人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

沖縄は公職選挙法特区?

2007年03月22日 | 政治
 私は沖縄にハマッテ、1年に3回訪れたこともあります。しかし、最近はなかなか沖縄を訪れるチャンスがなく、久しぶりに仕事で沖縄に行ってきました。遊びに行くのとは違って、仕事で行くと今まで見ていたのとは違った沖縄の側面が見えてきます。その一つは選挙です。

 沖縄は、参議院の補欠選挙をひかえています。街にも補選予定候補者のポスターが目立ちます。
 まず、目に飛び込むのは「違法」ポスターの多さです。本土でも電柱や道路脇の鉄柵に貼られたポスターを時々見かけますが、沖縄ではこれは当たり前。道路の電柱1本ごとにポスターがくくりつけられています。さらに、本土ではほとんど見かけないのが、道路と歩道の間の鉄柵につけられた横断幕。予定候補者の名前を大書した派手な色の横断幕をあちこちで見かけます。
 地元の人に「あれって完全な公職選挙法違反ですよね?」と指摘すると、「沖縄は公職選挙法特区ですから・・」と冗談交じりで苦笑していました。

 もう一つの沖縄のポスターの特色は、姓ではなくファーストネームを片仮名で大書したものが多いこと。「ミノル」、「スエコ」、「タケシ」と赤や黄色で書かれています。これは、沖縄では、比嘉とか仲宗根とか上原とか同じ苗字が多いのと、高齢者には片仮名の方が分かりやすいので名前を片仮名で書くのが慣例になっているようです。

 ある人は、こんなことも言っていました。「沖縄では選挙は一大産業だから・・」保革の対立の構図、内地との経済的格差、基地問題と沖縄には政治的な関心を高く持たざるを得ない様々な要素があるのです。

 もともとは自身も民主党の市議であり民主党の国政候補だった夫を持つ自公推薦の候補者と野党が共同して推す連合沖縄の会長が激突する沖縄の参院補選から目が離せません。

 


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