人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

子どもが生きる地域社会を考える

2006年08月02日 | 政治
 1日、民主党本部でシンポジウム「子どもが生きる地域社会を考える-子どもの居場所づくりとNPO-」が開かれました。
 よく知っている奈良NPOセンターの仲川さんが事例報告を行うと聞いて私も聞きに行きました。
 仲川さんは、奈良で「もうひとつの学び舎」事業と言うのに取り組んでいます。
 仲川さんは、子どものための事業を通して、地域の人的資源が掘り起こされ、ネットワークができていくことで地域再生につながっていくと説いています。
 また、「子どもは社会の鏡」などと言いますが子どもに起きている問題は社会が抱えている問題の投影だとも述べていました。
 同じようなことは、別のパネリストの臨床心理士の三沢先生も言われていました。
 三沢先生は「子どもの問題は親の問題」とはっきりと言われていました。
 子どもの問題を解決するためには、子育てを押し付けられ孤立した母親を社会全体が同支援していくかという問題なのです。
 三沢先生は、こうも言っていました。
 「地域に助けられた人は、余裕ができたら今度はきっと地域のために役に立とうとするはず。」
 子どもは地域、国の宝。母親一人に子育てを押し付けるのではなく、地域全体、社会全体で子どもを育む、そんな社会の仕組みづくりが求められているのです。


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