人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

「政党シンクタンクの現状と展望」

2006年08月06日 | 国会
政策空間とヤングライオンズの共催セミナー「政党シンクタンクの現状と展望」に行ってきました。
発表者は、日本のシンクタンク研究の第一人者の鈴木崇弘さん。鈴木先生には、一新塾
http://www.isshinjuku.com/)を通してご縁を頂いて以来、薫陶を頂戴しています。
シンクタンクをめぐる論点を包括した発表はさすがです。
鈴木さんは、単なる研究者ではなく、「日本にも民間非営利独立系のシンクタンクを!」をライフワークとして、自ら東京財団の設立に参画するなど、実践している故に、発言にも説得力があります。
現在は、自民党のシンクタンク2005・日本の代表理事を務められています。
政党シンクタンクという新しい動きに、これまた自ら身を投じておられます。
討論者として鈴木さんに対峙したのは初代「政策空間」編集長の佐々木孝明さん。政策秘書試験組の畏友です。佐々木さんは松井孝治参議院議員の秘書として、民主党のシンクタンク「プラトン」の設立にも深く関与していただけに、自民党シンクタンクの現状について鈴木さんに鋭く突っ込みます。
資金の問題、党運営や議員との関係、鈴木さんも言いにくそうですが、現実に直面している様々な困難がにじみ出ます。
「文句言っていても仕方がない。できるところからやっていくしかない。」、「小さく生んで大きく育てる。」、「政策インフラを整備できるかどうか、日本の民主主義が試されている。」
鈴木さんの、自ら「現実的理想主義者」と語る姿勢には拍手。
そうです。民主主義は与えられるものではなく、作っていくものなのです。

* 私も投稿している「政策空間」はコチラ 
http://www.policyspace.com/


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