなって、いつの間にか自分を飲み込んでしまう。
そしてその戦いがどうにも手に負えなくなった時、潜在意識は病気や挫折という形で「それは違う」と教えてくる。


魔物と戦うのはもうやめたほうがいい。
というか、そもそもその魔物は存在しない。


無意識下にプログラミングされたOSの自動制御を止めて、そろそろ自分自身の人生を生きないとね。
由佐さんはそれを「分離から統合へ」というプロセスと紹介されているけれど、統合へ向かう生き方はおそらくとても快適で安心感の漂うものだと思う。


現実は無意識というフィルムが映し出した映画のようなものだと言う人がいる。
現実をなんとかしようと躍起になるのをやめて、無意識に組み込まれたフィルムを取り替えれば現実は変わる。
そんなことを思い出した本でした。


興味ある方は是非ご一読を。