新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

変通星の意味「食神」

2008年10月05日 |  四柱推命(変通星の意味)
食神は女性の星であり吉の星です…衣食住の福禄の星で人気の星でもある。
男性がこの星を持つと吉面が55%、女性の場合は吉面が95%となります。
女性の星ですので、女性の方が吉面は多く生じます。
しかし、食神を壊す偏印と出会うと食神の良さが壊されてしまいます。
11個ある天干星の中で神が付く星は食神だけです…食神には「衣食住」の福禄の神が付いているという意味があります。
食神の象意には衣食住・飲食・健康・安定・生命・遺産・保守・色気・発情・弛緩・過剰・子供・部下等の意味があります。
ですから、食神を持つ人は人生において食べる・着る・住む事にあまり苦労しない傾向があります。
不思議と周りから与えられたり、愛されたりするので、自分で汗水流す必要が無いのですね…その結果として、傍目には緊張感もなくのんびりした性格に見える様です。
また、食神を持つ人は平和主義で争うのが嫌いなため、自分をあまり主張しない傾向があるので、何を考えて居るのか分らないところもあります…比肩が強ければ別ですが…?
そして、食神には生命力という意味もあるので、女性がこの星を持つと母性愛が豊かとなり、沢山の子供を産んでも包み込むようにして育てることも出来る様です。
とにかく愛情豊かな食神は、目に見えない感情の世界も豊かで、豊かな情緒の世界を醸し出しています。
まるで桜の花が咲いたような春の様な雰囲気を持ち、この星を持つ人は無から有を生みだす様な創造性を持っています。
のんびりした受け身の性格ゆえに、時として行動が遅くなったりリーダーシップを発揮することが出来ない場合もあるので、男性がこの星を持つと優し過ぎて大黒柱としての責任を果たしにくい場合も出てきます。
女性には良いのですが、男性には強さに欠ける傾向もあります。
また、食神という受け身で愛情豊かな面が凶的な側面として表れると、男女共に貞操観念が薄くなり、時には男女関係がルーズになる場合もありますので、年回りによっては注意も必要です。
新栄堂
コメント (77)
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