人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

酒屋が酒を買う?!

2010年03月25日 | 政治
先日、酒小売店主の皆さんと意見交換をする機会がありました。
お酒については、酒税を担うものであり、かつ依存性の高い特別な商品として位置づけられていますが、量販店による安売りが広範に行われていることが問題視されてきました。これに関して、実例を示されて、正直、驚きました。

ある酒店に送られてきた卸問屋からの見積書には「貴社ご要望に添えるよう、出来る限りの配慮をさせていただき、下記のとおり、お見積もりをさせて頂きました。」とありますが、そこに記された値段は、たとえば、サントリー角瓶(700ml)1本の卸価格は1,110円となっています。しかし、量販店Aの広告の小売価格は1,048円、量販店Bは1,050円となっています。いずれも卸価格より小売価格の方が安いのです。

ウィスキーは、まだ、ましな方で、ビール類にいたっては、酒屋さんが軽トラで量販店に乗りつけ酒を買って、それを自分の店に並べるのが常態化しているとのことです。量販店のバイイングパワーが強いことは理解しますが、これは度を超えている気がします。国税庁酒税課や公正取引委員会ともよく話をしていきたいと思います。

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