オレンジな日々

広島在住のシンガーソングライター&ピアニスト
三輪真理(マリ)のブログです。
音楽大好きな日常を綴っています。

佐野元春&コヨーテバンド秋ツアー in 広島クラブクアトロ(ネタバレあり)

2014-11-08 | ライブ・コンサート

今日は楽しみにしていた佐野元春のライブでした(写真は公式Facebookページより)。
佐野さんの生ライブはホントにもう20年ぶりくらい。同じく佐野ファンのセイウのボーカルakiちゃんは初生ライブらしく、二人とも興奮して迎えたライブです。
ライブは、もうカッコ良すぎて・・・溶けました(笑)。
軽くライブレポします。


佐野元春&コヨーテバンドのメンバーは佐野元春(Vo&Gt)、小松シゲル(Dr)、深沼元昭(Gt)、藤田顕(Gt)、高桑圭(Ba)、渡辺シュンスケ(Key)。

渡辺シュンスケさんはSchroeder-Headzとしてもファンなので、私としては二重に美味しいライブでした。


コヨーテバンドは佐野さんが2005年に結成されたバンド。
MCの中で佐野さんがこのコヨーテバンドをバックバンドというよりも自身のバンドとしてとても大事にしている様子が伺われました。サウンドにまとまりがあって、全員がコーラスが出来て、なんというかハイセンスなロックバンドだなーという印象です。
パワーとセンスというのはとかく相反するものになりがちなんですが、このバンドではその2つが絶妙なバランスを保っている。すごいバンドだと思います。


バンドはまだツアー中なので、内容を知りたくない方はここから先は見ないで下さいね。


ライブは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」から始まり、デビュー当時の曲から未発表の新曲「君がいなくちゃ」「優しい闇」までアンコール3曲を含めて全19曲。
2時間半ノンストップのオールスタンディングライブでした。


佐野さんのパフォーマンスの素晴らしさは、曲間のMCにも一切手を抜かないところ。
普通は息切れするでしょう・・という場面でも涼しい顔です。
アップテンポの曲からミディアムスローな曲まで、あの独特の声と歌い方で会場を包み込んでいました。
ステージを動き回りオーディエンスを乗せ、どこまでも自然体なのに計算し尽くされた動き。


私はとくに佐野さんのあの「曲の締め方」にめっちゃしびれていました。
akiちゃんは、その後の生「どうもありがとう!!」にもういちいち溶けてました(笑)。
akiちゃんに「今度のライブであれを真似してみて!!」って言ったけど「いや~~むりむり」だそうです。
私はピアノ弾いてるから無理だしね。
あれはきっと佐野さんの専売特許です(笑)。


年が明けたら実は佐野元春のコピバンをやろうって話がギタリストのKonちゃんことSmoky Kondoさんから持ち上がっていて、渡辺シュンスケさんの鍵盤をガン見していた鍵盤担当の私です。
シュンスケさんのセットはキーボード2台とハモンドオルガン。
やっぱり2台は積まないと無理かなあ。まあ、頑張ります。


とにかくいちいちため息が出続けるステージング。
佐野さんのパフォーマンスはフロントマンとしてもいろいろと勉強&反省させられるライブでしたね。
このパフォーマンスをこの距離で見られる素晴らしさ。
会場で一人も知り合いのバンドマンに会わなかったのが残念で仕方がなかったです。
みんなもっとライブを見ようよ!!


私としてはとりあえずあの100分の1でもライブで表現できるように、頑張ろうと思います。
とかく忘れがちなハングアウト(ライブを観に出かけること)の大切さ。
人はとかくどんどん楽な方へ楽な方へ流れがち。自分を戒めるためにも大事な時間でした。


さて話は前後しますが、お昼は「ホノルルの日」のイベントを見に広島駅近広場エールエールに行きました。
昨年は広島メッセンジャーとしてこのイベントの司会をしたんだよねーと不思議な気分でした。
国際交流課の皆さんにも会えて懐かしい気持ちになりました。もう1年経ったんですね。
昨年好評だったヤシの木のほかに今年はのぼりも立って、最後まで盛り上がっていました。
限られた予算の中で、イベントをなんとか盛り上げたいと思う国際交流課の部長さん始めスタッフの方々のご尽力がそこここに見えて、なんだか温かい気持ちになれました。


こういうイベントに関わって、知ってる方たちが増え、つながりが増えていくたびに、どの人もホントに頑張っておられるんだなあってつくづく思います。イベントにお客さんとして参加するだけでは知らなかった裏方さんたちの努力や苦労っていうのは、そこに関わってみて始めてわかることですね。


明日も各地でイベントが開催されます。
開催スタッフの皆さんホントにご苦労様です。どのイベントも無事故で開催できますように。
みなさん頑張って下さいね!!